自分がかかわってきた仕事はすべて、私にとっては「作品」です。
主な「代表作」をご紹介します。
1)講義武蔵野大学(「キャリアデザイン」担当。1年次後期課程2コマ)2008年から担当し、2011年で4年目に突入。私にとっては
学ぶ楽しさを直接伝える場です。
グループワークでは、学生さんたちに課題を出し、まずは自分の頭で考えた答えや解決策を紙に書き出してもらいます。次に、それをグループの中で発表し合ったり、グループとしての答えを練り上げてもらったりしています。私の役割は、適切な質問を投げかけて、考えるための手がかりを提供すること。グループごとの発表なども行い、その場でよい点、改善点などをフィードバックします。
ほかには「3分間スピーチ」「新聞/雑誌記事を読もう」のコーナーなどを設けています。
前者に関しては、学生さんは1人かならず1回、全員の前でスピーチを行います。講義をしている私が話下手では、それこそお話になりません。そこで、2011年1月から
Aoyama Lunch Toastmasters Clubの会員となり、(このクラブは公用語は英語ですが)スピーチ力、講評力の向上に努めています。
後者では、1つの記事の情報をダイジェストで提示。その情報を多面、長期、根本の「思考の3原則」の視点で分析するとどうなるかについて、かみくだいて解説してきます。レベルやテーマは、このブログよりも初心者向けに設定しています。
毎回脳味噌にたくさん汗をかくハードな講義で、
より深く学んだり考えたりすることを常に求めています。学生さんたちにとっては、大変な分、得るものも大きいようです。毎年、
「視野が広がっていくようで楽しかった」「大変だったけど一番好きな授業だった」「毎回いろいろな発見があって、いつも楽しみにしていた」といったうれしいフィードバックをいただいています。
もちろん、改善点もあります。いまよりもっとわかりやすく伝えるには、どうしたらいいかと、私自身も講義の準備で脳味噌にたくさん汗をかいています。
私はこの講義を、学生さんたちと一緒に作り上げる90分間の「場」だと思っています。毎年、毎回の講義は、大切な共同作品として私の心の中に残っています。学生さんたちの心の中にも、将来に役に立つことを何かしら残すことができれば、これほどうれしいことはありません。
2)コンサルティング型編集GP留学スタイルvol.2~vol.4(グローバルパートナーズ)例として下に載せている写真は、留学エージェントさんの出す、販促用大学生向けフリーペーパーの表紙です。
販売したい商品の特徴、販売対象の属性、期待する効果とかけられる費用(判型やページ数、配布部数など)を伺ったうえで、企画の段階からいろいろな提案を行い、クライアントさんと作り上げて行きます。制作する媒体は面白いだけでは当然だめで、
いかに問い合わせや申し込みに結び付けていくかが腕の見せ所になります。
3)編集と解説『AFNニュースフラッシュ2010年度版』(アルク)
『VOAニュースフラッシュ2010年度版』(アルク)
音声CD付きの学習教材の編集と解説執筆です。分類も含むニュースのセレクションから担当し、翻訳チェック、語注のチェックと加筆、背景解説の執筆を担当しました。
ニュース英語を学ぶ楽しさを伝えることができるよう、文字通り全力投球した作品です(担当した仕事はどれも全力投球ですが、この仕事は特に入れ込んでしまい、年末年始もニュースの資料の読み込みとメモづくりに励んでいました)。


関連するWEB企画
「ニュース英語の聞き方・読み方」ではコラムとクイズの執筆をしました。
4)英語でインタビュー&日本語で執筆シスコシステムズ合同会社CEOインタビュー優秀なライターさんはたくさんいらっしゃいますし、私は夕方以降は育児のため動けないので、機動力もありません。そこで、「英語で取材ができる」「日本語でプロの文章が書ける」「ビジネス分野に明るい」という3つの集合が重なる分野に、基本的に特化しています。
全体の企画構成から、通訳なしのインタビュー、翻訳者なしの原稿納品までを担当するので、クライアントさんにとってはコスト圧縮につながります。
対象となる企業のさまざまな戦略(事業、人材、R&D、競合他社、調達、企業の社会的責任など)、過去の成功例や失敗例など、事前に調べておくことは多く、かつ情報収集は基本的に英語で行っています。簡単にこなせる仕事ではありませんが、媒体の趣旨に沿って、その相手でなければ聞けないことを聞くことができたときの達成感は格別です。
普通に日本語で取材をし記事を書くこともしています。現在までに、田坂広志氏、大前研一氏、石原明氏ほか、第一線で活躍されている方々のお話を伺い、記事にさせていただいています。
取材対象者に恵まれているからでしょうか。私自身、感動する話、物の見方が広がったり深まったりする話を伺うことが多く、不思議なことにそのことが文章を通じて読者にも伝わるようです。そんなところにもこの仕事の醍醐味を感じています。
5)編集英語学習例:
『必ず聞き取れる 新TOEFLテスト リスニング』(アルク)

その他、青山学院初等部、中等部の英語教科書の編集などもしています。
ビジネス例:
『会社力--チャート式徹底検証!持続する企業へのガバナンス』(アルク)

自分の強みでもある、「英語」の分野を中心にして、今年は純粋な「ビジネス」分野での編集の仕事にも挑戦しました。
どの書籍も、基本的に英語を学んだり、ビジネスの知識を学んだりするためのものです。
学ぶ楽しみを伝えるために、頼まれなくても、自分からいろいろな工夫を提案し、反映させています。
6)ビジネス書の翻訳『WAL-MART エグい会社に知恵で勝つ!』(インデックス・コミュニケーションズ)

独立してすぐに、最初の仕事として全力で取り組んだ思い出の書です。実際にやってみると、本1冊分の大量の英文を、短い期間(私の場合は3カ月で校了でした)で正確かつ読みやすい日本語に移し替える作業は、想像以上に大変です。
長時間根を詰めて座り続ける生活を続けたせいか、ぎっくり腰になったり、肩の骨を脱臼したりと満身創痍。それでも、英語の苦手な経営者の方にも、この本を通じて
実践的な経営ノウハウを学んで、活用し、成果を出していただきたいという一念で、最後までやり通すことができました。
翻訳は正直なところ「4)英語でインタビュー&日本語で執筆」のまさに正反対で、他の翻訳者(ビジネス書の分野には、故山岡洋一氏をはじめ匠の技をお持ちの方々がいらっしゃいますので、私の技量ではまだまだ遠く及ばないと感じています)にはない強みをいまだに見つけることができていません。
現在は、翻訳を通じて原書の素晴らしさを伝えるよりも、英語の原文を通じて、そこに込められたメッセージを伝えることに関心が移っています。
7)NPO親子コミュニケーションラボ親子がことばを通じて心の深いところで通じ合う力を育んでいきたい、という代表の強い想いに共感し、独立後からかかわっています。こちらは上に挙げた仕事の分野とは関連がないのですが、代表とのご縁もあり、何よりその想いへの純粋な共感から、活動しています。ご興味のある方は、こちらの応援もよろしくお願いいたします。
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