大手結婚情報サービス会社の営業職として携わったのが、結婚カウンセラーという仕事との出会いでした。
じつは、30代の後半に病気をしまして、長期の入院を余儀なくされました。
そのとき、窓から海が見える病室で、毎日海を眺めたり、天井を見たり、ひがな一日本を読んでいたりという経験があります。
退院後は、しばらく自宅療養をしていましたが、だんだん何かをしたいという気持ちがムクムクと湧き上がってきました。そんなときに、ふと目にしたのが大手結婚情報サービス会社の求人広告でした。
仕事内容は入会の勧誘。
一ヶ月間の営業研修がありましたので、「もし合わなければ、辞めればいいや」という気楽な気持ちでした。
このようなキッカケから始めた仕事でしたが、感想はスバリ!「面白そう」でした。
入会説明を聞きにくる方々はほとんど30代で、私と年齢があまり違わないということもあって、親近感が湧き、話も弾みました。
それぞれにいろいろな事情があり、真剣に結婚を望んでいることが、話の中からひしひしと伝わってきました。
そんなとき、「私に何かできることがあるだろうか?」「彼らの望みを叶えるためのお手伝いがしたい」という気持ちが湧いてきました。
それまで、私はどちらかと言えば、私利私欲で生きてきた人間ですから、こんな気持ちを持ったこと自体、自分でもびっくりしました。
これが、私がこの仕事を10年以上続けてきた原点です。
今でも、あのときに湧き上がった気持ちを大事にしています。人は自分のできることを通して、人と出会っていくものです。
この仕事に出逢えたことが、私の幸運であり、これからもたくさんの「喜ぶ顔」を見るために、がんばっていきたいと思います。
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