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はじめましてほっこり可愛い愛犬愛猫などの動物達をお作りしている羊毛フェルトわたまる作家、荒川わかこと申します。ブログでは誰でも簡単に作れる羊毛フェルトの作り方や可愛いく作るコツ、羊毛フェルト作りによくあるお悩みや時々お花屋さん時代のことなど私の想いを書いています。羊毛フェルトをつくる楽しさや出来上がったときの喜びと、作品に愛着を感じ癒される幸せを、たくさんの方に体験していただきたいと思っています。羊毛フェルトを作り始めたきっかけは、2021年頃、ネットショップで販売しているフラワーギフトに乗せる動物のマスコットを自分で作りたかったからです。でもどうやってつくるのか、初めは分からなかったので、羊毛フェルト作家さんのワークショップに参加して、作り方の基本を教わりました。その後本を4冊買って、独学で作り方を学び今に至ります。ネットショップではうちの子オーダーメイドという、一緒に暮らすワンちゃん、ネコちゃん、インコちゃんなども羊毛フェルトでお作りしています。大好きな物はコーヒーとおせんべいと可愛いワンコやニャンコを見ること。苦手なものは人前でのスピーチとスーツを着ること、整理整頓です。緩めな空気感が大好き、少々押しに弱く人に尽くすのが好きなおっちょこちょい。2人の子どもを育てる40代のシンママです。ここからは私のショップについての想いと今に至るストーリーをご紹介します。『mizutama*drops』というネットショップを始めて3年、販売数述べ約80件。動物を飼っている方へ向けたお花と羊毛フェルトの動物を組み合わせたフラワーギフトを販売してきました。数字で表すとまだまだ少ないですが1件1件お客様に喜ばれるものをそしてお客様を笑顔にしたい、という想いで1つ1つ丁寧にお作りしてきました。おかげさまでお喜びの商品レビューをたくさんいただき、それが制作の励みとなり、ここまで続けてこられました。そもそも、なぜ私がハンドメイドを始めたのかその一番の理由は毎日が同じ生活の繰り返しでつまらなかったんです。朝起きて、子供を起こしてご飯を食べて、会社に行って単調単純なお仕事をして帰ってきたら子供と過ごしつつ寝かしつけて自分も寝る。そんな平和で幸せな毎日ではありますが特に変化の少ない物足りなさを感じる日々。加えて、シングルマザーなので将来これから子供にお金もかかるであろうことは分かってましたから、一人で稼ぐという経済的な不安もありました。そんな時に、ハンドメイドのネットショップの存在を友人からお知えてもらい、ネットショップを始める方法の本を読んで勉強しました。元々ものづくりが好きなので、ハンドメイドしてみたい!と思ったんです。花屋での経験をいかしてフラワーギフトのお店を始めたのがネットショップmizutama*dropsの始まりです。mizutama*dropsではペットちゃんの特徴を捉えて羊毛フェルトでお作りする うちの子オーダーメイドもしています。うちの子が帰ってきた。箱を開けたとたん涙が溢れました。と、お喜びのお言葉をいただいています。このような有り難いご感想をいただくうちにこの仕事にやりがいを感じるようになりました。今年の4月から『わたまるのもと』 という新しいショップを作りどんな種類のわんちゃんもうさぎさん達も手足が超小さくてまんまるな形になった羊毛フェルトの商品を販売し始めました。こちらも始めたばかりですがインスタグラムで投稿したわたまるを「かわいい!」と言ってくださる方や購入してくださるお客様もいらっしゃいましてとてもうれしく思います。うちの子オーダーメイドをご注文いただいたお客様には「笑っちゃうくらいかわいい!」「うちの子そのもの!」とお喜びいただけました。見る人が癒されるものを作りたいと思い、ほんわかとした優しい顔の子をお作りしています。うちの子オーダーメイドはペットロスの悩みを抱えた方にもご注文をいただいています。ワンちゃんやネコちゃんが旅立たれた時に起こるペットロス大切な家族の一員であるワンちゃんネコちゃんなど、大切な存在を失うと、喪失感や絶望感を感じてしまうもの。仕事も家事も、ご飯を食べることさえやる気を失い落ち込んでしまう状態になってしまうことも。多くの子が10年以上長生きする時代長い時間一緒に生きてきたその子がお空に旅立った時それは言葉では表わせないほどの悲しみと喪失感で胸がギュッと締めつけられるような感覚。とてもひとりではその悲しみを抱えることが できないほど辛い体験です。もちろん一緒にいた時間が長い短いではありません。産まれてわずか数ヶ月お家にお迎えしてまだまもない小さな子が突然病気になったり事故にあったりありますよね。失った命に対して同じように辛く悲しい気持ちになるのは同じですね。そんなときに羊毛フェルトでお作りするうちの子オーダーメイドの子がいたらうちの子がいつもそばにいるみたい…と感じられると少しずつ悲しみを乗り越えてだんだんと笑顔が増えるのでは!と思っています。そしてお花屋さんで11年も働いていた経験と技術を活かしてアレンジメントと羊毛フェルトを一緒にしたフラワーギフトもお作りしています。動物が好きな方に贈るギフトとして、お悔やみのお花として、お誕生日や卒業式、母の日のプレゼントとして、大変お喜びいただいています。たくさんの方に喜ばれ、笑顔になってもらえたらうれしいと思っています。お花はずっと長く残したいので生花ではなくてアーティフィシャルフラワー(精巧に作られた造花)を使用しています。*ーーーーーーーーーーーー*ここからは私の今まで歩んできた人生のヒストリーです小さな頃からものづくりが大好きだった私は学校の図工も大好きにでした。絵を書くことも好きだったし何か作る事が大好きでした。小中学校ではいつも金賞をいただいてました。学校の代表に選ばれて展示していただくこともありました。そんな事もあり、ものづくりがとても好きになれたのかもしれません。ある日テレビで見たガラス職人になんとなく憧れて私もやってみたい!とガラス工芸学科がある秋田の美術短大に行こうと決意。それが高校3年の秋頃でした。美術の先生にお願いして 初めてデッサンを教えていただく、という遅すぎるスタート。急きょ美術部の子達に混じって私だけデッサンを練習し始めました。放課後は毎日デッサンを描いて冬休みは朝4時に起きて描いて昼間は受験勉強をしたりしていました。親戚の伯母さんが美術系の学校を卒業した人だったので描いたデッサンを良くみてもらいました。今思うと何故美術部に入ってなかったのか…自分でも不思議です。おかげさまで試験に合格できたのも先生や伯母さんが教えて下さったおかげだなととても感謝しています。学校では竿を使ってふーっとガラスに息を吹き込んで作る宙吹きという技法を主に学びました。他の技法も学びましたが、名前はもう忘れてしまいました。学校生活はずーっとガラスを作れるので毎日が楽しい!私はガラスで一枚の食パンを作ったり綿雲を浮かべた空のオブジェやお皿などを作ったりしました。その作品を見た周りの先輩達からは「ワカコらしい」と言われるものでした。卒業制作では3つのまるい足がついた葉っぱの模様のあるカップとソーサー、大皿のセットを作り『安らぎの時間』というタイトルをつけました。地元のテレビのニュースで私の作品が写っていたよと友達が教えてくれました。すごくビックリしたけど認められたみたいでうれしかった記憶です。私の作る作品にはいつも身近にあるもので、自然を感じ癒やされたいという想いがあるなと感じます。卒業後はガラスを続けたいと思い大阪にあるガラス工場に就職。宙吹きとは違って型吹きという技法で半分手作りような技法の工場でした。 自分のしたい事とは違いましたがとりあえず3年ほど勤め工場の経営不振もあり退職。群馬に帰ってフリーターをしながらガラス教室に通っていましたがガラス作家になる決意とシナオリが自分の中で描けず結局諦めることに。その後花屋さんに就職して11年勤めました。作るものがガラスから花束やアレンジメントに変わりましたが、作るという点は変わりのない楽しいものでした。 上手になりたい!と日々練習しました。お花屋さんの国家資格であるフラワー装飾技能士の試験を受け合格。個人的に花の色の組み合わせの勉強がしたくてフラワーカラー検定も受け、合格しました。いろいろな種類や色の花を使って作るのですが作る人の個性が出て、とても面白く、とにかく奥深い終わりのない学びがある楽しい仕事でした。そして何より自分が作ったものがお客様に感謝されて、更にお金もいただけるという体験にやりがいを感じました。素晴らしく楽しいお仕事でした。結婚して子供ができ、はたまた離婚もして…。自分がまさか離婚するとは思ってもいませんでしたが人生とは想像を超える事があるものですね。すったもんだと家庭の事情でいろいろあった為花屋さんを辞めました。そして子供と過ごす時間が取れて土日祝日休み長期休みのある普通の工場に転職。まったくやりがいのない仕事に物足りなさを感じる日々。そんなときにハンドメイドに出会いました。今はネットショップを開けば、個人でもお店が持てる!自分のやりたい事ができる!とネットショップを開設することに。イベントに出店したときに、優しいほんわかした雰囲気の羊毛フェルト作品と、そのハンドメイド作家さんと出会いました。こんな動物たち作れるなんてすごい!なんてかわいいんだろうと感動。そして、その方に初めてワークショップで作り方を教わることに。その方も独学で作りはじめて教室やネットショップを運営してる実力の持ち主。あたなもできるよ!と励ましていただき本を4冊買って独学で羊毛フェルトを学びはじめることにしました。そして今に至ります!のこれまでのいきさつや想いの詰まった長いお話、最後までお読みいただきまして本当にありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
テーマ: ブログ
犬との生活
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