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大分県の海辺の集落で、小さなカウンセリングルームをしていますかわのみどりです。このページを開いてくださり、ありがとうございます!わたしは、現在、女性専門の心理カウンセラー、セラピストとして活動しています。フリーで働く前も、相談援助職でしたので、その経験も合せると、2500人以上の方の悩みや人生の転機のお話を聴かせていただいてきたことになります。これまでたくさんの方の人生に関わらせていただいてきて、感じるのは、とても辛くて、生きている意味が分からなくて…そんな苦しい時期こそ、自分らしい生き方にシフトするチャンスだということ。なぜ、そう言えるのか。わたしのこれまでのお話を、きいてくださいね。*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*●生きづらかった子ども時代小さい頃から、空を眺めたり、本を読んで空想したり、一人でいるのが好きな子どもでした。家では、あまり笑いがなく、ピリピリした機能不全の家族の中で、迷惑をかけないように、目立たないように、小さくなって過ごしていました。学校でも、いい子を演じつつも周りに心を開けず、どうしてわたしは他の子のように明るく無邪気にいろんなことを楽しめないんだろう。何が足りないだろう… そんなことをいつもどこかで感じていました。学校卒業後は、人の役に立つ仕事がしたいと、障がい者施設に就職。「24時間、365日、目の前の方のことを考えよう」という志高い職場の中で、仕事にのめりこんでいきました。入社3年目で、地域の相談援助職に。重い障がいがある方、ご家族、地域の方など、多種多様な相談に乗る中で、もっと深く人の心について学びたいと、心理学部のある大学通信課程に編入したり、心理検査やカウンセリングも学びはじめ、生活のすべてが仕事と勉強で埋めつくされていきました。●摂食障害、うつ病になるそんな生活を続ける中、胃から出血したり、原因不明の発疹が出たり、10代の終わりから出ていた摂食障害も悪化し、30歳のある朝、起き上がれなくなりました。うつ病でした。半年の休職後、退職。その後、別の福祉センターに転職するも、4年後にうつ病を再発しました。2回目は特にひどく、2ヵ月で8キロ近く体重が落ち、骨と皮だけになり、生きている意味も分からず、真っ暗なトンネルの中にいるような時期が続きました。●人生が変わった2つのきっかけそんなわたしが、大きく変わったきっかけは、2つあります。1つは【カウンセリングを受け、自分に向き合ったこと】。薬だけでは、根本的な解決はできないと気づいたのです。それまでのわたしは、一人で抱えてきたことが多すぎて、どこからどう話していいか分からないし、人にはとうてい自分の気持ちなんて分かってもらえないと思っていました。けれど、過去の痛みや苦しみ、いろんな気持ちをカウンセラーさんに、とても大切に、味方になって聴いてもらい、驚くほど救われました。自分のことを1人でも分かってくれる人がいる。本当に話したいことを話せる人がいるというのは、こんなにも救いになるものなんだ。真っ暗な海を一人でさまよっていた中で、灯台をみつけたかのような安堵感がありました。そして、2つ目は、被害者でいつづけることをやめて、【自分で自分の人生をつくっていく】と決めたこと。カウンセリングを受ける中、こんなわたしでも生きていていいのだ。まだできることがあるかも。という希望が見えてきました。そこで、退職し、自宅サロンをはじめ、自分の心が喜ぶことを1つずつやってみることをはじめたのです。●フリーで仕事をはじめて自宅サロンでは、最初はパステルアートの教室や、身体の施術をしていました。少しずつお客様が増えるにつれ、以前のわたしのように、周りに気を遣いすぎて疲れていたり、役割をがんばりすぎて辛くなっている優しく繊細なお客様の悩みを伺うことが多くなりました。何か役に立てるかもしれないと、わたしが学んだり実践してきたことを元に、心のセルフケアをお伝えする「幸せこころ講座(3~5回コース)」をつくりました。見よう見まねではじめたことでしたが、口コミが広がり、4年間の間に14期開催するコースとなり、たくさんのあたたかいご縁をいただきました。自分のしてきたことが役に立つ喜びを感じました。その前後より、お一人お一人のお話を大切に聴きたいという願いが強くなり、様々な心理療法、心身のケアも学びながら、カウンセリングを本格的に提供するようになりました。また、「夢をかなえるワークショップ」「こころに寄り添う聴き方講座」「繊細さんが穏やかで安心な毎日を育てるコース」「ご縁をつなぐブログ講座」などのオリジナル講座や、公的機関での講師。「PHPスペシャル」、団体職員会報誌、フリーマガジンなどへのコラム掲載、著書「おまもりぼん」など、執筆活動なども行ってきました。●今、思うこと気がつけば、フリーランスで仕事をはじめてから12年。結婚もし、子どもも生まれ、2019年には、夢だった小さな図書ルームつきのセッションルームもできました。自然に囲まれた心地よい環境で、好きな仕事ができるようになり、生活も気持ちも以前では考えられないほど、落ち着いて穏やかになりました。気持ちを分かち合える人が増え、できないことも、苦手なこともたくさんあるけれど、「わたしがわたしでよかったな」と心から感じられるようになりました。日々の中にあるたくさんの幸せを感じられるようになりました。それも、出会ってくださった、お一人お一人のおかげです。●わたしの願いわたしの願いは、今いる場所が辛くて、自分らしく生きれていなくて、人との関係もなかなかうまくいかなくて…そんな思いを一人で抱えているあなたの味方になりたいということです。自分がダメな存在だと感じたり、人より下だと感じたり、いつも遠慮して、緊張して、悩みと落ち込みを繰り返しながら生きている…それは、あなたが悪いわけでも、ダメなわけでは決してなく、生まれ育った環境や、経験の中で、そうせざるを得なかったということ。そして、それを何とかしたいと思うなら、そのやり方から、卒業する時期がきたよというサインです。新しいやり方をみにつけるときは、怖さや抵抗がやってきます。その時期を乗り越えて、ほんとうにあなたがあなたらしく生きていく、お手伝いができたら…こんなうれしいことはありません。●最後に2020年のユニセフの調査で、日本の子どもたちの精神的幸福度は、38か国中、37位という結果でした。子どもたちが幸せを感じて生きていくためには、まず周りの大人たちが、自分の心を大切に生きていくことです。全ての大人と子どもたちが、幸せを感じなら生き生きと生きていく社会をつくるために、必要なのは、一人一人の人が、世界でたった一人の自分のかけがえなさを認め、愛おしんでいくこと。わたしの経験や学びを通じて、そのお手伝いができたらいいなと思いながら、ブログを綴っています。読者登録、コメント、大歓迎です。つながっていただけたら嬉しいです。*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
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