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映像字幕翻訳の仕事をしているアラカンの Kim です。57歳の時に勉強を始め、59歳でトライアルに受かってデビューしました!超、超、超、遅咲きの翻訳者ですが、長い人生経験のおかげか、デビュー以来順調にお仕事を頂けているので、今だから良かったのかもと思っています。大学を卒業してからは、ずっと教育畑を歩んできました。専攻が英語教育学で、高校の英語教員として約20年間、大学や語学学校などを合わせると、40年間英語を教えてきました。(途中5年間アメリカで生活)文法や長文読解をずっとやってきたので、翻訳もできるのではないかと思って勉強を始めてみたものの、そう簡単ではありませんでした。プロになった今でも、特に映画やドラマは今どきの口語英語なので全然知らない言葉使いや表現が出てきて、時にはいくら調べても分からないこともあり、まだまだだなあ、といつも思い知らされます。でも、とにかくやってて楽しい!!これが一番です。調べてもどうしても分からないことがあっても、流れで考えたらこれがピッタリ!という日本語が出てきたり、長い文をたった数文字の日本語にうまく落とし込めた時の感激ったらありません。4日~10日の短いスパンでひと仕事終わるのも、気が短い私には向いていました。定年をきっかけに、別の仕事を始めたり、すっぱり仕事を辞めて趣味の世界に浸ったり、第二の人生のスタートはそれぞれだと思います。私も、アラカンになってから全く違う世界に飛び込んで、一生ものの楽しみを見つけることができました。これは、私がアラカンとなってブログを始めたことから翻訳者になるまでとその後をつづったチャレンジの記録です。同じような方と励まし合ったり、これから目指す方への参考になったりできればうれしいですし、ぜひ情報交換できればありがたいと思います。*前タイトル『ミセスからのチャレンジ』から変更。<これまでの経歴と作品>1983年、千葉大学卒業、結婚(早い!)埼玉で公立高校の教諭となる。1988年、夫の赴任に伴い渡米、ロータリー財団奨学金を得てニューヨーク大学教育大学院に入学。1990年、第一子(長女)出産。ニューヨーク大学大学院修了(TESOL修士号)1992年、カリフォルニアに転勤。第二子(長男)出産。翌年帰国。帰国後は、自宅でECCホームティーチャーをしたり、私立大学や専門学校、高校で非常勤講師をしたりしながら、子育てに励む。2005年、教員採用試験を受験して合格、正教員に復帰。2017年、公立高校の教員として勤務しながら母の介護をする。介護休暇が取れ、思い立って「フェロー・アカデミー」で映像翻訳のクラスを取り始める(初級~中級通信)。2018年、高校の教員を早期退職。神田外語学院で非常勤講師をしながら、本格的にフェローの字幕上級クラスに通学。2019年、字幕上級特別ゼミに進級。春、数社のトライアルに合格し、夏ついに映画の字幕翻訳でデビュー。英検1級、TOEIC955点。【字幕担当作品】映画:『フィードバック』『スキン・ウォーカー』 以上「未体験ゾーンの映画たち2020」にて上映『ザ・ビーチ』『サバイバル・シティ』 以上「未体験ゾーンの映画たち2022」にて上映 他 DVD作品など計13本ドラマ:『ブラッキッシュ』(ディズニープラス・スター配信中) 他 Netflixドラマ4本ドキュメンタリー映画:「アジアンドキュメンタリーズ」作品20本以上その他、リアリティー番組・コメディー・映像特典など多数。
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アラカン
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