カケマム@ひとひらひとひら、しあわせを重ねていく。

モラハラ外国人夫と２年の結婚生活を耐え、
２０１０年七月に警察交えて三行半、
息子と実家に戻り別居生活しながら離婚に奔走。
日本での離婚成立後、夫の国で離婚裁判。
現在は実家も出て、母子二人で平和に暮らしています。

2008.7 結婚
2009.1 出産
2010.7 別居
2010.8 調停１
2010.10 調停２⇨延期
2010.11 調停２⇨旦那ドタキャンのため相手方弁護士のみ参加
2010.12 調停３⇨旦那無断欠席
2011.2 調停４⇨旦那無断欠席、離婚調停不成立、婚姻費用調停は審判へ
旦那に送った離婚届にサインをもらうことができ、協議離婚成立

2011.4 実家をでて独立

旦那国の弁護士、コンサルタントを雇い、離婚裁判⇨
2011.6 異例のスピード解決で離婚成立。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


もともとのアタシは超ポジティブ、
いつも笑顔、なんでもやってみて楽しむのが好き。

歌うの大好き、ダンス大好き！

一方かなり突き詰めて考えて理解する作業が好き。
善い人間で いたい、
感謝の気持ちを大切にしたい、
おもいっきり心震える感動を大切にしたい、
周りの人に支えられている人生に感謝して、
いつもいつまでも、輝きたい。




でも結婚してからの自分は…


旦那の機嫌が全生活の最重要事項。
外出禁止、服装制限、行動監視。

旦那の妄想の通りに動かない私は常に責められ、
してもいない、根拠もない私の浮気を捏造しては責められ。

不機嫌のオーラを浴びる日々。
壁に押し付けられたり、
臨月のお腹にデジカメ投げ付けられたり。

アパートのドアは全て割れ、喧嘩になればモノが壊れる。


その他生活の事細かまで、
チマチマチマチマ暗黙の了解、さもなくば不機嫌攻撃。

買い物に出掛けるのも、
自分の携帯を１ミリ動かすのも、
歩き方ひとつも、
私の目の動きも、
筋肉の動きひとつも、
旦那の怒りへの恐怖に支配された。
なにもできなかった。

…できなかった。

でもやさしい時の旦那に、今度こそ変わるかもって期待をして、苦悩…
結局変わらず離婚話…
脅迫の数々。
自殺するぞ、子供に二度と会わせないぞ、養育費は払わないぞ…

毎日、
｢わたしって何？｣
｢わたしは人形？ロボット？｣
｢旦那が暮らしている私はいなくて、妄想の私だけが存在している。
私がなにをしてもなにもかわらない。いみがない。｣
と思い、傷つき、無力感におそわれ、脱力する。

こんな日々に甘んじる自分を卒業しました。
そんな踏みにじられて生きていい人間じゃない。
せっかく生きるなら、虐げられて苦労するより、
自分の選択した道で苦労して生きる。


夫の家を脱出してから、
だんだん元の喜びに満ちた心を取り戻すのにも少し時間がかかったけれど、
今は元の私よりも強くなりました。
背伸びもし過ぎず、現実を見極める目も少しはクリアになりました。
というか、今まで見えなさすぎたんだろうと思う。


連絡を取れない間も心配してくれた友人の存在、
会社という、私個人を評価してくれる場所の存在、
なにより私に脱出を決意する前も後も側にいてくれ、正気を失わせずにいてくれた、
愛しい、強い、優しい、うつくしい、息子の存在。

また素直におもいっきり、大切なものたちに愛してると言えます。




モラルハラスメント、精神的ＤＶ、という言葉を知っても、パートナーを信じる気持ちも無視できない、
そんな自分に自己嫌悪してしまう、
あたしなんかダメだと思う、
我慢が足りないと自分を責める、
ＤＶパートナーを見捨てるようで罪悪感に苛まれる。


私も通った道です。
同じく苦しんでいる人たちの心に寄り添って、
理解する人間に、少しずつなっていけたらいいと思っています。


私は、実家が家庭崩壊しており、父親もまたモラハラDVです。
自分が考えていたよりずっと深く傷ついてきたのだと思います。

でもその記憶を認めて、囚われたこころを自分で解放してやるのが、今の私の課題です。


また、ブログをかくことで、自分の気持ちの整理をしたり、
読み返して忘れないようにするため、チマチマと綴っていこうかと思います。


モラルハラスメント、ＤＶ（ドメスティックバイオレンス）、デートＤＶ、
人権の剥奪、人格否定。

苦しんでいるかたたちが、
一人でも多く、自分の足で立つ喜びを感じられますように。



☆人物名、国名、居住地は伏せております。


日記不精ですが、よろしくおねがいします。
（2011.9.8)