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21才で病院薬剤師に、28才で結婚。その後2人の娘を出産。夫のアルコール依存症が発覚、その治療中に弟が自死。夫と離婚後、その夫も自死。不登校、両親との葛藤、自分を責める思い。。どん底から乗り越えてきた経験が、どなたかの光となればとブログを書いています。こんにちは、中島 みことです。私には6歳違いの弟がいました。明るくてスポーツ好きで活発な弟がうつ病を発症、抗うつ薬服用後3ヶ月後であっけなく自死を遂げて旅立ってしまいました。それは突然のことで信じられないことでした。どうして死んだのか、どれほど思い詰めていたのかと考えて、もっと話を聞いていれば死ななくても済んだのでは?と何度悔やんだかしれません。「月日がたつと哀しみが薄れる」そう信じて哀しみを抑えながらも毎日を頑張って過ごしました。けれども無邪気に遊ぶ子供たちを見ては、「弟もこんな時があったに、どうして?」と哀しみの涙が出てしまいました。楽しみや喜びの後に哀しみに落ちてしまうのです。気持ちが上がると下がるために、どんどん楽しめなくなっていきました。「家族の哀しみだからあるのが当たり前。哀しみを墓場まで持っていく」それが家族の弔いと信じていました。さらに私には痛みがありました。それは離婚成立後8日目に、夫は自死を遂げてしまったのでした。まさかの2度目の自死遺族となってしまったのです。弟のことがあったのに、どうして察知できなかったのか。苦しみがさらに深くなりました。父親が大好きだった明るい性格の娘は、すっかり心を閉ざしてしまいました。いくら私のせいではないと言われても、そう納得させようと思っても、自分を責める気持ちは取れることはなかったのでした。いや責めるしかなかったのです。ふとした時に哀しみに襲われるのも辛かったのでした。こんな私は生きていてもいいんだろうか。生きている実感がないまま毎日を過ごしていました。しかも私は医療従事者、2人も救えなかった罪悪感に苦しみました。長年思い悩みながら生きてきた私ですが、縁があって、感情を扱うセラピーと出会い、心を癒すことができて心が軽くなっていきました。過去の私のような方のために、セッションを行ってきました。新たに心のことを学び、自分の意識を変える事で、家族との関係が大きく変化しました。自分の弱さも認めて、どんな自分もあっていいと思えます。現役薬剤師コアエッセンス実践講座(前グリーフケア実践講座)ベーシッククラス・アドバンスクラス卒業家族娘2人 犬2匹(ミニチュアダックス)は虹の橋を渡りました
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