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金鉱堀りにスコップを売るほうが早い


金鉱堀りにスコップを売るほうが早い



1848年、米国はカリフォルニア地方のアメリカン川で砂金が発見されました。

川の上流を調べてみると、金鉱脈が地表近くにあって金が露出していたため誰でも簡単に金を採集できることが分ったのです。


翌1849年、世界中からたくさんの人達が夢を求めてカリフォルニアに殺到しました。

これがかの有名な「ゴールドラッシュ」であり、「フォーティナイナーズ(49年組)」と呼ばれる人達です。

「いとしのクレメンタイン」という歌にも出てきますね。



彼らは金を掘ることによって、瞬く間に「小金持ち」になりました。

当時のアメリカでは、1日の平均賃金が1ドル程度だったそうですが、金を売ることによって1日10ドルものお金になったそうです。

つまり10倍稼げたということですね。



ところがです。

結果的には、彼らの中で誰一人も「大金持ち」になった人はいませんでした。



なぜなら、彼らが住んでいた町の物価が急上昇しインフレが起こったため、生活物資が元の値段の40倍にも膨れ上がってしまったからです。

所得がいくら10倍でも、生活必需品が40倍では必要な物も買えません。



結果として、多くの「フォーティナイナーズ」が破産してしまったそうです。



ところが、「ゴールドラッシュ」に関係した全ての人が破綻してしまったのかというと、実はそうではありません。

何人かの有名な成功者がいたのですが、その最初の成功者とはこの人です。


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