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赤ちゃんがなかなか生まれなかったAさん疲労はない、ごはんは食べれている、尿もたまっていないなど、お産を進める身体的な条件は整っていました。とても順調にお産が進んでいたのに、ある時、陣痛がピタッと止まってしまいました。私:「お産に対してどのように思っていますか?」Aさん:「怖い!!覚悟ができていないんです!!」と涙を浮かべながら訴えてきました。私:「そうなのですね」とその気持ちを受け止めました。なぜ、私はAさんの気持ちを受け止めようと思ったのか?それは、Aさんの気持ちを受け止めることで、Aさんはもっと心の奥底にあった思いを吐き出せるのではないかと考えたからでした。そして、私のこれから伝える言葉に、耳を傾けてのもらいたいと思ったからです。Aさんの気持ちを表出できた後に、次のように伝えました。私:「お母さんが怖がっていたら、 赤ちゃんはお母さんに怖い思いをさせないようにと 思って、お外の世界にでてきてくれませんよ。 覚悟しましょう」Aさんはお産に対する覚悟を決めた時から、弱まっていた陣痛がまた強くなり順調にお産が進みました。はじめまして、助産師のMAMIです。助産師として20年働き、お産に関わった赤ちゃんの累計は736名(平成28年5月27日現在)になりました。妊婦さんのお産に対する心と体の準備をお伝えして少しでも不安感や恐怖心を和らげられたら、と思っています。【妊婦さんがお産を怖がるのは当たり前?】お産は怖いものお産は不安お産は痛いお産は辛い ・ ・ ・ 例を挙げればきりがないくらいネガティブな言葉が出てきそうですが、あなたはどう思われますか?20代の頃、助産師としての私は、妊婦さんがお産の不安や恐怖を訴えても、それがあたり前と思っていました。妊婦さんの気持ちを受け止めようと努力しているつもりだったけど、「怖い、怖いと思っていたら、体が緊張して、お産が進みにくくなりますよ。体の力を抜いてリラックスしましょう」というように、お産のコツを説明するだけだったかもしれません。約10年お産の現場を離れ、久しぶりにクリニックの現場でのお産に携わるようになりました。その現場でも10年前と変わらず、「お産が怖い」「友達にお産の体験談を聞いて、私にお産できるか不安」「痛くて気持ちがついていかない」「これから私、どうなるの、先がみえない」などなど、妊婦さんの訴える内容は変わっていませんでした。このような状況で本当にいいのだろうか。そう思っていた時期に、あるセミナーに参加しました。そこで、人のもっている夢を実現するための応援をしていきたいという気持ちが強くなっていきました。さきほどのお産が進まなかったAさんとの関わりは忘れられません。Aさんとの関わりが、私に大きな影響を与えてくれました。お産の途中でAさんの「怖い」という気持ちが「覚悟」に変わるプロセスは、目にはみえませんが、お産の方向を変えるスイッチが切り替わった瞬間のように思えました。お産に対する気持ちがこんなにお産の進行具合に関係するのかと驚きとともに、助産師としてお産前から恐怖感や不安感へのアプローチをすることで、気持ちが救われる妊婦さんたが多くいるのではないかと感じました。お産の時の不安や恐怖をできるだけ和らげたい、そんな思いでお産に関わっています。「お産が怖い」を前向きなお産に変える、そして妊婦さんやご家族にとって「いいお産だった」と思えるようお手伝いしていく、それが私の使命だと思っています。お産の恐怖感は誰にでもあるものです。あなたが、どのようなお産をしたいのかをイメージすることで、あなた自身の力を最大限に発揮できるようになります。「怖くて不安なお産」だったというより、「いいお産」だったと思いながら、赤ちゃんを迎えることができたら、幸せだと思いませんか。あなたが望むお産を引き寄せる方法をお伝えします。あなたの望むお産を手に入れてください。
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