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こんにちは!女性の働き方改革スペシャリスト福元はるです。 私はかつて母子家庭貧乏母がいつも不機嫌 という3大コンプレックスに打ちひしがれていました…。父は私が産まれる直前に家を出ていき、母は一人コンビニのパートで生計をやり繰りしながら市営住宅で二人慎ましく過ごしていました。 (家賃は2,500円ボロボロの長屋でした。)私のうちには、お金も車もお父さんもいない。4歳頃にはすでに「うちは何かが違うんだ…」と不安を感じながらそれでも寂しさや不安を押し殺して努めて明るく振舞っていました。母は、いつも溜息ばかりで不機嫌。栄養のないコンビニ弁当の残りを食べ暑い真夏でも・寒い雪降る冬でも早朝から自転車で出勤する母。帰宅後にはいつも溜息ばかりを吐きながらそれはそれは不機嫌で不安そうな様子でした。そんな母の表情は、今もしっかり記憶に残っているぐらい。正直、辛い記憶です…。当時まだ4歳ながらも保育園も家も自分の外見も内面も家庭もすべてが嫌で不安でした。お盆真っただ中の休日にも関わらずたった一人登園した年長のある日。「たまには休みなよ!先生たちだって休みたいんだから」と私に本音を漏らした保育士の一言にとても傷ついた思い出があります。 母が勤めるコンビニは年中無休で休みはなく、お金も車もお父さんもいない我が家では家族旅行も夏休みもありませんでした。それでも、歯を食いしばって頑張り続ける母の手前そんな悩みや不安を口に出すこともできず、ピエロのように大人たちの前では明るく過ごしていました。結局、そんな日々がだらだらと高校生まで続きます。しかし高校に進学する際運よく学費全額免除の特待生に合格でき、実家を出て仙台の有名私学で勉学に励むことに。地域では有名な私学で、周りには医者や弁護士の御曹司たちがいっぱい。特待生として学費は全額免除されるものの、制服代や文房具代などは掛かるため、なんとか食い繫ぎながら進学できたのでした。大学受験では、猛勉強の甲斐あって某有名大学に合格しました。有名大学に受かれば、どんなに貧乏な母だって喜んで誇らしげに進学させてくれるだろう!そんな淡い期待を胸に、現実逃避していたのかもしれません…。しかし、そのことを母に伝えると喜んでくれるどころか「お金がないから諦めて」と静かに諭され、地元の小さな大学に進学するしか選択肢はありませんでした。掴みかけていた将来への野望を諦めることになってしまった、現実。泣きました。 当時電話で言われた瞬間の無念さは、今でも胸が痛むほどリアルに思い出されます…。努力が一瞬で水の泡となりました。すでに家庭の事情は理解できる年齢でした。いかに金銭的に困窮しているか、悟りました。だからこそ、自然と強く心に誓いました。私は自分で自立するしかない。お金もそうだし、やりがいも笑顔も自由も。ぜんぶ自分で手に入れる!「いつまでも親ありきではいけない。」「他人に左右される生き方ではいけない。」「私は、自分の手で人生やり直そう!」と。地元の大学に進学してからは、恋愛やサークル活動に夢中になりながら青春時代を取り戻しつつ、「自分が目指す生き方」を模索しました。 恋愛国内・海外旅行ふらっと一人旅サークル活動アルバイト初めての一人暮らし それまで出来なかった、自分がやりたいこと・興味をもったこと。その総まとめとして就職活動に臨み、私はあえて創業間もないベンチャー企業に就職しました。心から尊敬できる経営者や上司たち全国トップレベルで表彰される精鋭たち朝も夜も関係なく仕事がどんどんある環境男性・女性の差は一切なく、誰でも頑張れば結果がつく世界それはそれは無我夢中で楽しんでいました。鬱憤していたエネルギーが爆発するように、とにかくがむしゃらでした。私は、幸せでした。遠慮なく、どんどん頑張れ!と言われ続けることが、ある意味快感でした。それでも、数年経って結婚などを考える年頃になると、またしても不安に襲われるようになります。私は全国転勤もしていたため、東京・北海道・沖縄・福島を転々とする中でこんなハードな働き方で結婚や出産はできるのかな?縁もゆかりもない場所でずっと生きていくの?管理職になるのはキツそうだな…どうにか避ける方法はないだろうか。「私はどうしたいの?」「どんなキャリアアップを望む?」「会社を辞めた方がいいの?」そんなふうに将来の自分の姿が見えずに、悩み苦しんでいる時でも、仕事や案件は怒涛の勢いで迫ってきます。正直、落ち着いてなにかを考える暇や余裕は一切ありませんでした。そんな中、偶然にも地元に戻る辞令が出たタイミングで、当時学生時代からお付き合いをしていた彼と地元で結婚・出産をすることに決めました。・・そしてそのまま月日が立ち、入社15年経った今やっと「自分の気持ちを主体とする働き方」に辿り着きました。私が提唱する「自分の気持ちを主体とする働き方」とは・会社とはWinWinの関係を築き・自分の望みはきちんと口に出して・営業職として成績も上げ続ける在り方。 今までは自分の理想の働き方や希望は通じないだろうと諦めていましたが、いざ会社に自分の気持ちを伝えてみると、子育てしながらの営業職としての在り方など会社側も希望を聞いてくれながら働ける環境を用意してくれるようになりました。現在は管理職として支店を任されながらも時短で働かせてもらえています。さらに、若手から中堅までの部下9名を束ね、全国1位の成績を収められる部下も誕生。産休や育児を経てもなお、現場に出ることを諦めなくて良かった!と実感しています。日々、自分の人生をアップデートする中で心の安定もとれました。幼い頃に抱き続けていた不安や辛さや悲しみ、周りと比べたりネガティブな感情が一切なくなり、今は常に気持ちがポジティブで穏やかです。男性に囲まれた営業職で働きながら管理職として支店も任され、さらにはママ業もこなし「仕事も家庭も両立できてる私ってすごい♪」と感じられるようになりました。そして、自分自身や未来にも自信がもてるようになり、自分の人生の舵をとることができたのです。私は、私の人生を生きている!そんな安心感や喜びを心から感じています。会社員とか起業とかに関係なく、一般職とか総合職とか管理職とか関係なく、子持ちだからとか独身だからとも、関係なく。自分が幸せで在ることをベースとした、働き方や生き方。子供のために、ではなく自分のために仕事をする働き方。私は現在、時短勤務ながら支店を任された管理職としてまた現場に出る現役営業マンとしても働いています。これからは、私自身が仕事への向き合い方を通して人生や価値観を変えることができたように、・ママになったけど営業職としての活躍を諦めたくない方・管理職になって部下をどう育成すべきか悩んでいる方・男性に囲まれた中でどう女性性を活かして活躍できるか不安な方そんな悩みを持っている方たちに向け、働き方や仕事への向き合い方について現実・現場からのアドバイスを基に手助けをさせていただきたいと思っています。私たちは、自分で自分の人生を変えることができます。自分で自分の人生の舵を切ることができれば、自分の理想とする働き方を実現することができるのです。私はそんな「女性の働き方改革スペシャリスト」としてあなたの力になれることを心より願っています。
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