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子育てコーチング協会マスターインストラクター森山ふみ香です。私は長男の不登校と次男の学校での問題行動をきっかけに、子どものこころのコーチングを学び、インストラクターとなりました。新卒で入社した会社でSEとして働く傍ら、3人の子どもを出産しました。仕事と家事と育児に忙しく、子どもが小さい頃はどんな風に毎日を過ごしていたか思い出せないほど、いっぱいいっぱいで生活していました。そんなとき、小学3年生の長男が家で暴れ、不登校になります。教師やソーシャルワーカーに相談しましたが解決策は見つからず、夫の勧めで休職して長男を見守ることにしました。長男が登校できるようになり、ホッとしたのもつかの間、今度は次男が学校で問題行動を起こすように。あるトラブルのときは、次男が犯人だというクラスメイト達と、「やってない」という次男の間で、心が引き裂かれる思いも味わいました。立て続けに起こったこれらの出来事は「子育てを変えなくてはいけない」というサインだと受け取り、私は「子どものこころのコーチング」を学び始めました。講座では、私の中に「学校には行くべき」「宿題はやるべき」などの「マイルール」があって、それを息子に押し付けていたことに気づきました。さらに、私と子どもではお互いに「大切にしたいこと」が違うことも実感し、衝撃を受けました。そこで、講座で教わった「聞く」のスキルを実践し、子どもの気持ちや本音を引き出すようにしました。そこから見えてくる子どもの「大切にしたいこと」を尊重するように心がけると、息子たちが落ち着き、親子の信頼関係が強くなっていきました。私はこの経験から、「親と子、それぞれの『たいせつ』を認めあう方法」を伝えたいと感じ、子どものこころのコーチング協会のインストラクターとなりました。「聞く」を通じて親と子の心をつなぎ、自分も家族も自由になるためのお手伝いをしたいと思っています。
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