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はじめまして。心理カウンセラー・セラピストのSaikoです。鹿児島県薩摩川内市東郷町にある「古民家リトリート ことの葉」を主宰しています。2019年4月3日。たまたまネットで見つけた築60年の古民家にひとめぼれ。翌日には現地に走り、大家さんに「この家、借ります!」と宣言。5月1日。令和の始まりと同時に正式にこの家を借り、長年の夢だった「居場所づくり」を始めました。現在は個人向けの心理カウンセリングと心理セラピー、心理学講座やお茶会等を開催しています。四季折々に移りかわる山里の豊かな自然や、おばあちゃんちを思い出させるどこか懐かしい匂いと佇まいの古民家。そんな優しい“場の力〟も借りながら疲れ、傷ついた人の心や体をやんわりと癒し、その人が元々持っている「ありのままの輝き」を取り戻していくお手伝いができたらいいなと思っています。古民家を居場所にして心の仕事をすることは私にとって、長年ずっと心の奥で温めていた夢なのでいざ実現に向けて動き出すと、うれしさやわくわく感以上に怖さも出てきて、立ちすくむこともたびたびです。そんな心の迷いや揺れもこのブログでは正直につづっていこうと思います。【私のこと】鹿児島出身の父、東京出身の母の間に生まれ、12歳まで主に埼玉県で育ちました。両親と弟の4人家族で平凡ながらそれなりに幸せな子ども時代でしたが、12歳の夏に母の癌が見つかり、その年の冬には母が亡くなりました。さらに母の2回目の月命日の前日、父がなんの前触れもなく自ら命を絶ちました遺された私と10歳の弟は父方の親戚の計らいで父の故郷である鹿児島へ。祖母と叔母と暮らすことになりました。男尊女卑の土地柄、厳しい祖母や叔母。しかも当時は心のケアなんて言葉のない時代。心にあいた大きな穴や傷は「無い」ことにして日々を生きるしかありませんでした。その後、私は何とか普通の大人になり、就職や結婚をし、2人の娘にも恵まれましたが、無いことにした心の傷や空洞が消えることはなく…。度々湧き上がる空虚感、孤独感、罪悪感、謎の体調不良にも悩まされ続けました。子育てや仕事をしながら心理学を学び始めたのは、自分の中にあるどうしようもない苦しみをどうにかしたかったから。子どもを遺して自ら命を断った父の心の謎を少しでも解きたかったから。心理の学びを生かして公共機関の相談員の職にも就いたもののその頃もまだ本気で自分と向き合うことを避けていたので、人の相談に乗りながらも自分自身は苦しいまま…。2年もたたず、燃え尽きるように辞職しました。その後、若い頃にやっていた仕事の縁で、フリーランスの編集&ライターに。再び、自分の心の傷や空洞に蓋をして、公私ともに忙しい毎日を送りました。表面的には充実した日々でしたが、心の奥はずっと苦しいままで「これからもずっとこんなふうに生きて死ぬのかな」と思っていた頃、家族関係の変化や身近な人の死などが立て続けに起き、いよいよ目を逸らしてきた自分の心の深部と向き合うような流れになりました。そんな時に不思議な流れで出会ったのが、心理療法の一つである「ビリーフチェンジセラピー」です。福岡で開催されていたプロセラピスト養成講座に5か月間通い、同時に自分自身も講師の先生から個人セッションを受けました。初めて本気で自分自身と向き合った、苦しくも愛おしい時間。先生方や仲間と共に過ごす中、毎回、大きな変容がありました。長い間、理由がわからなかった自分の苦しみに名前が付き、その成り立ちもわかりました。講座終了後も個人セッションを受けるために福岡や佐賀に通い、ようやく自分らしく生きられる糸口を見つけた頃(2019年)、思いもかけない形で、昔から思い描いていた通りの古民家と出会い、半ば衝動的に夢への一歩を踏み出しました。2016年頃からのこの5年間は、何かとてつもなく大きな流れに巻き込まれるような怒涛の日々でした。自分の中身も、外側の環境も大きく変わりました。そこにはいつも人とのご縁があり、その繋がりによってここまで運ばれてきたような気がします。ご縁によって運ばれてきたこの場所で今度は心理カウンセラー・セラピストとして、別の誰かの深い変容のお手伝いをしていけたらと思っています。 【学び・資格等】鹿児島県立短大生活学科(食物栄養専攻)卒業放送大学教養学部(心理と教育)全科履修カウンセリング基礎・応用講座修了フェミニストカウンセリング基礎講座修了米国NLPマスタープラクティショナーTA(交流分析)カウンセラーインナーチャイルドカウンセラー「プロセラピスト養成講座(ビリーフチェンジセラピー)」修了(2018年受講、2020年再受講)現在は14年ほど続けているフリーライターの仕事もしつつ、薩摩川内市東郷町の古民家と鹿児島市の自宅の両方で心理カウンセリング及び、ビリーフチェンジセラピーを中心にした心理セッションを行っています。アロマテラピー、アーユルヴェーダ、整理収納、片付け、フードコーディネートなども学んできたので、いずれは心のケアだけでなく、住環境や暮らしを整えることも含めたホリスティックなケアも採り入れていきたいと思っています。ついでに【私の好きなもの】・深煎りのコーヒー・深い森や雑木林・水辺(小川や湧き水)・ひとりの静かな時間・だれかと深く語らう時間・古民家や古い神社、お寺、古い町並み・古道具、レトロなもの・古い写真集(ユージン・スミスや藤原新也)・浜田省吾、back number、あいみょん、ハナレグミ
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田舎暮らし
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