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険しい山の山頂をの頂を目指し彼は歩を進めました。見渡せばいつの間にか無機質な岩ばかりで山頂を目指すのは至難の業のように思えました。乾ききった岩山の山頂から大量の水が轟音と共に流れ落ちていきます。人はそれを川と名づけました。その激流の底に黄金に輝く財宝らしき物を彼は見つけました。彼は自分の目的を投げ出し、その川底に眠る黄金の財宝に懸命に手を伸ばしました。しかし、あまりにも無情な、その激しい水の流れに、ことごとく差し伸べた、その手は弾かれていくのです。なかなか財宝を諦めきれないでいると、向こう側の川岸にいる一人の見知らぬ男が彼に向かい こう叫びました。「そこでは無理だ!流れが速すぎる。もっと下流に行くんだ。下流に行けば流れが緩やかになる。知っている者たちはそこでまっている」彼は長い夢から目を覚ましました。これは僕のみた夢のお話です。しかしこの夢から数日後、不思議な体験をします。丁度、満月の夜でした。一瞬にして月とわたしを隔てる境界線が消えたような感覚でした。月と一体となった感覚は、リアルとしか言いようが無く、それまで自分が見てきたものが何だったのかと疑いたくなるような感覚です。膨大なメッセージのようなものが体中に流れ込んできましたが、それがなんであるのかは解りません。それからというもの、わたしを見る周りの見方はなんら変化はありませんでしたが、わたしから見る外の世界はすっかり様変わりしていました。わたしは存在はしてはいますが、わたしを定義しているものなど、どこにもありませんでした。絶対の安心感とすべてはいまここに存在しているという実感だけがありました。わたしから伝えたいのは、すべてはこの場所から始められるという絶対的自由の選択です。少しでも多くの方にブログを通し選択できる自由や喜びを伝えていけたらと、ただのわたしは思うのであります。みなさんと共に。
テーマ: 小説
テーマ: タイムラインまとめ
テーマ: 日記
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