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高校卒業後、東京のはとバスのバスガイドになるために上京。北は岩手県から南は名古屋まで、たくさんの温泉旅館や観光地を訪れてきました。なかでも一番感動したのは、北アルプスや南アルプスなどの雄大な姿。。。北海道では見ることがなかった、あの壮大な感覚は本当に感動、感激でした。他には長野県の安曇野や妻籠宿、福島県会津地方など、それぞれに趣があり、とても楽しく仕事をさせていただきました。そんな中、20歳の成人式を迎えたのですが、はとバスといえば全国で一番はやい成人式をするというので毎年新聞を賑わせていますが、なにせ同期生50人がいっせいに振袖姿ですから、それはもう圧巻なのです。そして私はこの時、着物にすっかり魅せられてしまいました。きものの仕事がしたい!と、23歳のときに退職し、日本一という呉服チェーン店に就職しました。毎日きものに触れていられるので楽しく、好きが高じて5年間毎年5000万円を売り上げ、次期店長と言われていました。ところが!! 新宿伊勢丹にて、ある方のきものの展示会が私をアンティークきものの世界に引きずり込んだのです。知る人ぞ知る、池田重子さんです。横浜のお嬢さまとして育った池田重子さんのアンティークきもののコレクションを一斉に展示したのです。すべてトルソー(マネキン)に着付け、立体的に見せたことが斬新で大変な人気を呼びました。これを見たわたしはまたまた衝撃を受け、アンティークきものの素晴らしさに感激し、現代の着物がそっけなく見えてしまいお店を退職し、東京近郊のアンティークのお店を探しきものを買いあさりました。いずれは自分のお店を持ちたいと思っていました。そんななか、20年ぶりに地元小樽に戻ることになりました。20年ぶりの小樽。すっかり浦島太郎状態のわたしでしたが、街を歩くとなんとも落ち着く雰囲気と建物のすばらしさに惹かれ、また着物が似合う街並みだわぁ、とあらためてこの街が好きになりました。小樽のことを知ろうと、”小樽検定”を受験するために講座に通い小樽の歴史を学びました。そのなかで大正時代にはこの小樽にも花街があり芸者がなんと300人以上もいたというのです!!小樽ってそんな賑わっていたんだぁ、なんて華やかでロマンがあるのかしら。。。今この街には人力車が走っているけれど、大正時代のように芸者さんを乗せて走ったらいいのに。。。大正時代の町並みを再現したい!!と思ったわたしは、思い切って自分のきものたちを生かすべく、アンティークきもののレンタルと販売のお店を開店することにしました。このすばらしい歴史のある町なのに、知られているのは運河・すし・オルゴール・ガラス・・・?東京の友人らの口からはこれしか出てきませんでした。それらもいいけれど、小樽の地形や自然や街並みにこそすばらしい魅力があるのにもったいない!と思うのです。全国的に見てもこんなに多くの歴史的建造物が集中しているところはないでしょう。バスガイドをしていたときも、たったひとつの建物を見るために何時間も車を走らせて観光したものです。小樽なら徒歩で何件も見ることができます。じつはとても贅沢なことなのです。”屋根のない博物館”小樽。もっともっと、全国の方、海外の方に知っていただきたいな~とつくづく思います。ほんの少しでも道標になれたら。。。おたるよいとこ~♪ 一度はこないともったいないべさ♪
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