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昔は猫よりも犬が好きでした。小さい頃は、猫の生態は謎で、不気味な生き物といった印象でした。ところがある日、突然、猫の可愛さに目覚めて、「猫がほしい、猫がほしい」と唱えていました。すると、まもなく家族が猫を拾ってきました。生後3ヶ月くらいのなんとも可愛らしい猫で、マリアと名付けました。子供が生まれる直前のことでした。生まれた子供と子猫は、ベビーベッドで一緒に寝て育ちました。自分も若ったので、猫が赤ちゃんの顔に乗るとか、猫アレルギーとか、バイキンとか、そんな問題があることも知らずに暮らしていましたが、猫が子育ての障害になることはなく、幸せな猫生活のスタートでした。それからウン十年がたち、2代目以降、2匹づつが定番となり、それぞれを看取ながら、8匹の猫を飼ってきました。私に幸せを与えてくれた思い出の猫たちも含めて、私の目を通した猫を描いていこうと思います。
テーマ: ムッチとシッシ
猫との生活
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