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大津秀一(早期緩和ケア外来クリニックの緩和ケア医・緩和医療専門医)setakan

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早期緩和ケア外来相談について

★その痛みや身体・心のつらさ、不安に早期からできる緩和ケアがあります


皆さんあるいは皆さんの大切な方が痛みや身体・心のつらさ、不安で悩まれていませんか?

そのような場合でも早期からできる緩和ケアがあります。

「仕方ない」「こんなものだ」「痛みがあるのは当たり前」「気持ちのつらさや不安は自分で何とかするしかない」そう思っておられませんか?

”必ずやりようはあります”

症状を和らげる専門家の緩和ケア医にご相談頂くのが良いでしょう。

これからその概要をご説明します。




★早期からの緩和ケアについて


診断されたときからの緩和ケア、治療と並行しての緩和ケア、早期からの緩和ケア。

末期になってからするのではなく、早い段階から、治療中から緩和ケアをすることが重要と謳われています。

しかし実際にはそれを受けられる医療機関は限られています。

早期緩和ケア相談では、病気の進み具合を問わずに緩和ケアの相談に応じることができる場所として設立いたしました。

もちろん早期に限らず、進行期や終末期の医療・ケアについてもご相談頂くことが可能です。

ぜひご利用・ご活用ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。



★相談担当者のプロフィールとご挨拶


【プロフィール】

大津秀一(おおつ しゅういち)

茨城県出身。

岐阜大学医学部卒業。

緩和医療医。

日本緩和医療学会 緩和医療専門医

総合内科専門医

がん治療認定医

日本老年医学会専門医

日本消化器病学会専門医

2006年度笹川医学医療研究財団ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。内科専門研修後、平成17年より3年間京都市左京区の日本バプテスト病院ホスピスに勤務したのち、平成20年より東京都世田谷区の入院設備のある往診クリニック(在宅療養支援診療所)に勤務し、入院・在宅(往診)双方でがん患者・非がん患者を問わない緩和医療、終末期医療を実践、2010年6月から東邦大学医療センター大森病院緩和ケアセンターに所属し、緩和ケアセンター長を務める。2018年8月、当センター開所。


【著書】

専門書; 『間違いだらけの緩和薬選び』(中外医学社)、『世界イチ簡単な緩和医療の本』(総合医学社)、『誰でもわかる医療用麻薬』(医学書院)

一般書; 25万部ベストセラー『死ぬときに後悔すること25』(新潮社)、5万部ベストセラー『死ぬときに人はどうなる10の質問』(光文社文庫)、『大切な人を看取る作法』、『傾聴力』(大和書房)など多数。

医療監修; 在宅緩和ケア医を描く魚戸おさむ著・漫画『はっぴーえんど』(ビッグコミック連載中。小学館)



【実績】

医師としては臨床医中心の18年の経験があります。

直近5年(大学病院にて)

新規入院患者緩和診療数1574名。外来患者緩和診療数705名。

なお大学病院の8年間で緩和ケア担当となった患者さんの総数(入院及び外来)は2586名でした。専従医師は私1名で、勤務日は毎日回診し、全ての患者さんの緩和ケア診療計画を立案していました。ご理解頂ける方にはご理解頂ける診療経験数だと存じます(読売新聞の以前の調査でも屈指の有名病院が存在する中を都内5位の診療数でした)。

これまでに診療担当したがんの患者さんは3700名以上、終末期の患者さんは2000名以上。

医療用麻薬を用いて症状緩和したケースも2000例以上。

一般病院、大学病院、在宅療養支援診療所(在宅及びホームへの往診)、ホスピスで常勤勤務歴があり、多様な診療形態における緩和ケア経験があります。



【ご挨拶】

皆さま、はじめまして。緩和ケア医の大津秀一と申します。

私の専門分野は主としてがんの患者さんの苦痛を和らげる緩和医療です。

またがん以外の病気の緩和ケア・緩和医療や終末期のケア・医療に関しても数々の経験があります。

緩和ケア・緩和医療というと、皆さんは「末期」というイメージがあるかもしれません。

しかし最近の考え方では、がん治療(抗がん剤など)をするしないにかかわらず、診断された時から緩和ケアを並行して受けるのが良いということがわかって来ました。

2010年にアメリカで出版された、肺がんの患者さんに、抗がん剤治療を受けた群と、抗がん剤治療だけではなく緩和ケアを定期的に並行して受けた群で、後者がより長生きをした(正確に言うと、統計的に有意な差がついた)という論文は世界的に非常に注目されました。

早期から緩和ケアを受けることが、「より良く」だけではなく、「より長く」生きることにつながる可能性がある、という示唆は大きなインパクトがありました。

日本でも、がん対策基本法のもとに施行されているがん対策推進基本計画(現在第三期)にも、「診断された時からの」緩和ケアが謳われています。

一方で、早期から緩和ケアを受けたいと言っても、なかなかそれが難しい現状もあることは事実です。医師が約32万人いる中、緩和ケアの専門医資格を持つ医師も全国に208名です(2018年5月現在。日本緩和医療学会認定。正式名称は緩和医療専門医)。

私は大学病院にて治るがんの患者さんや早期がんの患者さんにも必要や希望に応じて緩和ケアを行って参りましたが、かかっている病院やお住まいの地域によってはそれが難しい、なかなか受診できないという声は多く伺っています。

そこでこのたび、日本中どこにいても早期から緩和ケアを受けられる環境を作りたいと願い、この場を設けました。

旧来の緩和ケアのイメージは、しばしば諦めというものでした。しかし早期からの緩和ケアを並行して行うことで生存期間延長につながる可能性が示唆されている今、むしろ苦痛や不安が緩和されて「より良く」ということは当然としても、「より長く生きたい」という思いをも支援するものとして現代早期緩和ケアがあるのです。ぜひとも皆様に、積極的に生きる1つの手段として活用して頂ければと存じます。

あえて言えば、全期間を通じてより良く、できればより長く、それをあきらめないのが緩和ケアです。

何卒よろしくお願い申し上げます。



★当所でご相談可能なこと・相談可能なメニュー

●症状の緩和について
●治療中の食事
●治療中の運動
●生活で気をつけること
●AYA世代(思春期・若年成人)のがん相談<ご家族の方も>
●がんを患う方の就労支援
●がんを患っている方が子供に病気を伝える支援
●がん哲学相談
●がん治療中の性の悩み
●がん以外の病気の症状緩和
●がん及びがんではない病気の介護の悩み
●延命治療の悩み
●各種人生相談、話を聴いてほしい、健康・医療情報に関して正しい知識を教えてほしい、老いや衰えの問題等
●ご家族が重い病気(特にがん等の疾病)で悩んでいる
●重い病気の家族に何をしてあげたら良いのか困惑している
●認知症や老衰の終末期など、患者さんの意思を確認することが難しい場合に、どこまでの治療を受けさせてあげれば良いか等の悩み
●終末期医療に関するお悩み
●小児がんの患児の悩み
●緩和ケアのセカンドオピニオン外来
●遺族相談

<お話を伺い、ご相談・ご助言等のカウンセリング中心の対応となります。点滴・穿刺等の処置は行いませんので、予めご了承ください>



★開所時間

火曜, 木曜, 金曜   10時~12時30分, 14時~17時

土曜   9時30分~12時30分, 14時~17時30分

(完全予約制。ご来訪前に必ず予約をお取りください。他の曜日、時間に関してはお問い合わせフォームからご相談ください。対応可能な場合もございます。予約なしでのご来訪だと不在でご迷惑をおかけする可能性があり、予めご了承のほど、何卒よろしくお願い申し上げます)

※ アンケート等お願いしますので、予約時間の10分ほど前にお越しください。あまり早くお越しになると手狭な場所でご迷惑をおかけしますので、10分前のご来訪にご協力頂けるとありがたいです。

予約サイト
↓↓↓↓↓
https://reserva.be/02clinic




予約方法
インターネット予約です。専用ページからご予約ください。

予約ページはこちらから
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https://reserva.be/02clinic

前日までの予約になります。

開所日・時間ではない日や時間帯しかご来訪が難しい場合は、お問い合わせフォームからご相談ください。

お電話でも予約を受け付けております。電話番号は03-6912-0217です。

お電話だと話し中のこともあり、またインターネット予約だと24時間受付可能であることやメールアドレスをお教え頂いて事前にやり取りも可能ですので、インターネット予約のほうをお勧めはいたします。

当日及び無連絡のキャンセルはお断り申し上げます。

ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。




★費用

医療相談、各種相談に関しては、
<初回>    40分  19800円(税込)
<2回目以降> 30分  10800円(税込)

※現金のみ。

※なるべくお話の時間を多く取れるようにいたしますが、病歴・画像の確認、関係各所との連絡、必要書類の作成等で、時間全てをお話に充てられない場合もございます。予めご了承ください。できる範囲で実相談時間に充てられるようには最大限努力いたします。

皆さまのご相談をお待ちしております。




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