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十六夜夢蔵 店主:渡辺栄
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十六夜夢蔵 店主:渡辺栄
最新の記事
「十六夜」-大人のための飲食空間 すすきの南6条新宿通り
店内のご案内
テーマ: すすきの感動飲食を演出するキャスト
2011年09月02日 13時25分
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2011年05月06日 09時39分
すすきのでの感動飲食に身を捧げて精進いたします。
こんにちは。
十六夜店主の渡辺栄です。
日ごろのご愛顧に、心から感謝申し上げます。
「美味しかった」
「また来るね」
「ありがとう」
そんな、お客さまからの言葉と笑顔を、何よりの宝物にして、
すすきの感動飲食道をまい進している私たちですが、
すすきの感動飲食の頂点を極めた誇り持って、
これまで、お世話になった全ての皆様へのご恩を、
心づくしの接客と、美味しい料理でお返しさせて頂きます。
あなたさまにとって、最高で特別な場所であることが、
私の変わらぬ目標でございます。
一身捧げて精進していく覚悟でございますので、
何でもおっしゃっていただき、勉強させて下さいませ。
今回は、ご挨拶も兼ねて、あらためて、
これまでの経緯をご紹介させてください。
私は昭和37年7月3日名寄で生まれました。
小さい頃は、地元でも有名なやんちゃ坊主でした。
家が貧乏だったので、なめられたら終わりだと思っていたのです。
中学ではバスケットに熱中していましたが、
次第に悪の道にまっしぐら。
名寄から、旭川の高校に進学するときには、
「旭川を締める」と本気で考えていました。
入学したのは、道北で一番の悪名高い
私立だった、ある高校です。
入学した私は、
「まずは学校から締めよう」ということで、
1年生から、毎日、学校で喧嘩をしていました。
「やられたらやり返す」「ビビッたら終わり」
だと思っていたので、どんなにやられても、
へこたれることはありませんでした。
待ち伏せや、多勢に囲まれて、
半殺しの目に遭ったことも数が知れません。
それでも、「あいつら(私と友人たち)には逆らうな」と
いうくらいまでやるので、延々と戦いの日々が続きました。
そして、2年生になると、今度は、
他校に出かけていって喧嘩に明け暮れるようになりました。
映画のように、殴り合って友達になることはありません。
時代は「ビーバップハイスクール」や
「なめ猫」が全盛期の時代です。
あの頃があったおかげで、
いざという時の肝が座わりました。
ですので、今になってまじめに勉強しておけば良かったという
後悔の気持ちは少しもありません。
組織と調和するためのコツを、
先輩、後輩関係を通じて学びましたし、
負けず嫌いな魂や、「仕事で勝ちたい」という
気持ちの土台になりました。
そして、あの頃も気合と根性が必要でしたが、
飲食業では、頭も使わないといけないし、
お客さまへの信頼・信用もあります。
今のほうが大変ですし、
喜び感動、そしてやりがいもあります。
根性が土台になって、今があります。
高校時代に話を戻しますと、
他校との抗争をしているうちに、
自然と暴走族に入ることになりました。
当時、道北で一番大きな
北日本連合という暴走族です。
爆音と騒音の無免許運転と抗争に明け暮れ、
毎夜、何十台も連なって訳もなく乗り回しては
ケンカをしていました。
今から考えると、誠に申し訳ありませんが、
警察を始め、沢山の方々のお世話になり、
ご迷惑をおかけしてしまいましたが、
バイクと車が好きでしたし、喧嘩も楽しかったです。
ディスコにもいきましたし、
酒を飲んだりナンパもしました。
ところが、私が、高校3年生になる頃には、
殆どの友達は学校を退学になって、
どんどんヤクザになっていました。
「俺もこのままならヤクザになるしかない。
でも、どうせなら表社会で勝負したい。
ヤクザなんて嫌だ。
それに、もしかしたら、卒業できるかもしれない。
せっかく、これまで、退学にならなかったのも、
運が良かったんだから頑張ろう」
そう思って、私は、少し勉強をするようになりました。
「親をこれ以上悲しませてはいけない」
そんな気持ちもありました。
そして、奇跡的に高校を卒業。
過去にはきっぱりケジメをつけようと思って、
札幌に出てきました。
そして、最初はデザイナーに憧れて、
洋服屋の店員になりました。
そして、3ヶ月で退社。
「一生こんなの? こんなツマラナイのは嫌だ」
「何で朝早く来て掃除しないといけないんだ?」
こんな調子でしたので、上司と喧嘩してしまったのです。
辞めたときには「せいせいした」と思いました。
そして、何がしたい訳でもなかったのですが、
東京に行くことにしました。
東京に行けば、
きっと何かがあると思っていたのです。
しかし、お金がなかったので、
近所のつぼ八でバイトを始めたのですが、
ここで運命が変わりました。
元々、まったく飲食店には興味がなく、
お金を貯めて東京に行こうと思ったのです。
ところが、入ってみると、
アルバイトで入った私は、
自分より年下の高校生が、店では先輩だということで、
こき使われたのですが、
年下に使われるのが面白くないと思いました。
少しは我慢したのですが、すぐに、
「なんであんなボンズに!」と、切れて呼び出しをかけたら、
それがバレて逆に店長に呼ばれました。
そして、「悔しかったら仕事で返してみろ」といわれたのが、
人生の変わり目になりました。
「いつでも辞めてやる」と思っていたのが、
それで、「ヨシ!」と思ってスイッチが入ってしまったのです。
本当はクビになるところだったので、
すごく恵まれたと思います。
以来、休みは必ず、
居酒屋研究に出かけるようになりました。
そして、サービスの本を読み漁ったり、
厨房の仕事を知るために、
自宅でキャベツの千切りをしたりもしました。
自分が一生懸命になると、お客さんにも、
職場の上司にも認められて
可愛がられるようになりました。
他のスタッフよりもオーダーを取ったり、
お客さんの顔を覚えたり、
食べたものを覚えていたりすると、
どんどん評判が良くなりました。
サービスして喜んでもらうのが嬉しくて、
完全にはまってしまいました。
仕事にのめりこむ程、結果が出て、
さらに私は飲食という仕事にのめり込んでいきました。
お給料もほとんど仕事関係につぎ込んでいました。
そうこうしていると、社員、主任、
副店長、店長とどんどんと新たな仕事を頂いて、
とんとん拍子でステップアップしていきました。
「社員に」という声をかけられた時には、
「ハイ」と2つ返事でした。
バイトでプラプラな状態は嫌でしたし、
さんざん遊んできたのでちゃんとしたいと思っていました。
自分がしっかりしなきゃと思っていました。
とにかく仕事が楽しくて、
気づけば東京どころではなくなっていました。
「店長にならんか?」
そう言われたときには、嬉しかったですし、
認められたという気持ちでした。
自信もありましたし、
やってやるぞと思いました。
こうしてつぼ八の店長になると、
売り上げもどんどん伸びて、
札幌のつぼ八の中でも
売上げナンバーワンの常連になりました。
お給料も上がり、自信もついたので、
私は、サービスをもっと極めたくなりましたし、
色んな飲食業の世界を見たくなりました。
そして、飲食店を飲み歩きましたし、
将来は独立したいという夢を抱くようになりました。
そんなある日、出来たばかりのブルースアレイで、
既にすすきのではブイブイいわしていた田村社長と知り合ったのです。
初めてブルースアレイを見た時には、
本当にカッコ良くて、自分もこんな店をやりたいと思いました。
田村社長ともすぐに仲良くなったのですが、
仕事でも人生でも、私が知らないことを何でも知っていて、
すごいなと思いました。
そして、ある時「うちに来ないか?」といわれて、
とっても嬉しかったのですが、
「迎えに来てくれたら行きます。
お酒の席では嫌です」といって、
いったん様子を見ることにしました。
すると、本当にBMWで迎えに来てくれたのです。
喫茶店でコーヒーを飲みながら延々と語り合って、
「小さな会社だけれど、一緒に大きくしよう」といわれ、
田村社長の下で働くことを決心しました。
以来22年、その殆どの期間を
常務取締役という立場で頑張ってきました。
この期間はあっという間でした。
田村社長からは飲食の真髄を教わりましたし、
人生についても学ばせてもらいました。
株式上場や東京進出という話もあって、
夢も見せてもらいました。
そして、札幌でも最高だと誇りを持てる
店づくりをすることが出来ました。
中でも、一番なのは、アジアンカフェホアンタムが、
毎日満席で、行列も途切れなくて、
これが一生続くんじゃないかと思ったのが
最高にワクワクした時期でした。
注目もしてもらって、尊敬もしてもらって、
本当にしっかりしなきゃといつも思っていました。
テスカンパニーからの独立をという話は複雑でした。
20年越しの夢が叶う一方、
いつまでも、テスを離れたくありませんでした。
話はどんどん進んで、思い出のブルースアレイと、
立上げから育ててきた十六夜をまかされるという話に。
しっかりとスピリッツを引き継いでいかなきゃと思いました。
社員が幸せになれる会社にしたいですし、
お客様には、今まで以上に目が届くようにしようと思いました。
誰一人、がっかりさせることは出来ません。
スタッフには、俺についてきてくれるのなら、
絶対に幸せにしてやろうと思いました。
これまでは会社や社長のネームバリューで
来てくださった方にも支えていただきましたが、
これからはゼロからです。
会社の準備はどんどん進んでいきました。
書類の届出、ハンコや名刺づくり。
一生のうちで、こんなにハンコをつくのかと思いました。
それでも、知り合いやお客さんにも助けてもらったおかげで、
何とかスタートできました。
あと、店を出すというと、
小学校からの友達数人が心配して150万円を用意し、
「嫁も了解しているから自由に使え」といってくれました。
「大丈夫だから心配すんな」といって、
気持ちだけもらいましたが、
頼みもしないのに助けるよといってくれたのは、
とても嬉しかったです。
本当、ありがとうという感じです。
そして、7月1日に新生十六夜がオープン。
常連のお客さまが、
お祝いにボトル入れて下さったり、
新社長のお祝い会だといって飲み会を開いて下さいました。
粛々たんたんとやろうと思っていたのですが、
予想外で、「本当に、ありがたいもんだな」と思いました。
ただ、ただ感謝ですし、幸せを感じています。
人生は一生懸命、真剣に努力していたら、
誰かが見ていてくれると思いました。
これも、日ごろご愛顧くださっている、
堀内さまのおかげです。
このご恩は、精一杯のおもてなしで、
お返しさせていただきます。
ご会合、ご宴会のご予約は、
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いつでも特等席にご案内させて頂きます。
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