lovephoto♡WM

⚫︎保育園児、小学生の2人の娘をもつフルタイムで働くWMです。
実の母、義理の母は共にそれぞれ独居で味噌汁の冷めないまぁまぁ近場に住んでいます。
ちなみに私は一人っ子で数少ない親戚も遠方で頼れるのは主人と義理の母位です。

⚫︎趣味は、空いた時間に写真を撮ったりして息抜きをしています。

⚫︎以下、長くなりますが実の母の病状の経過です。
毒母ぶりは1番下に綴ろうと思います。
それぐらい普通だろ！と突っ込まれるかもしれませんがちょっとしんどかったので吐き出させて下さい。

⚫︎そんな中、2014年4月(次女の入園準備にバタバタしていた頃)ふいに我が家を訪れた実の母が一言
「私、大腸ガンかもしれないわぁ〜」と。
私:気のせいでしょ？
母:だって家族の方と来て下さいって先生に言われたし、何かとっても大きかったんだもの。どうしようかしら。
私:こんな忙しい時に…

そんなやりとりをしつつ、後日母が検査を受けたという肛門科の病院へ私だけで話を伺いに。
するとなんとCTと消化管の内視鏡検査を恐怖でバックれていたそうな…
直腸カメラの画像では明らかに教科書に出てくるような誰が見ても悪性と思われる出血を伴う大きな塊が写っていました。

あんな元気そうな母の体内にこんな物が…と思うとショックでしたが、それより何より母にどう伝えるか、検査に行かせるか、で即悩まされる事に。

その後なんとか検査には連れて行きましたが、その日検査後母が眠っている間に先生からの直腸癌との診断。
手術すれば取れるだろうとの見解。
そこの病院で手術もしてくれるとの事でしたが、総合病院信者の母は大学病院で手術する！の一点張りで紹介状を書いてもらう事に。

いざ大学病院に連れて行くと、また検査のオンパレード。そして早速手術日が5月に決まる。
あー、次女の誕生日だわ…。でもそんな事言ってられないよね、と自分に言い聞かせる。
あ、仕事復帰も5月なんだけど…。
会社にも相談に行かないと、と少し頭がテンパり始める。

PETCTの結果は転移はなく近いリンパが少し怪しいので腹腔鏡手術でリンパ郭清もする予定との事。
この辺りから、どうせ私は余命3ヶ月もないんでしょ！本当は聞いてるんでしょ！と母が言い始める。
私にだけコッソリ医者が余命を伝えてると勝手に思い込んでいる母。
そんな母への対応に疲れが出始める。
義理の母も親身に相談に乗ってはくれますが、やはり気も遣うので無意識な疲れが…。

2014年5月某日、手術は予定より長引き無事終了。
術後の話では癌の部分は無事に取れました。
リンパも多めに取ってます。
しかし一つやっかいなのが、腹膜の部分にしこりが2つあったので取ってますがこれが腹膜播種ならお腹の中に癌細胞がばら撒かれていることになるのでまたそれらが大きくなる可能性があるとの事。
それを叩くために、術後抗がん剤治療を勧めるとの事。

腹膜播種？ってサラッと言ったけど末期のイメージだよね。
母は末期？あんなに元気な母が既に末期？と少し混乱。その後インターネットで調べるわ調べるわ(笑)
闘病ブログやら基本情報やら…。
腹膜播種ってやっぱりあまり予後は良くない様子。

その後無事退院し、抗がん剤治療の為の鎖骨ポートも設置し治療開始。
基本元気なのでしばらくは自力で病院通いをしていたようで、普通に生活をしていました。
ただ白血球数が戻らなくてよく治療を休んではいました。
そんな中、定期のCTに再発と思われる影が写る。
2015年1月頃だったかな。
それから再発用のキツめの抗がん剤が始まる事に。
今度はやはり抗がん剤を始めて数日〜1週間はしんどいようで弱音を吐き始める。
それを過ぎるとだいぶ楽になるようでゆっくり生活はできるとの事。

でもそのおかげで検査結果もしばらく横ばいで、癌の働きも抑えられている様子でした。
しかし、徐々にやはり白血球数が戻りにくくなり抗がん剤治療の間隔が開き始める。
2016年3月、私はあまり長くはないかもと思い、母を兄弟のいる田舎に最後の親孝行を兼ねて連れて行くことに。
主人と娘達も連れて。
久々に会った兄弟達と2泊3日ですが再会を楽しんでいたようでホッとしました。
私も仕事を一つ終えた気がしました。

そんな中
2016年8月食欲がなくなり、抗がん剤はしばらく中止に。
暑い夏なので水分も取れないと脱水になるので輸液点滴に通う。と言うか私が仕事を休んだり抜けたりして通わせないといけなくなってきました。
ここ数ヶ月気にしていたお腹の張りも気になり始め腹水かも、と言う事で6/1以来のCTを撮る。

その結果、腹水と思われていたお腹の張りの原因は片方の卵巣の腫れによるものでした。
腹水は少し。
小さいはずの卵巣がお腹の中いっぱいのサイズまで腫れていました。
多分大腸癌の卵巣転移だろうと。
この2ヶ月で前には無かったものが急速に成長していると言う事で緊急で手術を翌週に入れてもらう事に。
目標はお腹の張りが取れて食事が取れるようになり体力回復したら抗がん剤治療が再開出来る事。

そんな中、手術前日に母に連絡をとると勝手に手術をキャンセルしていました。
そんな大事な事を勝手に決めるなんて…。
本当に呆れました。
婦人科の先生もその日しか空いてなくて次は1.2ヶ月後になると言ってたのに。
でも母はただでさえしんどいのにもう開腹手術とかしんどい事はしたくないと言いました。
それを聞いて私はもう覚悟を決めました。
母の意思を尊重することにしました。

後日、消化管外科の主治医のもとへ受診と共にドタキャンのお詫びも伝えに私も同席。
もう抗がん剤の治療もしない、手術もしないとなると大学病院ではすることがないので近くの病院を紹介しますとの事。
その話に不安になった母は、やっぱり手術で取った方が良いのか？とか言い始め、周りの医療者もこの患者フワフワしてるなと勘付き始める。
その後バタバタと色々展開があり、やっぱり手術をしてもらう事に…。
また婦人科の先生に予約を取りに行く。
ここでもまたお詫び。なんで私がお詫びしないといけないんだろう、と虚しくなる。
忙しい中、また緊急で手術を入れ込んで頂けることになりありがたいやら申し訳ないやら…。
9月某日、開腹手術にて片方卵巣摘出。
本人の不安を残しつつ2週間程で退院。

その後やはりご飯が食べられず吐くばかりと言っている。
10月某日、夜中に電話があり吐いてしんどいから救急車を呼ぶと言っている。
大学病院は次の日の外来でと言うけれど、無理だわ、と。
言える時点でまだ大丈夫だと思ったのでもう少し様子を見たら？と電話を終える。
その日の朝方、なんと救急隊の方から電話あり。
ずっと吐かれてるようで顔色もあまり良くないので近くの総合病院に搬送しますとの事。
え？救急車呼んだの？と焦りつつとりあえず搬送先の病院からの連絡を待つ。
子供も主人も寝てるし困ったぞ私。

その後朝になり主人に色々と頼み病院へ。
行くと救急外来の簡易ベッドで1人膿盆を手にオエオエ言いながら横になる母。吐き気止め入りの点滴ももうすぐ終わるので終わったらさっさと連れて帰って下さいってな雰囲気。
CTの結果、腸閉塞でもないし気になるならかかってる病院を受診して下さいとの事。
総合病院って冷たいな〜。と思うと共にそんなんで救急車呼ばなくてもタクシーでも良かったんじゃないかと思う私。
結局このまま連れて帰ってもオエオエ言ってるし、しんどいって言ってるので大学病院外来へ。
とりあえずご飯が食べれず便も出にくいみたいで入院となる。
バタバタと1人入院準備の為買い物へ。

1週間程入院していたのですがまたCTを撮ったところ癌が腸を圧迫していて腸閉塞に近い状態でした。
これが原因かも、との事で今度は人工肛門の手術をする事に。
その日の週末に早速腹腔鏡手術が行われ、腸の上の方に人工肛門が設置されました。
それからは少しずつご飯も食べられるようになり回復していきました。
しかし家に帰ってからの1人暮らしに不安がある為訪問介護、看護のサービスを受けられるよう病院内の支援センターの方が連携を取って下さり、お願いする事になりました。
介護申請は8月に済ませていたので早速利用が出来る状態でした。
入院中はストーマの交換など練習をしながら退院に向けて過ごしていました。
結局1ヶ月程の入院となり、11月中旬に退院しました。
その頃には、仙骨に転移していた部分の痛みがひどいようで麻薬系の舌下錠や貼り薬が新しく処方されていました。
10月のCTでは大網、肝転移、仙骨、腹水、直腸吻合部、播種、など様々な部分に悪化が見られました。
12月現在、往診の先生も入って下さり痛み止めその他不快な症状のコントロールをしてくれるようになりました。
毎日入れ替わり立ち替わりで介護の方が食事配達やデイサービスに連れて行って下さったり、看護師さんも訪問して下さり本当に助かっています。
私は1週間分の薬の振分けや、最低限必要な物、やって欲しい事など片言SMSメールがくるのでそれに答えるようにしている位です。
あとは総合病院の緩和ケア科受診に連れて行く位です。母は早くホスピスへ入院したいとの事で大学病院から違う総合病院へまた紹介してもらい通っています。

やはり抗がん剤をする元気はもうないようで、母の本当の所は結局は分かりませんが私も本当に受け入れないといけない時が来たようです。
ですが毎日がバタバタで気持ちが追いついていない今日この頃です。
こんな状態でちゃんと見送ってあげられるのかちょっと不安で気持ちの整理の為にブログを初めてみることにしました。
文章苦手で長くなったり、読みにくかったりすると思いますが気が乗れば読んでやって下さい。


ここからは毒母に振り回された私の人生を少し振り返りつつ、私の気持ちも整理して行こうと思います(^_^;)
◯私の毒母との人生◯
⚫︎基本的に過干渉。
⚫︎医者の子でもないのに小学生の頃から将来は医者か薬剤師になりなさい、と塾や習い事など勉強づけの日々。
⚫︎勉強しないと良い大学行けないわよ！が口癖。
⚫︎相談事などすれば全否定の嵐が返ってくるので徐々にしなくなる。
⚫︎小学生のうちからあの友達とは付き合うな、など友達関係まで制限。借家の子はダメだとか。
⚫︎見た目を気にする。
私にも太らないよう注意が入る。
一度美容整形まで連れて行かれる。
が本人に意思がなければ必要ないとの事で免れる。
⚫︎孫が一重だと、まぁそのうち大きくなったらダメって言ったって自分で整形するわよ、と。
⚫︎◯◯しなさい！◯◯したらダメ！と何から何まで指図する。
⚫︎母の気に入らない言動などあれば即怒られる。
⚫︎怒られまいと、母の指示する事しかしなくなる。→大人になり指示待ち人間と化する。→自分の言動に自信が持てなくなる。→周りを見て行動しないと不安。
⚫︎私が中学生の頃、次は何をすれば良い？と母に聞くばかりだった様で危機感を覚えた母は急に「自分で考えなさい！！」と突き放し始め私は困惑。
⚫︎人付き合いなどがおろそかで、マナー的な事を教えてくれることがなく大人になって苦労した。
⚫︎近所の人や周りの人の悪口やグチばかり言っていたので、周りの人は悪い人ばかりだと思い込まされていた。
⚫︎他人は信じるな、が口癖。
⚫︎動けなくなったらちゃんと面倒みてよ！育ててあげたんだから当たり前じゃないの！と言う。
⚫︎ 子供の頃は私が着たい服は却下。百貨店系の地味な服ばかり着せられていた。
⚫︎ゲーム機はもちろんダメ。
少ないおもちゃで長い事静かに遊んでいたので、育てやすかったそうです。
⚫︎私が高校生の時に父親が他界したのですが、保険金で寂しさ紛らす為に夜な夜な私を連れてスナック通い。
⚫︎スナックのママさん達に、母は当時喪失感に病んでいたのでお母さんの事を大事にしてあげるんだよ！と言われる事が多々あり、その言葉がとても重たかったが笑顔ではい！と返していた。
⚫︎そんな事を繰り返すうち、貯金も底を尽き経済的に苦しくなる。
⚫︎母も再び働き始めるが、何をしていたかは不明。
⚫︎高校から帰っても、不在の事がしばしば。食事もあったりなかったりなのでマヨ、ケチャなどのチューチュー(笑)経験あり。食材があれば自分で簡単な物を作る位。
⚫︎バイトすれば助けになるのではと思ったのですがバイト禁止の高校で、母も却下。
⚫︎経済的に大学は無理なので今度は奨学金で看護学校へ行くようにと勧める母。
看護師にはなりたくないが他の選択肢を母に突き付けるまでの強さもなく、言われるがまま看護学校を受験することに。
⚫︎その後合格し、バイトしながら通学。
自分の中に目標がなくなんとなく授業を受けていたので本気で看護師になるべく意欲的に勉強してる人達と自分とのギャップに苦しむ。
⚫︎技術テストや実習、試験など中途半端な気持ちでは乗り越えられない事に気付く。
⚫︎看護観などなく、卒論に困る。
⚫︎実習で末期ガンの患者さんの担当になり、医療の無力感、死と隣合わせの仕事に向き合い切れずその後休学→復学を繰り返し、悩んだ挙句自主退学。
今でも患者家族としてナースステーションに行くと動悸がする私…^^;
⚫︎これが母への初めての反抗だったかな〜と今では思います。母は勿体無い勿体無い、と私の気持ち無視で退学に猛反対でした。
が、私はもう揺らぎませんでした。
奨学金返すのはどうせ私だし…。
⚫︎今だにあの時看護学校辞めなかったら良かったのに〜勿体無い！と言われる。
⚫︎その後ハローワークにて適職診断したりしつつ仕事探しを始めました。そしてありがたいことに面接1社目にして採用して頂けて現在もフルタイムで働いています。
⚫︎その後結婚を機に毒母と別居することが出来、ただただそれだけでも幸せでした。
近い距離に住んではいましたが、物理的距離を置くだけでも気持ちが楽になったのを今でも覚えています。
⚫︎顔を合わせるのは、何かあった時ぐらいで済むようになりました。しかし時々来るんですよね…お金貸してちょうだい〜と気軽に(;´д｀)
⚫︎そして家に上がって来ては、家にあるものを物色し、これ良いわね〜私にくれたら良いのに…なんて言い出す始末ですがそこはもうスルーです。
⚫︎出産の時も顔が見たくなくて、連絡したのは産まれてからでした。その事にもブツブツ文句を言われました。
また、無痛分娩を選択した事にもブツブツと…。硬膜外麻酔の合併症に悩まされたので余計にです。
⚫︎毒母しか知らないので里帰り出産をする人の気持ちが分かりません。毒母の元で苦労するより、1人で苦労する方がはるかに楽です。