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陶芸との関わりは、もう30年となります。アートギャラリーや百貨店での展覧会、ポップアップショップ。その他作品出展数200以上でしょうか。。各種陶芸講座の講師歴も公私合わせて20年です!ふりかえると、好きなことを今に至るまでずっと続けることが出来て、ありがたいとしか言いようがないです。ーーーーーーーーーーーーーーーー【アトリエ陶喜という場所】私のアトリエは、東京都立川市の静かな住宅街の中にあります。曾祖父の房次郎さんから始まり、祖父母の一ニさん、ふみさん。両親の弘さん、亜希衣さん。私たち夫婦で4代目。100年以上続くファミリーストーリーのあるこの土地で、私は生まれ育ちました。その私がアトリエを構えて陶芸教室を開いています。また私の両親、弘さん(80)、亜希衣(75)さんは同じ場所で自宅を改装し、20年前からピアノサロンを開き、2023年6月からはcafeとしてリニューアルしました。cafeサロン陶水花のマスター&ママさんを務めています。つまりこの陶芸教室とcafeサロンのは親子で応援し合いながら、もっと言えばご先祖様の応援を感じながら運営している。そんな場所なのです。ーーーーーーーーーーーーーーーー【辻本さんの陶芸教室で何が作れ増すか?】さて、話を私のアトリエ(陶芸教室)に戻しましょう。陶芸って聞くと、どんなイメージを持ちますか?土を練ったり、茶碗や湯呑みを作ったり、そんな場面が目に浮かびますか?実はもう1つ別に、こんな器が作れます。それは、『やわらかくて豊かな気持ちを入れるアナタのココロを入れる器です。』「粘土をこねたり粘土に触っているだけで、 なんだか気持ちが癒されます。」初めて陶芸をした方からも、ずっと前から陶芸をされている方からも、同じような声を頂くことがあります。長く陶芸に関わっている私自身も、同じことをずっと感じていました。それを裏付ける体験となったのが2019年、本格的に心理カウンセリングの勉強をしたことでした。ーーーーーーーーーーーーーーーー【陶芸を通して気付くギフト】ここで、スマホから溢れる情報がいっぱいの忙しい現代を生きるアナタに質問です。「最近、1人になる時間を大切にしていますか?」「最近、無我夢中で何かに集中したことはありますか?」「アナタだけの楽しみの時間を持っていますか?」特に日本人は、自分だけの時間を持ち、それを楽しむことがとても苦手な人が多いはずです。こんなことを書いている私自身も、1人の時間の大切さを知りながら、あえてその時間を持とうとすると雑念と雑用ばかりを思い出しなかなかうまくいきません。でもね、心理カウンセリングを学んでいるときに気づいたのです。陶芸をしている時だけは何もかも忘れて集中し、時にはゾーンと呼ばれるものに入っていることもある。と。それを体験した時には、たいてい作品に表れます。びっくりするくらい、何かを物語る作品ができたりするのです。そして私自身は心地よい満足感と共に癒された気持ちになるのです。ーーーーーーーーーーーーーーーー「ああ、こういうコトだったのね。」「だから癒される感覚があるのね。」と、陶芸と心の癒しの深い関係を感じた瞬間でした。陶芸はその作業を通して・じっくり集中してみる時間。・心を静かに喜ばせる時間。・優しい気持ちで見守る時間。・今、この瞬間を感じる時間。・自分自身を内観する時間。これらをクリエイティブに丁寧に感じることができます。それはある意味、自分自身へ豊かな時間のギフトとも言えるでしょう。なので私のアトリエでは、何か作品を作る、作り方を学ぶ場所として在るだけではなく、陶芸を通して、ココロに静かで豊かな栄養を与え、お1人お1人が元気になる時間をお届けしたいと思っています。ーーーーーーーーーーーーーーーー【cafeサロンの運営に関わること】最近では両親のcafeサロンの運営をアートや音楽も取り入れながらイベントをプロデュースすることや、HPやSNSで広報する担当もしています。ファミリーストーリーのあるこの場所でご先祖様の応援を感じながら仲間どうし、お客様どうしが笑顔になり生まれた繋がりとアイデアを楽しく育ててシェアしていく。小さなcafeサロンですがそんなやわらかくも元気な花を咲かせる場所に育てたいと思います。ーーーーーーーーーーーーーーーー【これからの私】陶芸家として今までは文字通り陶芸の作品をお呼びいただいた場所でお客さまのもとに届けることが、私の表現者としての活動の流れでしたが、これからの私の作品は陶芸だけではなくここまで書いてきました一連のことと、ライフスタイルを含めたものが作品なんだな。と思っています。その中の1つに陶芸が存在しているという感じでしょうか。ある意味、今の方が私らしい作陶をしているのかもしれません。これからは表現者として、大切な時間をより豊かに愛でることをアトリエ(陶芸教室)とcafeサロンを中心軸にしてお伝えする活動をしていきます。ぜひ、これを読んでくれたアナタもアトリエ陶喜とcafeサロン陶水花で楽しみ、寛ぎ、やわらかな気持ちになってほしいです。いつの日かお会いできたら嬉しいです。辻本喜代美ーーーーーーーーーーーーーーーー◆辻本喜代美/陶芸家・アーティストとしての活動◆美術大学卒業後すぐに作家として作品の制作と発表活動を始める。1995 女子美術大学藝術学部工芸科(陶芸専攻)卒業2003 第11回テーブルウェアフェスティバル 入選2007 ユニークな器展2007 大賞受賞2008 第7回益子陶芸展 入選東京都立川市市庁舎インフォメーションカウンター制作2011 第51回日本クラフト展 入選2013 第17回日仏現代国際美術展 東京都知事賞 受賞作品設置・東京都立川市市庁舎案内カウンター制作・メディカルホームグランダ千歳烏山ティールーム・グランダ武蔵関展示と作品販売・ホテル椿山荘アートギャラリー・広島三越アートギャラリー・広島三越美術画廊・阪急うめだ本店・銀座三越/日本橋三越/仙台三越/新宿伊勢丹他、アートギャラリーで個展グループ展多数・活動履歴の詳細はこちらから →https://www.atelier-touki.com/profile◆教育関連◆・東京都立川市アートツアー講師・市町村、市民講座講師経験あり◆その他◆・市民劇団にて演劇経験・シャンソンコンサートなどのナレーション文章 約500曲自らナレーションも行う。・藤村正宏氏に師事、エクスペリエンスマーケティングを学ぶ・劇団藤村組に参加ーーーーーーーーーーーーーーーー◆プライベート◆1972年生まれ・水瓶座のB型です。幼い頃は祖母の影響で、自己受容が難しく自分にも他人にも厳しくて、素直に感情を出すことが苦手な子供らしくない子供でした。だから常に罪悪感と劣等感に苛まれていたと思います。ただ、今思えばこの経験が陶芸による癒しと、アート作品を作る原動力。そして心理学を学ぶことへの大きな縁結びとなりました。現在は熟年で結婚(再婚)した夫とお互いの時間を大切にしつつ、穏やかな二人暮らし。二人ともアウトドア派ではないのですが旅に行くと必ずカヤックに乗って自然の中に漕ぎ出したくなる衝動に駆られます!森と清流と滝、あと柴犬と歴史と文化が好きです。
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