島田 歌穂(女優)
東京生まれ。父は音楽家、母は宝塚出身のジャズ歌手。
1974年、子役デビュー。1982年、ミュージカル「シンデレラ」で初舞台。
1987年、「レ・ミゼラブル」のエポニーヌ役で脚光を浴びる。
同年、各国で公演されている「レ・ミゼラブル」の世界ベストメンバーに選ばれ、日本の女優として初めて英国王室主催の「ザ・ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス」に招待される。
また、1990年には世界の「レ・ミゼラブル」キャストの中からベスト・キャストに選ばれ、レコーディングに参加した「レ・ミゼラブル/インターナショナル・キャスト盤」はアメリカにてグラミー賞 を受賞。
主な出演作品は、
「イーハトーボの劇列車」('86) 「花よりタンゴ」('86) 「アニーよ銃をとれ」('88) 「ロミオとジュリエット」('96) 「黙阿弥オペラ」('97) 「シー・ラブズ・ミー」('98) 「ザ・リンク」('98'00) 「屋根の上のヴァイオリン弾き」('01) 「ブラッド・ブラザーズ」('03) 「ウエストサイド・ストーリー」('04) 「江利チエミ物語」('05-’07) 「飢餓海峡」('06) 「Freddie-少年フレディの物語-」('00-'08) 「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」 ('07) 「ベガーズ・オペラ」('06'08) 「蝶々さん」 ('07'11) 「DOWN TOWN FOLLIES」('02-'10) 「ゾロ ザ・ミュージカル」('11) 「レ・ミゼラブル」('87-'01'05'07'11) 「この子たちの夏」('11)「薔薇は生きてる」('12)「二十四の瞳」('12)など、ミュージカルからストレートプレイまで出演作は多数。
一方、音楽活動も精力的に行い、1988~89年には「NHK紅白歌合戦」に2年連続で出場。
1990年、TBS系ドラマ「ホテル」の主題歌「フレンズ」「約束」がヒット。
1994年、ピアニスト/作・編曲家の島健氏と結婚。同年からスタートした島田歌穂&島健Duoコンサートは、現在まで全国200ヵ所以上、のべ10万人以上が来場。2009年にはデュオ活動15周年を迎え、毎年12月に島健氏との「Duo Xmas Special」デュオコンサート(東京・スパイラルホール)が恒例となっている。
そのコンサートのライブ録音の中から厳選した曲を収録したミニアルバム「Duo」(2010)「Duo2」(2011)をリリース。
「KAHOファーストコンサート」(1987年)から始まったソロコンサート活動も毎年回を重ね、1998年にはマレーシアで、2006年は台湾でもコンサートを行う。2006~08年にはフルオーケストラを伴い、「Woman & Women」(2006年、東京芸術劇場)、「One Night Only 」(2007年、東京芸術劇場)、「My Favorite Songs」(2008年、青山劇場)の各公演を、また、2009年にはデビュー35周年を迎えアニバーサリーコンサート「KAHO Tomorrow」を行う。
また、コットンクラブ、名古屋ブルーノート、ビルボードライブ大阪などメジャークラブでのライブも定期的に行っている。
コンサート楽曲のレパートリーはミュージカルは勿論、ジャズからポップス、民謡に至るまで幅広く、これまでに20枚のアルバムをリリースしている。
他にも、2006年に映画DVD「サウンド・オブ・ミュージック」マリア役の吹き替えや、自ら祖母の人生を綴った著書『私の祖母は「101歳のお嬢さま」』(潮出版社)を2008年に出版するなど幅広く活躍。
現在、大阪芸術大学舞台芸術学科教授。
■ 主な受賞歴
1986年、第24回ゴールデンアロー賞演劇部門新人賞、Swing JOURNAL誌「ジャズヴォーカル」新人賞
1988年、第38回芸術選奨文部大臣新人賞 (レ・ミゼラブル)
1990年、第32回グラミー賞「Best Musical Cast Show Album」(レ・ミゼラブル/インターナショナル・キャスト盤)
1996年、第21回菊田一夫演劇賞 (シー・ラブズ・ミー)
2006年、第27回松尾芸能賞優秀賞 (江利チエミ物語、レ・ミゼラブル2,000回記念公演)
2007年、第41回紀伊國屋演劇賞個人賞 (飢餓海峡)、第14回読売演劇大賞優秀女優賞 (飢餓海峡、ベガーズ・オペラ)