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茨城県北茨城市生まれ。山と海に囲まれた自然豊かな環境で少年時代を過ごす。仮面ライダーなどのヒーロー物やビックリマンシールなどの流行物が大好きで、とにかく超ミーハーな少年だった。中学では器械体操部に所属し、ジュニア大会で個人優勝する経験も。地方的なカテゴリではあれども、1番になることの喜びと、1番になるための努力を知る。高校はブレザーが着たかったとの理由で、日立の北の方の高校に進学。なんとなくテニス部に所属し緩い高校生活を送っていたが、ある日父から進路を問われ、何の目標も無い自分に気付く。そんな時父からの「小さい頃絵を描くの好きだったよな」の一言でアトリエに通い出してみた。ふらふらしながらも、少しずつアートに対しての魅力を持つようになり、美大に進学することを決意。特に興味のあった日本画コースを受験し、関西のマザーレイク近くの美大に進学した。しかし学生時代は授業をよくサボり、琵琶湖で釣りをしたり泳いだりしていた。夜は京都四条の繁華街に繰り出し、よく夜遊びも。そんな訳なので、学生時代のあだ名は「ダメ人間」だった(らしい)。大学3年の頃、キャンディカラーのiMac DVに出会い強い衝撃を受ける。とにかくかっこよくてお洒落で洗練されていた。そしてこれ(Mac)を使った仕事がしたいと決意し、貯金とバイト代を掻き集めて京都の電気街で即購入した。美大にいながら半ば独学でグラフィックデザインの勉強を始める。まあ良くも悪くも根っからのミーハー気質が進路を決定することになったのだ。卒業後は、東京のデザイン会社に勤務。初任の会社では、某大手百貨店の常駐デザイナーとしてさまざまな装飾デザインを担当。その後、大手企業をクライアントに多種多様なデザインの研鑽を積む。その頃から将来のビジョンを逆算し、30歳で独立起業することを考えていた。27歳でUターンし、いわき市の印刷会社へ転職。BOSSからはデザイン室のポジションを任され、デザイン室長を3年務める。都会とはまた違った地方での仕事の楽しみを覚えた。30歳で印刷会社を退社し、故郷の北茨城市に戻る。グラフィックデザイン業務を主とした「山形和義デザイン事務所」を設立。業務内容は広告全般・デザイン制作・CI/ロゴマーク制作・Web制作・印刷・ノベルティグッズ製作・販促ツール製作・看板製作・その他もろもろ。現在創業13年目を迎え、デザインを主体とした色色な仕事に携わっている。
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