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みなさん!こんにちは!『おでかけ療育』ひろめ隊、加藤啓吾と言います(^^♪いろんな方のプロフィールを拝見してると、みなさんすごいなぁ…いっぱい資格やすごい経歴がずら~っと…僕はというと…(;´д`)トホホただ自閉症スペクトラム障がいや発達障がいのお子さんたちが大好き…そこだけは誰にも負けないかな?( *´艸`)理由がそこにはあって…ブログの「カミングアウト」でほんの少し書きましたが、僕は重度の強迫神経障害者でした。手帳はもらい損ねました。作っておけばよかったと今ではつくづく思います。余裕で1級でしたから…今は本当にすべてのお陰で服薬しながらもほぼほぼ生き甲斐を感じながら生きることができています。20歳のころから強迫神経障害に苦しめられ始め、26歳の時に母が交通事故の犠牲になり365日24時間介護が始まった。介護ノイローゼと自分の病状の悪化で幾度も自殺を試み救急車で搬送されたことも…家族が後に「あの時は生きて帰ってほしくなかった…生きてるのを見るほうがこちらも辛かった」と昔を思い返す。通院先を探し当てるのも苦しかった…薬を飲むのも怖かった…「この薬はどんなものなんですか?」と聞くと「あなたね~飲んでみないとわかりませんよ!」って怒られたドクターは広島でも有名な講師もされているドクターだった。入院させてほしい!と東京の大病院に飛行機で行きましたが、「あなたほどの暴力的になってしまっている人はとても診れない」と断られ、九州地方の大学病院に決まった。(壁に穴開き、おでこは大黒柱にゴンゴン打ち付けるので真っ赤で大きくなってた)1999年から2000年になるときのカウントダウンは精神科の入院先のテレビ室でほかの入院患者さんと一緒におこなった…というより、ほぼ死んだ状態だったので21時消灯がその時だけ0時までテレビ室OKということで、ただそこにいただけという感じでした。お先真っ暗でしたから…精神科の入院は人権などありません…もう少しで監禁病棟に入れられるところでしたが、ここは本当に患者を治療するところなの????と。食事も無理やり選択、時間も厳守、深夜も眠っているかどうか懐中電灯を顔に当てて確認されたり、病院構内だけのお散歩も時間厳守…少しでも遅れて病棟に戻ると厳しく叱られた…お散歩そのものも苦しくて、したくない気持ちの毎日なのに、やっと自分からお散歩したい!と思ってお散歩すると厳しく叱られ、「次に遅刻したら散歩禁止にしますよ!」ときつく看護師から言われたのをいつまでも覚えています。監禁病棟のある方が自殺を図られた…命に別状はなかったが処置が済むと病室の前を看護師さんたちは大きな声で笑いながら通り過ぎていく…僕たちは人間?動物?だから精神科に関しては建物の中だけでの治療は大嫌いです。個人病院系列の病院に変わり…院長と卓球をしたりほかの患者さんと花札をしたり、作業療法を受けたり山の中への散歩に参加したり…そして最も生きててよかったと思ったのはお出かけ許可が出てダイソーの百円ショップの買い物でした。こんなにダイソーでの買い物が幸せなことだとは…その時買ったものは陶磁器製の植木鉢でした。山の散歩で見つけた何でもない小さな花を持ち帰って鉢に植えて絵を描くためです。買い物から帰ると買い物チェックをされます。すぐに看護師長に呼ばれ陶磁器製の植木鉢を買った理由を聞かれた…割って首を切って自殺されたら困るからね…って。何とかお願いが通り自室に置かせてもらった。自室と言っても畳の6人部屋。結局治るものではないことを受け入れつつどうやって地域社会生活が送れるのか…仕事そのものができるのか…出来ても人の顔を見てものが言えるのか…などなど未知の世界だった。ソーシャルワーカーさんとも話し合って、生活保護を受けてでも地域で生きたいという願いは変わらなかった。ドクターも「治りはしないが付き合って生きていくしかない。病院にいればいるほど出られなくなるばかりだよ…」って言われ僕も同意せざるを得ず、自分自身との真っ向勝負のために病院を出ることにしました。いい意味での強制退院。“社会復帰”後もいろいろありましたが、あらゆる人、環境因子、自分に合った薬などなどきっと恵まれていたのだと思います。発達障がい・自閉症などに関してすべての知識と専門性があるわけではありませんが、ただ一つ…自閉症と強迫神経症は紙一重の部分があります。それに加えて、入院中のダイソーへの買い物のこれまでにない幸福感…これらがお子さんたちととにかく地域社会に出かけたいと僕を動かすんだと思います。止まらないんです。もっともほかにも自分をそのように突き動かすものはあります。発達障がい・自閉症スペクトラム障がいなどに関して正直アドバイスをできるような存在ではないことは重々承知しています。自分の行ってることの効果は非常に微々たるものであることも十分承知しています。それでも、きっちりコミュニケーションがとれるわけではないけれど、外に出たがっていることだけは“聞き取れます”。自分もあと何十年も生きられるわけではありませんし、お子さんたちと何十年も一緒にいられるわけでもありません。アドバイスはできませんが、不安や悩みを聴くことはできると思います。強迫神経障害に関しては多少のアドバイスは可能かと思います。ただ願うことは…「この地域社会は君の当たり前の居場所の一つなんだよ」ということを体から染み込ませてあげたい…それだけです。
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子育て(小学生以上)
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