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はじめまして、鈴穂です。夫の不倫、信じていた人からの裏切り…、一番身近な人からの裏切りは、人として最も辛い経験だと思います。そんな、わたしと同じ経験をした方々には、本気で生きてみたい時間があるのだと、わたしは思います。自分の身に降りかかった出来事を、辛く悲しい出来事にとどめますか?わたしは、そこから学ぶことがあるはずだと立ち上がりました。そして、今まで味わったことのない幸せを体感する日々を過ごしています。いま、ここにある幸せ に気づくことあなたが、今を生きるまで、あなたのそばに寄り添うこと。あなたのかわりに、あなたを信じること。それが、わたしの生きたい時間です。起こった出来事をバネに、さらなる幸せを掴みませんか?本当の自分に出会うことで、世界は変わります。そして、あなたが本気で生きてみたい時間を見つけましょう。わたしのサポートは、あなたが、あなた自身を拠り所として生きること、そこをゴールとします。あなたの居場所は、あなた自身です。そのことが腑に落ちていく度に、周りの人との時間にも、愛がたくさん溢れてきます。それこそが、一生モノの宝✨転んでただで起きるなんて、もったいない!どうせなら、前へ進みながら、味わったことのない幸せを掴んでいきましょう。わたしのことをお話しします。【夫の不倫から、失くしたもの その1】夫の不倫に気づいたのは…、父が亡くなる40日前のことでした。その3年前から、往復3時間半かかる大学病院へ父の看病に出向く毎日を過ごしていました。午前中は仕事、午後は病院。夜8時くらいに帰宅して、家事をこなし、精神的に不安定な実家の母と兄の話し相手をして夫が帰ってくる頃には、どこかでもたれかかって眠ってしまう…そんな日々でした。わたし自身、もう既に心も体も疲れきっていました。夫に支えてほしかったけど、夫に頼るというよりは、夫を実家のことに巻き込みたくない気持ちが強かったのです。とにかく、なんでも頑張る。頑張ることで、自分に価値をみいだそうとするところが、わたしにはありました。わたしの唯一の支えだったのは、20代の頃から大好きだったロックバンドの音楽。そのバンドに会いに行くこと。それだけが、どんなことよりも優先できる、自分を大切にできることでした。でも、ライブを楽しんできた翌日、夫の不倫に気づいてしまったのです。ライブに行っていた時間、夫は女と食事と映画を楽しんでいた…。映画の半券チケットを、たまたま倒れたゴミ箱から拾って、その事実に気づきました。わたしは、楽しんじゃいけないの?もっと、もっと、頑張らないと愛されないの? また、居場所を失うの?一瞬でいままで築き上げてきたものが、崩れ去ったような瞬間、そう思ったのです。幼少期から、母親に愛されないと感じていたわたしには、いつも居場所がなかった。実家から逃げるように転がり出て、結婚した人とは離婚。そして、出会った優しい今の夫、この人のそばが、わたしの居場所。そう思ってきたのに…。どうして、こんなことに…。とにかく落ち着こうと飲んだジュースをきっかけに、嘔吐が止まらなくなりました。その日もほんとはライブに行く予定だった。でも、代わりにわたしが向かったのは、救急病院でした。その日を境に、好きだったバンドの音楽を聴くと吐くようになりました。この日、心の支えを一つ、失った。【失くしたもの その2】病院から戻ったあと、夫を問い詰めました。職場の女の人と、食事と映画に行った。それだけだという夫の話に、嘘を感じました。「あなたは、わたしとこの先、 共に生きていきたいと思ってるの?」わたしは、一番知りたかったことをずばりと聞きました。そこさえ揺るぎなければ、大丈夫だと思ったのです。でも、夫から返ってきた答えは、胸に突き刺ささるものでした。「一緒に生きてく自信がない…。鈴穂が嫌いなんじゃない。鈴穂が大切にするものが嫌い…。一緒にいても、楽しくない…。」この夫の言葉に、これから先、どうしたらいいのか…まるでわからなくなりました。母や兄との問題に、本気で取り組まないと夫との未来がないとも思ったし、大切にしてきた価値観を全否定されたようにも感じて、この出来事が、自分が思っている以上に深刻であることに呆然としました。また、それとは別に、女として大切にされなかったこと、裏切られたことが悔しくてならなかった。大変なときに、支えあえない夫婦って、それってどうなんだろう?わたしは、そんな関係しか人と築くことができないの?わたしの居場所だと思っていた夫、それは、幻だったのだと気づいた。そして、また一つ失ったと、このとき思いました。【 失くしたもの その3 】それからの毎日は、なんとか自分を奮い立たせ、仕事と父の看病をこなす日々になりました。息子や病気の父親にだけは、自分に起こったことを、絶対に悟られまいと必死だった。なんとしても、2人の心を傷つけたくなかったのです。そうこうしながらも、息子が寝たら、夫を問い詰める毎日は続き、事実が徐々に明らかになっていきました。夫の不倫相手の女は、夫の職場の事務員、そして、同じ地区に住む女。主人は、わたしとその女のどちらを選ぶか、なかなか決められなかった。でも、こっちがもう限界でした。発覚から約20日後、わたしが家を出て行く決断をしました。でも、夫が女と別れると、このときに決めたのです。 正直、嬉しかった。これからは、もっと夫に尽くそうと、夫が喜ぶことや、ものを次々と用意して、また頑張り続けた。夫に裏切られ、悲しい、苦しい…そんな自分の感情を完全に無視して、夫のため、息子のため、父のためって、動き続けた。でも、頑張れば頑張るほど、夫がわたしを裏切っていた証拠が、ズルズルとでてきて、打ちのめされることが続きました。プレゼント、旅行、体の関係、これでもか、これでもかと、探してもいないのに証拠に出くわす日々でした。そして、父が亡くなりました。父は、わたしにとって、故郷のような帰る場所だったんです。そこへ帰れば、そこがあれば生きていけるような…。また、一つ失くしたと思った…。それでも、まだ頑張ってしまった。居場所を求めて、誰かのために生きた。実家の母や兄の心を支え、良い娘、良き妻、良い母親になろうと、もがいた。自分を大切にしなければ、それに気付くまで、それに懲りるまで、起こる出来事は、さらにエスカレートしていきます。そして、わたしは、夫の不倫相手の女と出会ってしまったのです。場所は、息子の中学の保護者会。まさかまさか、子供達が同級生だったなんて…。相手の女は、夫よりも13歳年下だったから、同じ年の子がいるなんて、思いもしなかった。相手の女には、10代で産んだ子がいたのです。しかも、互いの子供達はクラスメートでした。なんとか保護者会を耐え抜き、家に帰って夫を引っ叩いた。もう我慢ならなかった。息子のことも考えず、己の欲望のためなら、なんだってやる人。わたしが選んだのは、こんな最低な男だったのかと。もう、生きることに絶望してしまった。こんな、世界に居たくないと、海を目指して歩いた。岬までいき、海に飛び込むつもりでした。でもね、その日は、息子の誕生日だったのです。死ねなかった…。死ねば、夫と同じ…。自分のためになら、息子の気持ちなんか考えずに、なんだってやる夫と同じ。そう思ったのです。それに、こんなに、人に振り回される人生を送るために、わたしは生まれてきたのか…。次から次へと起こる悲しい出来事に、なんか意味があるんじゃないか…。ふと、そんな疑問がわきました。それからは、ネットを漁る日々でした。自分の心に響くブログを探しまくった。そして、あおきゆりこさんに出会った。気づけば、カウンセリングの予約をしていた。さほどブログを読んだ記憶は、どう考えてもない。でも吸い寄せられるような…、不思議な出会いでした。【取り戻す、手放す日々】それから、ゆりこさんの電話カウンセリング、セミナー、スタディ、アドバンス、マスターコースを受講しました。カウンセリングと、セミナー受講を通して、同じ体験をした人たちと出会い、心を通わせる日々の中で、ひたすら自分と向き合う訓練を重ねました。そこでの学びで、わたしは自分の居場所を見つけた。それは、他ならぬ自分の中にあったのです。自分こそ、最も信頼できる拠り所それが腑に落ちた時、世界が変わりました。誰かに寄りかかる人生ではなく、自分の足で大地を踏みしめて、真っ直ぐに立って、この世を楽しめる喜びを知ったのです。母や兄との依存関係も、解消しました。わたしが自分の足で立ち上がったら、2人もそれぞれの人生を生きるようになりました。そして、失くしたものもすべて取り戻した。もともと、失くしてなどなかったのです。失うという選択を自分でしただけでした。大好きなバンドの音も、夫との生活も、そして、この世を去れば無くなると思っていた父との繋がりも、今、しっかり感じて生きています。この世は、見えるだけの世界ではありません。人が欲しいものは、愛や安らぎ。それは、目に見えないものです。わたしは、もともと人には見えないものが、見えることがあります。そんな体質ゆえに、見えないものの大切さを人に届けるお役目が、自分にはあると思っています。見えるもの、見えないもの、どちらも大切に楽しみながら、生きたい時間を生きる。すべて、自分の意志で選択し、いま、ここにある幸せを味わい尽くす失くしたものを取り戻しただけでなく、味わったことない幸せを得て、さらに最幸な時を更新中です。夫の不倫…。それは、メッセージです。なんとしても、気づいて欲しい。ほんとの自分を生きて欲しい。そんな内なる自分からのメッセージ。そのメッセージを受け取った方が、その意味に気づくまで、そばにいること。それが、わたしの生きたい時間。夫の不倫から学んだことです。
テーマ: ブログ
30代〜カップル・夫婦
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