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生まれたその瞬間から寂しい―。なぜかずっとそう感じていました。 現実世界でも、心の中でも 、ずっと 「ひとりぼっち 」 という感覚がありました。子供時代は、 引っ込み思案で自信がない子。 心の中ではたくさんのことを感じているのに、声に出して言えない。 寂しさは怒りとなり、 どこか大人びた、ひねくれた子になることで、声にならない気持ちを表現していたように思います。唯一の逃げ場所は、心の中の世界。そこはとても自由で、 空や風、 イマジナリーフレンドとお話しするのがとても楽しかったことを覚えています。 いつしかそれを文章で表現するようになり、 詩や作文を書くことが私の唯一の取柄となりました。そんな私も、 成長するにつれてリアルな世界に直面します。「周りの子たちは、 現実に見えている世界だけで生きている 」ということを知り、 「ヘンな子」認定されないように、できるだけ目立たないように、「普通の子」を装っていました。空想の世界を封印し、 現実世界になんとか自分を合わせながらも、「なぜ私はこんなに生きづらいのだろう?」と悩む青春時代を過ごします。大学卒業後、 就職・ 結婚・出産を経験。 出産直後、ホルモンバランスの乱れから情緒不安定になり、 消化しきれていない幼少期の寂しさがぶり返しました。辛さに耐えられず、 初めて母にこれまでの思いをぶちまけました。「なぜいつも怒っていたの?なぜ褒めてくれなかったの?寂しかったのに 。私が生んだ子供たちのように、たくさん褒めてかわいがってほしかった」 長年ため込んでいた思いを泣きながら 吐き出したことで、 心が少し楽になりました。その後、子育てをしながらライティングを学び、フリーライターとして独立。 好きだった文章を書く仕事に就けたことに喜びを感じながらも、 自分の個性が発揮できないことにモヤモヤしていました。さらに、コロナ禍の閉塞感でストレスが溜まっていく環境の中、「私の人生、本当にこれでいいのかな?」という疑問が強くなっていきました。そして私の考え方を変えた大きなきっかけが、自身の新型コロナ罹患でした。「このまま何も成し遂げないまま死んだら後悔するな。なぜ今まで気づかなかったのだろう 」 と、高熱と頭痛で朦朧としながら思いました。その後 1 カ月半続いた後遺症を経て、自分がやるべきことが明確に見えてきたのでした。まずは、 私の中に残っている「寂しい子供の私」をどうにかしなくてはいけない。 そう思い立ち、 さまざまな心理療法やセラピー、 カウンセリング、 ヒーリング、占いなど、自分を癒すための方法を模索しました。そんな中で出会ったのが『ヒーリングアートセラピー®︎』です。 絵心にはまったく自信がなかったけれど、「アートを描くことで自分自身を癒すことができる 」という 『ヒーリングアートセラピー®︎』 は、 私にぴったりだと感じました。 アートを描き、ワクワクしたり、時に涙したりしながら自分の感情を自覚していく過程は、 辛くもあり、 幸せでもあるという不思議な時間でした。 こうして、「自分を好きになる」ということが少しずつできるようになり 、 次は「自立=自己の確立」に向けて、仕事として取り組んでいきたいと思うようになりました。現在は、一人でも多くの方に『ヒーリングアートセラピー®︎』をお伝えし、 皆さんが本来の自分を取り戻し、自分を好きになり、自分らしく生きていくためのお手伝いをする活動をしています。
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