田中幸光

最新の記事

画像一覧

画像一覧へ
  • 腰胠文化とは?の記事画像
  • 腰胠文化とは?の記事画像
  • ふたたび立ちあがる勇気、  Boys,be ambitiousの記事画像
  • 宇宙の果て この世の果ての記事画像
  • フィッツジェラルドの「緑色の灯」とは何か?の記事画像
  • フィッツジェラルドの「緑色の灯」とは何か?の記事画像
  • フィッツジェラルドの「緑色の灯」とは何か?の記事画像
  • ■「The Catcher in the Rye」を読む。――①   過去を再生する物語。の記事画像
  • 19世紀フランス作家の痛快な「罵倒文学史」の記事画像

人生は、アルフレッド・ヒチコック劇場のように。

●人生は、「アルフレッド・ヒチコック劇場」以上におもしろいとおもっています。いつもは、些細なことに気をまわしていて気づかないけれど、ヘンリー・スレッサーのミステリーは、そういう日常の特筆すべきシーンを抜き出してわれわれに示してくれています。ヘンリー・スレッサーの描く犯罪は、血なまぐさくないのです。たとえば1962年に出た作品は、「母親とその他人びとのための犯罪(Crime for Mothers and Others)」というものでした。彼の手にかかると、ごろつきも殺人者も被害者も、とても愉快な、憎めない人物で、オチがばず抜けてうまいのです。О・ヘンリーやチェーホフの短編のように、人生の一断面をずばりと切り取って描かれたものです。
ぼくは、じぶんの人生もまた、こうありたいと思わずにはいられませんでした。
かつてぼくは、《いいなずけ婚》だったことを告白したのは、そういう理由です。
父は、北海道・旭川の第7師団から中国戦線へと送られました。機関銃兵でした。おなじ村から、もうひとり出ていった人がいます。
父とその人は、戦地を這いずりまわり、ぼろぼろになって復員してきました。戦友というのは、よほど堅いキズナで結ばれるもののようです。「おまえに息子が生まれたら、うちの娘を嫁がせよう。生きてもどれたんだ、これからは、親戚づきあいをしようじゃないか!」といい、父はそのとおりにしたのです。そういうことで、われわれが結婚して親戚づきあいがはじまったというわけです。
で、ぼくは、できることなら、日々の些細ななかで考えたこと、感じたことをそのまま書いてみたいとおもいました。

●このブログ記事を読まれて、ご意見やご感想などがございましたら、どしどしお送りください。間違いを指摘してたくださるとうれしいです。

tanac72000@ia9.itkeeper.ne.jp

●多くのみなさまからご感想や、間違いをご指摘いただき、ありがとうございます。日々、好きなことを書かせていただいております。ぼくはいま、ある企業に籍を置きながら、フリータイムには、じぶんの好きなことをして過ごしております。好きなことといいますと、たくさんありすぎて困ってしまいくらいあります。
考える分野は特定せず、ビジネスから天文学まで、なんにでも興味を持っています。ですから、とりとめのない話を書きますが、どうかお許しください。
●戦後20年ほどの時代に、ぼくは社会人となりました。あのころはどんな仕事にもありつけました。3年で給料が2倍になった時代です。その後ぼくは、いくつかの会社を替えましたが、入社試験などありませんでした。人の紹介で、どんどん道が開けました。マーケットが急激に拡大して、人が足りなくなりました。
そういう夢のような時代は、もう来ないでしょうが、web2.0時代に突入し、ビジネスの目先が変わりました。むかしの成功体験は紙くず同然となりましたが、若い人にはがんばってもらい、ネットプレイヤーに早く育ってほしいと願います。
日本は、まだまだがら空き状態です。マーケタビリティを持つ人は、いつの日か、ジョブズのように、新しいマーケットを創造するでしょう。
旧マーケットに参入して競争するのは、もう止めませんか? 戦わずして№1になる、それしかありません。そのためには新マーケットをつくることです。どうやってつくるか? 簡単なことではありませんが、作り方ならいろいろあります。

●日本を元気にさせる元は、どうもそのへんにあるような気がします。これからは、そういう話も書きます。よろしくお願いいたします。

ブログランキング

アメンバー

アメンバーになると、
アメンバー記事が読めるようになります