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引きこもり専門の寄り添いカウンセラー・曽我部湯美です。10~30代の引きこもり当事者のご相談に乗ったり、悩みを語り合える不登校・ひきこもりと歩むファミリーの会「シリウス」を主宰したり、引きこもりの方の心が軽くなる情報をSNSで発信しています。私は長男の発達障害に20年以上悩んできました。不登校、引きこもり、パニック障害、人間関係のトラブル・・・そしてリストカットを繰り返す息子のことが理解できずに、つらい経験や失敗をたくさん重ねてきました。現在息子は、12年間の引きこもりから脱出し、自身の経験をもとにカウンセラーとして独立起業するまでに成長しました。私自身も、生きづらさを抱えて引きこもりがちな若い方々に寄り添いたいと思い、心理カウンセラーの資格を取得し、活動しています。学校や社会には馴染めず辛い思いをしている方や、「誰にも理解されない」と苦しんでいる方、そして、そのご家族の皆さんともつながっていきたいです。このページでは自己紹介もかねて、私のストーリーを話させてください。長男・TAKAは、みんなとは違うことに興味を持つ子でした。小学生になってすぐに、「みんなと一緒」ができない子だと感じました。次男は一度言ったらできるのに、お兄ちゃんのTAKAは100回言ってもできない・・・。この頃(30年以上前)は「発達障害」という言葉がない時代。「なんでこの子はできないんだろう」と、ただただ戸惑いました。小学校4年の秋に、転校したストレスが溜まって、教室で「死んでやる!」と水槽に激突し、両手首を切る大けがをしました。一歩間違えれば死にかねないほどの出血量でした。それ以降の20年間、TAKAがみずから「社会に出よう」と決める30歳までは、とてもしんどい日々が続きました。本人は当時、「親に言っても、どうせわかってもらえない」と思っていたそうですが、そばで見ていた私も、何もできず、ただただつらかったです。しかし、振り返ると「子どものため」と思いながらも、「自分のため」の行動や発言になっていることも多かったように思います。それで親子関係は崩壊しました。当時の私に、今の私が声をかけるとしたら、こんなことを伝えたいと思います。「引きこもっている時間は、自分自身を見つめる大事な期間。自分ととことん向き合って、一人で答えを見つけ出そうとしているタイミング。その答えが見つかった時にはみずから立ち上がり、本人が思うままに生きていけるようになる。」こう信じて、そっと寄り添い、待つことが、親としてできる唯一のこと。辛い経験と体験を潜り抜けてきたからこそ、今やっと実感できるようになりました。引きこもりの当事者にとっての「見守る大人」の存在であり、引きこもりの家族を持つ方にとっては、同じ状況を経験した者として、解決策を一緒に考える共感者でありたい、と強く思っています。*********************************曽我部 湯美(ソガベ ユミ)1960年10月19日 香川県生まれニックネームは ゆゆ愛媛県四国中央市在住血液型 A型
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