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大和(だいわ)ニストの秋山興(こお)です。「ありがとう!」って素晴らしい言葉ですね! でも私は、初めからそう感じられるような人間だったわけではありません。昔は憤怒に身を焼かれるひどい人間でした。広島に生まれた私は、「はだしのゲン」を愛読書に育ちました。また中学から、模型の軍艦や戦闘機に興味を持ち、歴史を勉強したおかげで、高校の頃には原爆を投下したアメリカを憎み、そのアメリカに占領されたまま、文句も言わず従っている日本人も憎みました。いつか、アメリカに原爆を落とそうと決意、クーデターを起こして、自衛隊を率いてアメリカと戦争し、原爆を落とすことを真剣に考えているような高校生でした。そのあまりの怒りのエネルギーのせいで、中学から発症したアトピーは全身を焼き、憎しみが一番強かった高校の受験の頃にはアトピーは重症化しピークを迎えていました。今ならその連動はよく理解できるのですが、完全に恨みが精神も肉体も蝕んでいましたね。一番その怒りエネルギーに被爆していたのは、自分だったと言えます。このクーデター計画は、両親が真剣に向き合ってくれたことで一旦とん挫しましたが、その怒りは長く私の中にくすぶり続け、最後に明確に解消したのは私が40歳になってからのことです。随分と時間がかかりました。そんな狂っていた私でしたが、自然は大好きで木や草花や動物への愛情や感謝の念は小さい頃から通じてありました。今にして思えば、この経験、思いが、自分を救うきっかけになってくれたと感じています。またこんな狂っていた自分でも、大事なタイミングで素敵な人々に出会うことができました。その人達のおかげで、私の憤怒は徐々に薄まっていき、人間の素晴らしさや優しさ、愛に氣づかせてもらったのです。41歳になり、結婚して7年経ってようやく長男が我が家にやってきてくれました。これもひょっとしたら私の怒りエネルギーが感謝エネルギーになるのを、天から見ていた息子がようやく降りてきてくれたのかもしれませんね。ひとつ大きな悟りがありました。「全ての当たり前はありがとう!」というものです。これまでも、色々な所にありがとう!があるなあ、、、とは感じていたのですが、実は一つの例外もなく、当たり前だと感じているもの全てがありがとう!だったんだという氣づきです。私の人生のキーワードは、間違いなく「ありがとう!」です。ありがたいことに、今回の私の人生は闇から光へとドラマティックに変転しています。そのギャップが大きいだけに、氣づきも多く、大きくなっています。私はそんな人生を歩んでいます。大和(だいわ)というのは大いなる調和。ありがとう!のエネルギーで全てが調和する世界を目指します。その象徴が、広島のソウルフード「お好み焼き」だなあ、と。お好み焼きは丸く平たく、素材は何を入れても良く美味い!!まさに大和です。(笑)ピラミッドはヘラで潰して、銀河の形、すなわちお好み焼きの大和の形に整えたいと思います。
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