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中学2年生の頃、学校にも馴染めず、気が置けない友達もなく、ましてや女性の知人さえもいない日々の中で、唯一の慰めは夏目漱石や森鴎外、遠藤周作などといった作家の小説を乱読することだった。学校から帰ってくると教科の勉強などそっちのけで、ずっと読書に耽っていた。中間や期末などといった定期考査の時ほど、どういうわけか読書は進んだ。 あと1年で高齢者の仲間入りをする時になっても、読書の楽しみはあの中学2年生の頃と少しも変わらない。さらに歳を重ねた故の楽しみもわかってきたような気がする。 ひとり、ともしびのもとにふみをひろげて、みぬよのひとをともとするぞ、こよのうなぐさむわざなる。 ふみは、もんぜんのあわれなるまきまき、はくしのもんじゅう、ろうしのことば、なんかのへん。このくにのはかせどものかけるものも、いにしえのは、あわれなることおゝかり。 (徒然草第十三段)
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