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サイレントドラマとはセリフを一切使わずに、何かを表す芝居を研究しています。自作のシナリオで、音楽を背景に演じます。また、限りなく静に近い映像を使用する場合もあります。音楽や映像、画像が静、アクトレスのみが動、という視覚的効果を実験している芝居でもあります。このような芝居を、サイレント・ドラマと名付けました。サイレントドラマの目的は、人を救うことにあります。人間の持つ、どんな性質をも、その人がとったどんな行動をも否定、批判せず、その存在を認め、生きていれば人にはそういうことがあるよね、と優しく受け容れ、哀れみ、支えて励ます。慰めや共感、癒し、さりげない思いやり、笑いと涙、美しいもの、感動、愛、深い教訓、そういうことを、セリフを一切使わないことで、より鮮明に、あるいは受け手の状態や状況により自由に解釈して心を満たしたり、時に心を乱されたり、慰めたりできるものだと思っています。それは、例えば、私が大好きな、チャールズ・チャップリン(イギリス出身の映画監督、俳優。1889-1977)や池波正太郎(時代小説、歴史小説作家。1923-1990)など、人間愛に溢れる作品を遺した方々と共通しています。また、サイレントドラマでは、若者を育てる、という実験もしています。将来社会の中で活躍する人材と共に作品を制作することで、お互いに成長していくことも目指しています。これからも、深い意味を込め、人を救い育て合う、美しいサイレントドラマ作品を生み出し、美しく演じていこうと思います。2019年9月小野 桜呼/笠原 けい子(サイレント・アクトレス)
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