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ある冬の真っ暗になった夜8時頃、コンビニエンスストアーで肉まんを買い食いしている泥んこのユニフォームを着た野球少年を思い浮かべてください。皆さんはその少年を見て何を思いますか?「夜遅くまで大変だな…。でも一生懸命練習して将来は甲子園(プロ野球選手・メジャーリーガー)をめざせよ!」と応援する(プラスの感情をもつ)方が多いのではないでしょうか。 ところがです。 同様にある冬の真っ暗になった夜、コンビニエンスストアーで肉まんを買い食いしている塾帰りの少年を見たら皆さんはどう思いますか? 「自分の時代はこんなことはなかった。」 「今の日本はどうなっているんだ。」などのマイナスの感情をもつ方が多いのではないかと推測します。 野球少年への感情と同じように 「将来は開成(東大)をめざし、光り輝く未来を手に入れろよ!」と応援する方は少ないのではないでしょうか? どうしてなのでしょうか? それは「勉強=辛い」という誤解をしている方が多いからだと思います。勉強は元来、楽しいものです。知識を吸収するのも、成績が伸びていくのも、他人から評価されるのも、すべて楽しいはずです。野球なら全打席三振だった子がヒットを打てるようになれば誉められる。でも勉強は0点の連続だった子が20点になってもまず誉められない。(親というのは不思議なものです。我が子が赤ちゃんだった頃は「パパ」「ママ」の一言で飛び上がって喜び、ヨチヨチ歩きで大称賛をしたのに、大きくなると多少の成長では評価しなくなるのですから…。) 趣味やお稽古は辛くなれば止めることができます。上達しなければ他のものに切り替えれば済みます。でも受験は避けることができません。中学受験・高校受験の違いはあれど、必ずやってくるのが受験です。 できないから苦しいのです。評価されないから伸びないのです。誉められないから辛いのです。どうせやるなら「本気で」思い切り努力し、“楽しい”受験をしましょう。 学校に選ばれるのではなく、「こちらが選んでやる」くらい成績を上げましょう! 私は考えます。「あの時ああしていれば…」そんな思いが親子に残ってしまうことが後悔する受験だと。そんな後悔は絶対にさせたくありません、させません。個々の夢を必ずかなえたい…。子ども達は鉄砲の弾ではありません。何発か撃てば当たるだろうというものでは決してないのです。「いまその子にしてやれることは必ず実行する」これが私の考え方です。指導(集団・個別・個人)、講演、取材等のお問い合わせはお問い合わせフォームよりお願いします。
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