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50歳を過ぎて、英検1級に挑戦 半年でパスしましたキラキラ中学の最初の英語の授業から英語大好き女子ラッキーなことに、最初の授業から先生はアメリカの宣教師と、帰国子女でした。中学の時に見た、「野のゆり」という映画で、たまたま聞き取れた主人公のセリフが、おもしろくて, かっこよくて印象に残り、「英語って、おもしろい」と思ってしまいました。そのまま真面目に勉強していれば、いまごろは、あこがれの国連で仕事をしていたかもしれないのですが、(笑)人生、そんなに甘くない!!兄と姉は、進学で東京の大学へいきましたが、私の番になると、末っ子の私を手元に置いておきたかったからなのか、それとも、信用がなかったからなのか(笑)地元、広島での進学を勧められました。よく言えば、「すなお」ですが、ガッツもなく何の抵抗もせず、すんなりと、推薦で英文科へ進学。そこそこの学力で、エスカレーター式で入れたということなのですが、 受験勉強をパスした「つけ」で、その後苦労することになるなんて、その当時の私にはわかるはずもありませんでした。大学に入学して最初に「あれっ?」とおもったのは、「わたしは、大学で文学を学びたかったのだろうか?」入ったのは、英米文学科ですから、間違いなく、文学を研究するところですそんなことにもきづかず、入学して授業が面白くないと言って、テニス三昧中・高とテニス部だったので、有望な部員として期待されたわけです大学を卒業しても、恥ずかしくて、「英文科をでました」なんて、いえない、いえない・・・卒業・結婚・出産その当時はめずらしくもない、専業主婦でしたが、なんだか、消化不良のモヤモヤしたものが、体の中に漂っているのに気付き始めました。下の子が幼稚園に上がって、自分の時間がとれるようになってから、「英語をもう一回勉強したい!!」とそのモヤモヤが一気に形にあらわれました。家にこもって勉強。学生のころには感じたことのない、学ぶ喜び、勉強ってたのしい!!「自分の知りたいことを学ぶって、こんなに楽しいことなんだ」と、人生で初めて感じた時期でしたわたしって、案外、勉強好きかも・・ちょっとおそかったけど英検2級、準1級に挑戦して、パス。有頂天になって、1級にトライみじめなほどの点でみごとに、不合格準1級との差を見せつけられましたし、自分の実力はこんなものかと落ち込みました。それで、しばらく、試験から遠ざかってしまいました「別に、1級の資格はなくてもいいかなぁ」なんて、逃げていた気もします友人と始めた、英語クラスで生徒さんも増え始めたころ、「ネイティブの先生はいますか?」「先生は1級クラスのレベルですか?」「英検1級受けたいんですが、対応していますか?」という問い合わせが増えましたやっぱり、1級の資格は必要なのかなと思い始めましたそのころ、受験勉強をしなかった「つけ」が回ってきたのです。英語を勉強する人は、ある時期「タイム」を読むというステイタスにあこがれます。私もその一人でしたが、記事を読んでいて、「決してむつかしい単語はないのに、なぜか内容がとれない」という事件がチョコチョコおきるようになりました。原因は簡単 : 文法がすっかりぬけおちて、構文が理解できなかったのです。たまたま、文法に強い友人がいたので、恥ずかしさもかえりみずお願いして、文法を一から教えてもらうことになりました。使ったのは、大学受験用の問題集を1冊。徹底的に教えてもらいました。わたしが、英語を学びたいという人に「基本が大事」と口を酸っぱくして言うのは、そんな体験があるからです。そして、長いブランクのあと、1級受験を決めて、自分のレベルチェックをするために旺文社の過去問をやって分析してみました。実は、その時、すでに50歳をすぎていたのです。のんびりしている時間はありません。 いまさらでしたが・・・過去問をやった結果、できるだけ短時間で、1級を攻略するためには、語彙力をつけるのが一番効率が良いとわかりました。それから、半年間は、来る日も、来る日も単語をおぼえる・おぼえる・おぼえる。決して、つらくはなかったし、勉強がいやだと思うこともありませんでした。そのころは、コーチングも知らなかった私ですが、今思うと、自分を励まし、元気づけ、セルフコーチングしていたんだと思いますね。どれくらい覚えられたか、自分でチェックする方法を見つけて、すこしでも新しい単語を覚えていることがわかると、ひとりでニンマリ、ニヤニヤ。人が見たら、きっと気持ち悪いと思うけれど、本人にとっては最高に至福の時でしたね。そして半年後、1級合格。二次のインタビューで失敗したと思っていたので、合否通知のはがきが来た時、受かっているとは思わず、バリッと開いてみたら、なぁ、なんと!、 「合格」の文字はがきをもって家の中を走り回りました「合格」「合格」って、夫が口をあんぐり開けて、なにごと?って表情英語の勉強は楽ではありませんが、楽しく勉強することはできるということをお伝えできたらと思っています。意図さえあれば、方法は無限大にありますよ。
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