このユーザーを通報しますか?
この場に訪れていただき、ありがとうございます。看護師保健師声紋分析心理学カウンセラー あさひ です。***プロフィール***わたしは、夫不在のある夜、ふと、何かに駆り立てられる様に、夫の荷物を探りました。当時、夫の不倫など疑ってもいなかった私。なぜそんな行動をしたのか?今になって思うと、事実を知って向き合いなさい。そんなメッセージだった様に思います。わたしが手にしたのは、夫婦間以外に肉体関係があることを疑う証拠。わたしは血の気の引いたまま、夫の帰宅を待ちました。今から4年前のこと。夫から、不倫をしていることを告白されます。思考が一瞬停止。次の瞬間。「ああ、これからどうしよう・・・」底の見えない、今まで体験したことのないどん底に、これから落ちていく事をはっきり感じました。身の置き所がなく、ひっきりなしに体を触って落ち着けようとしても、静止していることができない。どうやっても自分を落ち着けることが出来ず、「お互い家族を捨てて、二人でこれからやっていこうと思ってるんでしょ!」大声で、わたしはそう叫びました。“女と別れたかった”と言った夫。わたしはその言葉に、どん底の中、かすかな望みを感じました。その言葉を裏付けてほしいのに、次々知る不倫の詳細は、「別れたかった」という夫の言葉とは真逆の内容。頭に血が上る。それなのに、全身の血の気が引いて、色や温度を感じない世界。夫を問いただしつづけ、一睡もせずに朝を迎えます。こども達が起きる時間になりようやく、『母としての私』に意識が戻ってきたとき、『それでも生活していかなければならない現実』があることを自覚します。こども達の前ではいつも通りに、“いつものお母さん“を装っても、頭の中は夫の不倫の事でいっぱい。今までの様に、こども達と楽しみや笑顔を共にすることが出来ない。それが、何より悲しかった。このままでは自分の精神が壊れてしまうかもしれない…。そんな強い恐怖を感じました。「薬に頼らなければ無理かもしれない・・・」わたしは精神科への受診を決めます。それから毎晩、夫と話し合う日々。正確には、一方的に問い詰め続ける。そして、知った不倫の詳細は、さらに傷口をえぐるような痛みとなり、妄想の材料となりました。『知ったっていいことがない』頭では分かっている。それなのにわたしは、聞くことが止められませんでした。当時、”自宅で不倫をしていた”この事実は、わたしにとって、息がとまる程の衝撃でした。この家で、二人でどんな風に過ごしたのか・・・そう考えると気が狂いそうでした。わたしにとって家は家族の象徴。その家に女を泊めることは、家族より女を優先した。そんな現実を突き付けられた様にわたしは感じ、心地よかった我が家は、一瞬にして、居るだけで身も心も引きちぎられるほどの苦しみを感じる空間となりました。✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎不倫発覚をきっかけに終わった夫と女の関係。相手との話し合いには、長い年月をついやしました。我を忘れてしまいそうなほどの、強烈な怒りと悲しみ、恐怖、終わりの見えない絶望。そこには、夫婦再生と同時進行で、相手との交渉を進めなければいけない、その苦しみがありました。人の命にかかわる仕事がしたい。その思いで私は看護の職を選びました。患者さんの「生きる」を支える仕事。夫の不倫が発覚し、わたしは、『死ぬより生きる方が辛い現実』がある事を、はじめて体験しました。五感を感じない、色のない世界。 不倫の現実から一時も頭を離すことが出来ない。体重は激減し、疲労感でいっぱいなのに、薬を飲まないと眠れない。「こんなに苦しいなら、死んだほうが楽かもしれない」「でも、私が亡き後、こども達はどんな現実を生きるのか・・・」。こども達を連れていくか、残していくか。毎日考えるのはその選択。そしてわたしは、「こどもたちも連れていこう・・・」そう決めました。せめて苦しませずに。わたしは医療の知識を使って、すべての段取りを決めました。限界がきたら、最終手段は決めてある。だから、あとちょっと、、、。あとちょっとだけ頑張がんばろう、、、。そんなギリギリをつなぐ日々でした。夫とは、深夜まで毎晩話合う日々。問い続けるたびに夫は、向き合って答えてくれる。それでも、夫からは、「またか・・・」。そんな「落胆」や「あきらめ」も感じられ、夫との距離は縮まらない。夫の態度によって、ジェットコースターのように感情が上下する自分。「夫がしたこと。だから、夫に何とかしてもらいたい」当時のわたしの意識は、完全に夫に向いていました。問いただし続けても楽になれないことを実感したわたしは、いつしか責めるのではなく、自分の気持ちを伝える様になります。そして、それまでの夫婦の隙間を埋めるかの様に、お互いたくさんの話をするようになりました。もう過去の事実を振り返りたくない。前だけ向けたら、楽になれるかもしれない。 もう一度家族として歩みたい。その未来を思い描いたとき、私は新しい命を宿します。当時こども達は、不倫の事実は知らないけれど、何かを感じとり、私の顔色をうかがうように過ごしていました。『わたしはどうなってもいいので、かぞくをえがおにしてください』ひらがなでこっそり書かれ、しまわれていたそのお願い事を見つけた時、頭を殴られたような衝撃を受けました。こども達に申し訳なくて、でもどうにもならない自分の心に、苦しくて涙が止まりませんでした。そんな中、「新しい家族の誕生」それは、家族の中を少しづつ明るくしてくれる話題となりました。しかし、その先に待っていたのは「流産」の現実。「なぜわたしばかりこんな目に・・・?」からだも心も不安定。それでも、新しい命の存在に、踏ん張れた瞬間が幾度もありました。夫の不倫で、女としても、妻としての価値も、わたしには無いんだと思いました。そして、わたしは、母としての役割すら果たせなかった・・・。そんな風に感じ、わたしは、涙も出ないような絶望感の中、どん底のそのさらに下に落ちていくのを感じました。そしてその時、初めてわたしは、「このどん底からもうはい出したい」「だれかに助けてもらうのではなく、 自分の足で」そう強く思いました。✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎そして、発覚から6か月。ネットの中で出会ったのが、カウンセラー「あおきゆりこさん」のブログ。「不倫がギフト」ってなに??毎日発信される文章、言葉にひきつけられて、過去記事まで一気に読み漁る日々。初めて参加したグループカウンセリング。ホワイトボードに書かれた図。100落ちたら、100上がる。マイナス100からV字の軌跡をたどりながら上昇していくその線を見たとき、必ずあの頂点まで行こう。そう決心しました。当時のわたしには、そこへの行き方は、全くわからなかった。ただ、自分の足でそこまで行こう。そう決めました。その日の決心は今でも鮮明に覚えています。あおきゆりこさんのもとで、グループカウンセリング、対面カウンセリング。スタディベーシック、アドバンス、マスターと学びをすすめました。その学びは、いつしか不倫問題を飛び越えて、自分自身との仲直りの旅となっていきました。もし夫の不倫が発覚する前の自分に戻って、道をもう一度選択できるとしたら???わたしは迷うことなく、今の道を選びます。不倫発覚前のわたしは、自分のことより家族を優先する。それが、「よき妻」「よき母」だと思っていました。学びの中で、ちょっとづつ見えてきた「わたしの気持ち」もういらなくなった荷物をおろし、おそるおそる枠を超え、一歩ずつ進みました。その度に自分が軽く、楽になっていく実感。いつしか家族の中にも、明るい笑顔が増えていきました。わたしが笑うと、家族が笑う。「お母さんが笑うと、私たち幸せになるんだよ。」そう伝えてくれたこども達の言葉。自分より優先!そう思っていた家族に、本当はわたしはどれだけ支えられ、受け入れられ、愛されていたのか。はじめて、受けとることができました。自分と向き合い、みえてきた世界は「すべての本質は愛」でした。今、「あたり前の日常が、ありがたく、幸せだと感じられること」そのことを何より幸せに感じながら、今を生きているわたしがいます。あの時辛かったよねー!って笑いながら語れる夫婦関係があります。恐れや、べき・ねば、からでなく、自分のまっすぐな思いから行動したい、そう思う自分がいます。行動をすること、そこには、恐怖もあります。それでも、誰のためでもなく、自分が、自分のために。一人では歩むことはできなかった道。あおきゆりこさんに出会い、仲間とともに歩み、たくさんの人に支えられてきました。進んではまた戻る。それでも「大丈夫だよ」と言い続けてくれ、わたしを信じ続けてくれた人がいました。そのことに感謝を込めて、今度はわたしが、「信じる力」を届けたい。「大丈夫」を届けたい。「不倫」という爆弾、自分の中に湧き上がったコントロール不能な感情。心地いい感情も、その受入れがたいほどのドロドロの感情も、すべて自分を知るための大切なメッセージ。全ての感情とていねいに向き合って、不倫問題が起きたこと、その中にある、あなたへのメッセージをうけとりませんか?消えてしまいたいほどの自己否定感孤独感悲しみ怒り進んでも進んでも出口が見えない絶望感声にならない苦しみを、やっとの思いで話す。それを受け止めてくれる人がいる。それだけでどれだけ心が楽になるか、体験したから分かる思いがあります。すべてはバランス。たくさんたくさん苦しくて流した涙の分、喜びや感謝であふれる涙を必ず体験できます。不倫なんてあったけど、それでもそこから自分と向き合い、自分を生きることをあきらめない人は美しい。わたしはそう思っています。何者にもならなくていい。できる自分も、できない自分も、すべてOK。あなたはあなたの、そのままで。夫の不倫をきっかけに、ここから、あなたが創るストーリー。その道を、自分の歩幅で、大切な人のために、だれよりも、あなたのために、歩んでみませんか?そして、わたしも、あなたと共に歩みたい。そんな風に思っています。〜あさひ〜
テーマ: メッセージ
テーマ: 2day講座
テーマ: ハピクロ
30代〜カップル・夫婦
アメンバーになると、アメンバー記事が読めるようになります