成績を上げる個別指導学習塾／グロース・アカデミー

[はじめまして。この度ご縁がありまして、本年4月よりグロース・アカデミーの塾長に就任する事になりました、松金俊英でございます。

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先ずは、私のプロフィールから、生まれは、極寒の北海道北見市です。父は国鉄のSLの機関士でしたが、34歳の若さ事故で殉職致しました。その後は母１人に育てられました。母一人子一人の母子家庭です。中学のとき北見から札幌に引っ越して参りました。豊平区の月寒中学から札幌月寒高校に進学。その後は東京の私学、法政大学に進みました。

受験に関しては、自分自身も浪人もし、結構苦労しまいた。また私自身、理系の単科大学大学の男子を抱えております。今年４年で就活中です。子を持つ親としては、保護者の皆様とご同輩だと思っています。

最初に、私自身の塾との受験の関わりのお話させて頂きます。
私の中学時代、札幌市内の普通科の公立高校は、東、西、南、北、旭が丘、開成、啓成、月寒　以上という状況でした。中学校の学年上位にいないと公立そのものに入れない時代でした。ですから高校のクラスメートには、中学浪人がいました。当時は中学浪人が社会問題となっていました。その後「15の春を泣かせない」という合い言葉で、札幌市内に沢山の公立高校が作られ、現在に至っています。

なお、私と言えば中学３年生で私は、当時スパルタ指導で有名な塾に通っておりました。当時の塾長先生は、高級ベンツに乗っており、竹刀を持って教室を巡回していました。夏期講習で朝の９時〜夜の１１時迄ひたすら、ドリル、練習問題を解いた記憶はあります。何せ塾長先生が竹刀をもって巡回している訳ですから、それはもう怖かったです。

そのかいあったてか、公立の札幌月寒に入学できたのですが、急な詰め込み勉強の反動で、勉強に関しては一度燃え尽きてしまいました。付け焼き刃は必ず反動がきます。

しかしながら、塾講師の今となっては、中学時代のこの塾で経験は、私の宝物となっています。
具体的には、どういう事かと言いますと。先ず、第一に、成績を上げてもらい志望校に入れてもらった事、第二に、当時の私には、家庭でも学校でもなく、塾が自分の居場所であった事です。思春期の子供たちにとって、塾は、家庭、学校、部活　と並ぶ居場所になりうるという事です。少なくとも私にとっては、塾が居場所でした。

ただ、急な詰め込み勉強で、一度燃え尽きてしまったのも事実ですので、私は、塾を運営するにあたりグロース・アカデミーを、一人ひとりの生徒達に、解るまで丁寧に、しっかり時間をかけて個別指導を行って行く事を決めました。
ですから塾では、宿題もあります。確認テストもあります。居残り授業も有ります。定期テスト特訓もあります。そこは愚直に指導してまいります。一番大切なことは、子供達に学習の習慣を身につけさせる事です。ちゃんとした学習習慣は一生の財産になります。

学習習慣に関しては、私の家族に手本がおります。誰かと言いますと私の家内。高校では、理系クラス唯一の女子だったそうです。ですから高校のクラス会に行っても家内以外は全員男子。今言うリケジョ（理系女子）です。大学は薬科大で、現在、札幌市内の調剤薬局で管理薬剤師をしています。家内は、今でも新しい薬の勉強を欠かしません。薬の世界は日進月歩、新しい薬がどんどん出て来ます。家内に言わせると勉強しないと、現役の薬剤師ではいられないのだそうです。顔を洗う、歯を磨く、と同じ様に涼しい顔で、本を開きマーカーを手に勉強をしています。

話を戻します。私は、高校受験の燃え尽き症候群から回復するのに時間かかりまして、浪人して東京の私大、法政大学社会学部に入学いたしました。
就職志望は、学校の先生でした。教職を取ったのですが、結局は先生にはなれませんでした。何せ、文系一般大学卒でなれる社会の先生は当時「足の裏に付いた飯粒」と言われたものです。その心は「取っても食えない」というものです。

結局、教師にはなれず、大学を卒業し、IT関連の仕事につきますが、どうしても教育に携わる仕事がしたく東京から札幌に戻り、塾の経営をはじめたのが６年前です。
少しまわり道をしましたが、先生一筋の方とは違い、民間の会社で色々な苦労と経験をした、私ならでは指導もあると考えております。もちろん塾ですから、生徒の皆さんの成績を上げるのは当たり前ですが、私ならでは指導もあると考えております。

実は、私には目標となる先生がいます。それは中学時代通っていた塾の先生。
中学校の先生では有りません。実は私、中学の成績はひどいものでした。中学の先生からは、ハッキリ公立は無理と言われました。
その中で、塾の先生に出会いました。入塾のため母と私と３者面談した際、先生は「絶対公立に入れる。俺が教えるのだから間違いない。」と言い切りました。そして「優等生より、お前みたいなのが、教えて一番面白いのだ。」と言われました。某塾のCMじゃないですが、私の「やる気スイッチ」がONになった瞬間でした。そして結局私は、短期間で偏差値を18あげる事になります。この中学時代の経験は、やれば出来るという成功体験として、今の私の財産になっています。

私は、今、これから私と関わる全ての子供たちに、この志望校合格という最高の達成感を味わって欲しいのです。グロース・アカデミーとの関わりが、その子にとって、良い思いでとして一生記憶されるのでしたら、これに勝る喜びはありません。

そしてグロース・アカデミーを、いつまでも子どもたちを一番に考え、常に勉強で悩むお子さんの味方であり続ける、そして何かあったときはいつでも帰ってくることができる、そんな「我が家」のような塾にしていきたいと考えております。

長文におつきあい頂き、有り難うございました。
今後とも末永くおつきあい頂きたく、何とぞ宜しく願い申し上げます。

2015年2月
グロース・アカデミー塾長　
松金俊英