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劇症Ⅰ型糖尿病を発症して40年を超えました。簡単には書ききれない様々な気持ちを経て結婚し、不安や戸惑いなどいろいろありましたが出産して、夫と娘のお陰で母になれました。結婚時、私の1型の為に家族から勘当になった夫でしたので、義両親との様々な葛藤やすれ違いや、思いもかけず押し寄せる怒涛のような感情を経ながらここまで来て、10年間のうつも経験しましたが、義両親も見送った今、振り返れば感謝しかありません。1型という病気のお陰で差別を受けたことも、辛い思いをしたこともありましたが、それらのお陰で私は私なりに成長も出来たと思います。1型にならなかったら絶対に味わえなかったであろう大きな喜びも知りましたし、何でもないような日常の中には、感謝できることが溢れていることを知りました。1型のお陰で、生きているのではなく生かされているのだと知りました。それら、生かされていることの喜びを教えてくれた1型という病に心から感謝しています。1型がなかったら今の私はありません。現在は、10年以上に亘る娘の脳脊髄液減少症という病が一番の気がかりです。前のように元気になった娘をもう一度見たい、いえ前のようにではなくても良いから、少しずつでも元気になって行ってほしい。娘の病気との折り合いの付け方は、自分の病気の時よりも遥かに難しく感じ、どんなにゆったり構えていたくても回復の難しさに落ち込むことも多いです。いつか、娘の病気にも心底 感謝出来る日が来るのでしょうか。そんな日が来ると信じ、諦めず粘り強く、希望を持ち続け、母としてもっともっと大きな気持ちを持って、娘の生きる姿を応援し続けて行きたいと思います。
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入院・闘病生活
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