現代における教養とは
村上陽一郎先生の口演”現代における教養とは”を聴いてきました。すばらしい口演で、心に響くものでした。
最後に先生が出されたパワーポイントから、教養ある人とは以下の要素がある人だそうです。
(1)多面的にものを考える。
(2)自分の立場を常に「相対化」できる
(3)どういう相手にも自分の考えを伝えられる
(4)絶対否定や絶対肯定に走らない
(5)カウンターバランスがとれる
(6)自分の評価基準(規矩)をきちんと持つ
そして、教養人と知識人は同じではないと言われました。
知識がなくても品格ある教養人がいるということです。
例を挙げたものが、以前先生の家の井戸を埋めるときの話しです。井戸を埋める土建屋の親父さんが、誰かをよんで(神主でも、坊主でも、神父でも)井戸に感謝の意を表さないと埋めれないと言ったそうです。先生は、この親父さんは教養人だと表現しました。
自分で正しいものを持って、自らは外れない。
上記のことが教養人の大切な素養とのことです。
この紙面では、十分に感動を伝えられません。機会があれば、また先生の口演を拝聴したと思っています。