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心理セラピスト 講演家『今を世界で一番しあわせ』に生きる かのう はるです。 ある日突然、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 線維筋痛症という難病を発症し寝たきりの生活を余儀なくされる事になりました。でも 今は 勇気ナビゲーター こころのセラピスト として人生をリスタート歩ける車椅子ユーザーでもあり、『車椅子でも、何歳になっても、 イキイキと毎日を楽しむ生き方の車椅子モデル』になる! なんて事も画策しながら毎日を「面白がって」生きています。嬉しいことに、私と出会って下さった方の第一印象はほぼ例外なく「笑顔がステキ」と仰ってくださいます。そして、それは「温かい家庭で愛情いっぱいに育った」からと想像してくださる方が多いです。でも、本当は・・・・こどもの頃からずっと 「私は生まれてきてはいけなかった」 の思いに何度も打ちひしがれてきました。それは 生まれる前に潜在意識に既にインプットされていたようです。「『自分』っていったい何者なんだろう?」「私は何のために生きてるんだろう?」とも考えて続けていました。そんな私が 『今、世界で一番しあわせ』と言い切れるようになるまでをちょっとだけお話します。機能不全家族で育ち 周りの顔色を伺いながら生きる術を身に着けてしまいました。家庭はいつも喧嘩が絶えず、身の危険を感じることもありました。それでも「どうしたらお父さんとお母さんは笑ってくれるんだろう」「’怒らせないためにはどうしたらいいんだろう」と考えていました。怖くて怖くて仕方ないはずですが 家族喧嘩が本当に「怖い」と感じたのは 結婚して実家を離れて4年近く経ってからの事でした。それまで 「怖い」と感じる心にも蓋をしていたことに気づきました。 結婚してようやく「喧嘩の声がしない幸せな家庭が持てる」と思ったのですが生まれた長女は「重度の発達障がい」と診断されその育児は一筋縄ではいかず、不登校、イジメ等も経験、 「なんとかこの子の自尊心を育てたい」と試行錯誤の育児でした。 さらに夫も発達障がいで 私はカサンドラ症候群(注1)に陥った時期があります。私自身も20年以上に及ぶうつ病と心身の病気をいくつも経験し自ら命を絶とうとしたことが何度かあり、心も身体もヘトヘト…それでも「私が何とかしなくちゃ」と頑張り続けました。 ようやく子育てもひと段落、と思ったある日いつもどおり仕事をおわらせ会社を出た後異常な倦怠感‥なんとか家に辿りついたものの玄関に入ったとたん 「バタン」と倒れた時から身体は思うように動かなくなり、脳も停止、後に筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群 線維筋痛症と診断されました。 この病気は脳神経の難病で、QOLは肺ガンのステージ4以下と評価されます。患者の多くは働くこと、学校に行くことができず3分の1は寝たきりになります。 異常な倦怠感、身体の激痛、認知症状や集中力がなくなるブレインフォグと呼ばれる症状など多くの症状が常にあり、横になって休んでいても24時間365日消えることはありません。しかし日本では診断できる医師がほとんどおらず公的な支援を受けることが非常に難しい現実があります。私は寝たきりの生活になりテレビを見ることができず、家族以外と会うこともなく「このまま天井を見ながら寿命を待つのか…」と考えたりもしました。でも、私は思ったんです。「これまで どんな病気をしても寝る間を惜しんで『私が頑張らなくちゃ!』と動き続けた私に 神様が「いい加減この病気なら『休む』事をするだろうとくれた 最高のギフトだ」と。その後、新型コロナが広がりオンライン化が進み、友人がzoomでセミナーをするという事を耳にしました。 「それなら寝たままでも参加できるかも!」と思って参加、家族以外の人と対話ができることがとても新鮮で、それをきっかけに色々なオンラインのセミナーに参加し、コミュニティーのメンバーになりました。社会と繋がれることがとてもしあわせな事だと実感しました。楽しい事にチャレンジを続けていたら奇蹟的(?)に座れる時間が長くなりました。 今では電動車椅子で一人で外出もできるようになり活動の場が増えました。*** 生き辛さを脱ぎ捨てたくて心理学、ヨガ、アロマ、瞑想、マインドフルネス・・・たくさんの事を学んで辿りついた答えは「先ずは自分に優しくして、 今を心地よくいること」 自分が安心できてしあわせな状態でいないと 周りをしあわせにする余力は生まれません。 自分は後回しにして人の為に頑張っても「無理」が生まれます。それは周りにも伝わります。 まず自分がしあわせで笑顔でいる事でその心地よい波は自然に広がっていきます。「先ずは自分に優しくして、 今を心地よくいること」 それは簡単なようで、意外と難しいです。 特に過去の私の様にトラウマや育児、病気で辛い思いをしている人はつい自分に厳しくなってしまい 自分の事は後回しにしてしまいます。そんな人に笑顔になってほしいと思いオンラインで個人セッションやセミナーを行っています。アメブロでは人生色々あるけど なにがあっても「今が一番しあわせ」な日常を綴ってみようかと思います。 *(注1)カサンドラ症候群=パートナーや家族など身近な人が 自閉スペクトラム症(ASD)のため、適切な意思疎通や関係性を 築けない心的ストレスから、不安障害や抑うつ状態といった症状が 起きている状態を指す心理カウンセラー発達スペシャリストマインドフル ライフコーチ(株式会社マインドフルヘルス認定)MAA認定メディカルアロマプラクティショナーMAA認定メディカルホルモンアドバイザー息育指導士(あいうべ協会)
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