つらつらと
遊びに来て下さってありがとうございます!
ご挨拶代わりに、ここにも短篇を一つ。
『ぱんちら』
ばさばさと街路樹の枝が音を立て、ちぎれた葉が道路の隅に吹き飛ばされている。
最近では珍しい強風の午後だった。
さのじは服の前を合わせ、道を急いだ。
四つ辻の角を曲がったところで、突然、目の前の女性が風に巻かれて悲鳴を上げた。
「あん、いやっ……」
パンチラだ!
ふわりと持ち上がった布地の中に、ちらりと健康的な小麦色が見えた。
すぐさま隠されてしまったが、その艶やかな色は、くっきりとさのじの目に焼き付いた。
気のせいか、ふんわりと漂う良い匂いまでも嗅いだ気がした。
「……おいしそう」
思わずさのじはつばを飲みこんだ。
風に煽られて、女性の持つ布バッグからフランスパンが顔を出した。
「……やだ、ほこりがついちゃうじゃない」
彼女は慌ててバッグの生地を被せ直すと、パンツスーツの足を速め、人混みの中へと歩み去った。
おそまつでしたー。^^;
【 その他の作品は、さのじのブログに載せてます 】
ここに載せているものは、創作系の掲示板に書き込んだものと、落選作、それと投稿の当てもなく書き散らした文章です。
思いつきでさくさく書いたまま、推敲・校正・見返しもほとんどない荒削りな状態ですが、それもいいかと思っています。あくまでも自分の文章練習と暇つぶしが主目的です。
三題噺、テーマ、お題のあるもの、ジャンルはいろいろです。ファンタジーからアダルトまで、果敢にチャレンジしています。
ちょっと恥ずかしいですが、真面目に応募して落選したものもあります。きららメール小説落選作(ファンタジー)載せてますので、興味のある方はご覧下さい。
暇つぶしのお供に楽しんでいただければ嬉しいです。
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