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2007年に弁護士になり、 交通事故被害者のサポートをしてきました。特に、高次脳機能障害になった方をきちんとサポートするため、各地の勉強会に参加しています。 ☆僕が高次脳機能障害のサポートをすることになったきっかけ 僕が高次脳機能障害に深く関わるきっかけとなったのは、新人の頃にご依頼頂いた女性の高次脳機能障害の被害者の方でした。 彼女は、交通事故後、集中力が維持できなくなり、感情のコントロールも難しくなってしまいました。症状の原因を知るため、いくつかの病院で診察を受けましたが、原因は分かりませんでした。高次脳機能障害は 当時、医師の間でもあまり知られていない病気だったのです。 彼女は、どの法律事務所の弁護士からも原因がわからないなら無理だとことごとく断られ、私のもとに相談にいらっしゃいました。しかし、当時の私も、高次脳機能障害という病気の存在を知りませんでした。 彼女は、この事務所でも断られるのではないかと、とても不安そうでした。僕は、そんな彼女を目の前にして、自分の無知と経験不足を言い訳にはできないと思いました。 僕は、成功するかどうかわからないことから、着手金を無料にして、彼女の依頼を受けることにしました。その後、高次脳機能障害の存在を知り、一から勉強しました。その結果、専門医に意見書を書いてもらうことができ、彼女を高次脳機能障害と認めてもらうことに成功しました。 自分が勉強することで、他の法律事務所の弁護士が助けられなかった被害者を助けることができたのは、とても自信になりましたし、自分の弁護士としての原点になりました。 これからも自分の力の限り、高次脳機能障害の方のサポートをしていきたいと思います!
テーマ: ブログ
アラフォー
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