「がんになって良かった!」えいちゃん

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「がんになって良かった!」という言葉を書いている理由


私自身、5年前に食道がんになり抗がん剤 その後、15時間に及ぶ大手術をしました。

その後、NPO法人ガンの患者学研究所にはいり、副代表理事・患者会会長として多くの患者さんと接してきました。

しかし、それは先明性がなくなったというだけのことで、病前の自分とはまったく変わっていないことだと気づきました。

またそれは、本当は普通に生きている人でも同じで、交通事故や心臓発作、脳梗塞など突然やってくる可能性は多々あります。

そんな人はたぶん今までの自分の人生を考えるとか、生きることを楽しむなんて時間はありません。

そう思うと「がん」という病も考えようによっては、悪くはないと思えるようになり、だったら「今まで出来なかった生き方、選択をしよう」とおもいました。

その結果、今生きていることの素晴らしさや、他人の有難さに気づくことが出来、楽しく毎日を送っています。

とはいっても、体調が悪くなると「もしかしたら?なんてこともあります(笑)
そんなときは、
『今に集中する』『先を考えない』ようにしています。

先のことを考えるから、不安が膨らみます。
そんな時、私は自分の身体に対して愛と感謝を感じる時間にしています。


出来る限り、○○をしなければということはキャンセルして、自分の身体と心を思いやります。

そうすると、徐々に体調も戻ってきます。
そんなことで、ここ3年間検査もまったくしていませんし、体調が悪く病院にも行っていません。

といっても本音は「再発している。」とか「~が悪い」といわれるのが怖い、検査から結果が解るまでの時間が不安だという臆病さからきています。

どうしても「がん」になると、病のほうに向かってな「治さなければ」「まだ死ねない」と思ってしまいます。

私もそうでした。

大手術で人工呼吸器も付けられ身動き一つ出来ない時期もあり、その後死ぬときああなるんだという不安や恐怖が大きく、何とかしなければ!何をしたら?と先を見てあせりまくっていました。

パニック状態です。

突然のことなので最初は仕方がないことです。

しかし、寿命は「今生きている」ことが、明日、明後日・・・・・・・と繰り返されるその結果です。


ということは、今が変われば未来も変わるということです。

その今という時間を、不安や恐怖で占領されていては未来は・・・・

だったら、「今、幸せに生きる」という選択をしようと決めました。

すると、不思議なことに徐々に生きていることが、楽しく、感謝出来るようになり、今ではがんになって良かったとも思えるようになりました。

そして今は、苦しんでいる人に自分の経験を伝えたいと思っています。

人間は弱い動物です。
だから、生きていくためには人や自然の力を借りなければいけません。

病を治すの必要なことは他によって生かせれていることに気付くことです。
それが自然治癒力を引き出します。

しかし、病になると自分のことばかり考えてしまいます。

人という漢字は支えあっています。

人や自然の大切さ、それらに生かされたいることに気づくこと、それが自然治癒力を高めるためには必要不可欠なのです。

「がんで苦しむ人をなくす活動」

それは、人と自然に優しい環境を創っていく活動でもあるのです。





このブログのタイトルに「がんになって良かった!」とあります。

こんなことを書くと、

「今、元気だからそう言えるんだ!」
「ふざけるな!」

と怒る方もたくさんいると思います。

こんなことを書いている私もがんになったときは、恐怖・不安・孤独・・・
目の前真っ暗で、不幸のどん底でした。

しかし「どうしても生きたい!」と思ったことから、徹底的に学びました。

どうして恐怖や不安が消えないのだろう?

私が出した答えは「原因がわからないから」でした。

がんになった原因がわからないから、どうしていいかもわからず、後ろから追ってくる見えない黒い影に怯えていたのだと気づきました。

夜道で後ろから足音が聞こえるシーンは良くありますよね。
あれは、後ろにいるのが誰だかわからないから怖いのです。
分かれば、なんてことはないはずです。

そして、がんになった原因を掘り下げて考えたとき、

どうして恐怖や不安が消えないのだろう?
私が出した答えは「原因がわからないから」でした。

がんになった原因がわからないから、どうしていいかもわからず、後ろから追ってくる見えない黒い影に怯えていたのだと気づきました。

夜道で後ろから足音が聞こえるシーンは良くありますよね。
あれは、後ろにいるのが誰だかわからないから怖いのです。
分かれば、なんてことはないはずです。

そして、がんになった原因を掘り下げて考えたとき、
私自身の「今までの生き方」にすべての原因があることが分かりました。

食事、ライフスタイル、ストレス、考え方・・・・・

原因が分かったらあとは変えるだけです。

そして今までとは、180度生き方を変えました。

どんな生き方に変えたか?

「がんになって良かった!」と思える生き方に変えたのです。
すべての選択を「がんになって良かった」と思える選択に変えました。

「死を見るよりも、生を感じよう!」
「今こうやって生きていることに感謝しよう!」

それはがんになる前の生き方との決別でした。

今までの人生の選択を間違った結果、がんにない不幸のどん底になったのだから、まったく逆をすれば幸せになれる。

勝手に自分でそう決めたのです。
そうです、勝手にです。

がんになった時、「幸せ」なんて言えるわけありません。
しかし、がんになって、「幸せなるんだ!」と決めることはできるはずです。

そうすることで、どんな状態からでも幸せに向かって生きることは出来るのです。
苦しみが多ければ、多いほど、その先の幸せもたくさんあります。

苦しみから逃れようとすると、苦しみは増えます。

苦しみを幸せになるためのきっかけとして受け入れ、これから幸せになると決めることで、幸せは増えるのです。

私は一番苦しいときに、幸せになると決めました。

15時間の手術を終え、人工呼吸器につながれ、動くことも、話すことも、息をすることも、もちろん飲食することもできなかった、自分の意思ではまったく何もできず死が目の前にあった2日間。

それを、そのあとの人生の大きな財産にしました。

「あそこには戻らな生き方をしよう」と生き方を変える覚悟ができたのはこの財産のおかげです。

今、私は講演会などで苦しみが多ければ多いほど、大きければ大きいほど、幸せになる資格があると伝えています。

人はなかなか変わることができません。
しかし、苦しみを資源とすることで変わることができるのです。

「がんになって良かった!」と言える生き方をすると決めることです。
そして今までの生き方を断つこと。

すなわち決断することです。

「がんになって良かった!」と思えなくても良いのです。
決めればいいのです。

その結果として、幸せに近づき、何年かすると自然に「がんになって良かった!」という言葉がでてくるようになるのです。

今私は、とても幸せです。
「がん」になる前よりも比べ物にならないくらい。

もし「がん」にならなかったら、こんな幸せはありえなかった。

すべての人がこれに当てはまるとは思っていません。
しかし、そうなれるチャンスはすべての人にあると思います。

がんになったときに一番大切なのは「希望という灯台」です。

わたしの役割は、は苦しんでいる人に灯台の光を灯すことです。
「幸せ」という灯火を!
それが私の「がん」になった意味だと思っています。


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 □NPO法人ノーマカフェ理事長

   
 □NPO玄米おむすびの会 代表 

 □対話の場 「青りんごミーテング」代表世話人

 □「降りてゆく生き方」in愛知実行員会  代表世話人
 


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