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振り返ると私は、周囲に期待され、その期待を裏切り続けてきた人生でした。私の親族には国家公務員が複数います。親族には有名な銀行で支店長になった人や、起業して成功を収めた人もいます。そんな優秀な人たちの中に生まれた私は、両親や祖父母だけでなく、親族の期待がかかっていました。しかし、その期待には全く応えられない人生が始まります。小中高と普通の公立学校に進学。小学校からの一貫校を期待されるも、勉強ができず無理でした。高校からは私立に、或いは優秀な高校にという期待もありました。しかし、これも成績が足りず断念しました。小中高と成績も1位を取ることはありませんでした。部活で活躍することもなく、そこらへんにいる普通の平凡な学生でした。大学も偏差値50、学部によっては50を下回るところへ進学。大学こそは有名なところへ、という皆の期待を見事に打ち砕きました。それでも大学に進んだ私は、どこか安心したところがあります。これでもう期待されることはないんだ、と。しかし、周りの期待に囲まれて頑張ってきた私は期待されなくなってしまったことで、人生に悩み始めました。自分自身が何をしたいのか分からなくなってしまったのです。学生時代は、〇〇学校に行ってほしいという期待を受け、〇〇学校に行くことを目標にしてきました。しかし、こいつは無理だと思われ期待が無くなってしまい目標が無くなってしまったのです。更には、周りの期待に応えることが目標だったので自分自身で目標を設定することもなかったのです。どのように人生の目標を立てたら良いのか分からないまま模索してるうちに親族の介護をすることになりました。またもやここで、介護をしてほしいという周りの期待を受け介護をしていくことを自分の人生の目標にしてしまったのです。今回は周りの期待に応えることができ、介護をするという目標もしっかりとクリアしていました。しかし、周りが就職活動をして早い人が結果を出しているころ私の介護の任務も終わりを迎えました。こうしてまた目標を無くしてしまい、最初の自分の人生の目標を立てるというところへ戻ってしまいました。しかしあまりに遅すぎ、就職活動は全滅しました。元々、優秀な人を輩出した家です。就職ができない人間なんて、今までいなかったのです。ある人は私が昼間から街を歩いてるのを見かけて、「就職先は決まったの?」と、笑いながら声をかけてきました。またある人は、わざわざ親に対して「どこに勤められるんですか?」と連絡してきました。こうなると周りの目が気になり始めてしまい、私は徐々に引きこもり気味になりました。大学卒業が近づいても就職が決まらないまま自体警備員の就職が決まってしまったのです(;´∀`)大学卒業後、引きこもりになりましたが、何とかしないとという焦りはありました。少しでも何か収入を…と思い、色々調べました。その結果、即金で収入が得られるということで、ヤフオクで不用品を販売したりをしていました。その他、ポイントサイトでコツコツとポイントを貯めて現金化したりもしました。ポイントサイトでは、クリックするものよりも資料請求をした方がポイントが多く付きます。ちょっとでも現金が欲しい私は、資料請求を次から次へとしていました。現在ならともかく、その頃は資料請求先の企業は健全なところだけではなく、いわば詐欺的な業者も含まれていました。その中の1つに学習教材の資料もありました。資料請求後、その業者から連絡がありました。「引きこもりでも、能力があれば成功者にはなれます。まずは、この商品で能力を磨いて成功者への一歩を踏み出しましょう」「周りの人がバカにしているのはお分かりでしょう。そんな人たちを、今こそ見返してやりたくはないですか?」「確かに安い金額ではありません。しかし、将来的にこの数十倍も稼ぐわけですから何ともないはずです。逆にフクダさんは成功されないつもりなんですか?」…などなど、今思えば怪しさばかりの内容です。なのに、です。そのころの私の弱点を突かれ、動揺したのでしょうか。あるいは、そこに光明を見たのでしょうか。これで逆転できる、と高額商品を買ってしまったのです。それも2つの業者分も!だます方が悪いとは言いますが、無知で思慮が足らない当時の私を見ると、私が悪いと思ってしまいます(;´∀`)結果、引きこもりの無収入人間が500万の借金を背負うことになりました。しかし、結果的にこれが転機となりました。返済するためには、嫌でも働くしかなかったのです。たまたまあった派遣の仕事に申し込み、たまたま人手不足で明日から来てください、ということになりました。しかし、ここで大学卒の派遣社員は格好の的になりました。毎日のように「えーと、名前なんて言ったっけ?」「大学まで出してもらって、派遣とか恥ずかしくない?」という言葉から、私にはやり方を教えずに仕事をさせ、失敗すると「大学出てるのに使えない」というマッチポンプないじめを受けていました(;´∀`)それでもお金のために耐えて働いていましたが、最終的には人員削減のため、派遣の中で真っ先にクビとなりました。しかし、この時の経験は勉強になりました。つまり、私のような人間でも優秀と思ってくれる職場を探せば戦えるのではないか?という視点を得たのです。このあたりから、徐々に私の思考パターンは変化していきました。自分のできること、できないこと、強みと弱みなど、自分自身を直視できるようになってきました。その視点と、その視点を生かす勉強をして優勢に戦える職場を探し、正社員として採用が決定。いじめもなく、ようやく安定した仕事と職場を得たのです。安定した賃金も得るようになったので、借金も安定していました。ただ、安心できる時こそ将来のリスクの目があるのも事実。余ったお金を自己投資に使い、勉強も継続していました。数年後、その会社が倒産。またも無職になりました。しかし、1度無職を経験しています。無職がどんなものか?また、就職する方法も経験しているので怖くなかったのです。戦い方が分かっていたのですから。数か月後、再就職が決まりました。さらに、自分の戦える職場を探すことができました。その間に、2回婚約破棄を受けています(笑)1人目は病気を抱えている子でした。最終的に手術もありましたが、金銭的に厳しい状態でした。そこで私もなけなしの貯金と、追加の借金で病院代など100万を捻出していました。が、最終的には彼女が精神的にまいってしまい、そのタイミングで彼女の友人がこちらとの断絶をすすめて別れることになりました。あとで知ったことですが、彼女とその友人は共依存のような感じでこちらが邪魔になってたようでした。入籍2か月前のタイミングでした。2回目は5年後に起きました(5年ぶり2度目(笑))数週間前のタイミングで、相手の両親が結婚を反対。彼女も呼応して、婚約破棄を通告!理由が結局のところ、給料の格差でした。国家公務員と中小企業では給料が違うから、格が違うとのこと。いや、それ分かってたことのような…(;´∀`)(笑)ということで、キャンセル料とかこちらが払ってあっけなく終了しました。2回目の婚約破棄を受けた翌月、仕事中に社長に呼び出しを受けました。やけに改まった感じでしたので、「婚約者がいなくなって、次は職も無くなるかな?」と、冷静に思ったのを覚えています。内容としては、常務昇格について。なぜ私が?という感じもしたのですが、・トラブル含め、ほとんどのことに冷静に対処できること・他社員を仕事とメンタル含め、支えてきていることというような感じの理由でした。私としては、今まであったことと比べると目の前で起きるほとんどのことは動揺する内容に感じなかったりあくまで私がやりやすいように対人関係を取っていただけだったり、同期や部下が働きやすいように気をかけていることが結果的に、みんなのプラスになっていたこと狙っていたわけではなかったことが良い方向になっていたことを不思議に感じましたこんな感じの出来事を通して、思ったことがありました。人生、自己中に生きないとやってられないと。世間体や体裁を気にして生きていても、生きづらいだけだと。でも、ただの自己中では周りに迷惑をかけるだけ。私が思ったのは、正しい『自己中』で生きること。誰もがもっと、自分のことだけを考えて生きても良いけど、誰かを踏み台にして生きていくのは違う自分のことだけを考えつつ、周りの人を必要以上に踏みつけない(踏むときもあるけど)世間体や周りの目や体裁を気にしてしまうのはしょうがないことだけど、それでは人生が生きづらい正しい自己中でもっと自分のみを気にして生きていけば、きっと生きやすくなる、と自分が生きやすい人生を送るにはどうしても対人関係も良くしないといけないなら、当然に対人関係、周りの人間関係も良くしていけばいいでも、そのやり方を知らない人が多いし、そもそもその考え方に気が付かずに苦しんでいる人が多いだったら、私が経験して学んだことを少しでもシェアしたらどうか生き辛さで苦しんでいる人の思考を少しでも生きやすい思考になるキッカケになれば人の目や周りを気にしてる人が正しい自己中な人間になって、もっと自分だけを見るようになれば少しずつ少しずつ楽しく生きられる人が増えてみんなが人生が楽しめることになるのでは?そんなことを思って拙い文書をつづっています。1人でも多くの人の思考が変わり、正しい『自己中』で生きることができ生き辛い人生が生きやすく楽しいものになることを願って…(´∀`)
テーマ: 考え方
テーマ: 人間関係
自己啓発・カウンセリング
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