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初めての妊娠で切迫流産、入院。なんとか命を取り留めて一安心と思ったら、妊娠中毒症。そして一ヶ月も早い35週での出産。1500グラムのいわゆる未熟児。未知の世界とプレッシャーで育児ノイローゼになりかけたり、もちろん大変なことばかりだったけど、それでも育児にも慣れてきて楽しい日々もたくさんありました。 やがて第2子の誕生。その忙しさは一人の時とは、比べ物にならず。きちんと育てなきゃ!家事もちゃんとこなさなくちゃ!あれもこれもと自分でどんどんハードルをあげて。助けを求めることもできず、ワンオペ状態。一人で抱え込み、完全にキャパを超えた…。 大切な子供たちを大切に育てたかったはずなのに、日々の雑務をこなすことが目標にすり替わり、一人で抱え込み、できないイライラを子供にぶつけるダメっぷり💦なんとかしなくちゃと、あれこれやってはみたものの…。結局その場しのぎにしかならなくて、すぐに大爆発。 やっぱり私は母性がない、欠陥人間ダメ母。母親失格。と、日々を振り返っては後悔と自分を責める毎日でした。 力で押さえつけようとしていた子供は、やがて大きくなり、いつも子供と争いに。怒鳴り声が飛び交い、物も飛ぶ。殺伐とした家の中。いつまでたっても出口は見つからず、どこかに行ってしまいたかった。消えてしまいたいとさえ思っていた生活が、10年以上続きました。生きづらい、自分の何かがおかしいいのではないか…と心の何処かにいつも不安を抱えていました。 ところが、嘘のような転機が訪れるのです。ずっと抱えていた自分への不信感。いつも不安と自信のなさに押しつぶされそうになる毎日。セラピスト養成講座を受講していた時全ての謎が解けたのです。負の連鎖を繰り返してしまう理由が、痛いほど理解できました。そしてやっと気付いたのです。このままでは、子どもたちにも同じ思いをさせてしまうと。大切な子供たちに、わたしのような思いをさせてはいけない!そう、決めたら早かった。今の自分が出来上がった背景、負の連鎖を繰り返す心の仕組み。学んだこと、自分の歴史を組み合わせ気づいたことを照らし合わせてやってみた。言葉のかけ方、視点を変えて。そして、ふたつの魔法の言葉。何をやっても、ずっと変わらなかった親子関係と殺伐とした家の空気。そして何より私自身が、みるみる変わっていくのがわかりました。ほんの2、3週間で驚くほど激変しました。みんなが相手の気持ちを考えられるようになり、不穏な空気になりそうな時は、それぞれがうまく回避するようにできる。そして、みんなが集まるといつも笑い声でいっぱいに。あの頃は一体なんだったんだろう?今では、娘たちとの笑い話になっています。この言葉と視点の謎が解けたとき、次の世代に、もっと穏やかで優しい時間を伝えたい!と思いました。自分で「変える!」と決めたら、あっという間に動き出しました。あの頃の私のように、育児に悩み出口が見つけられず、毎日を過ごしているママたちのお手伝いがしたくて、このブログを始めました。
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