☆作文・小論文マスター

カウンセリング型少人数制学習塾を１5年運営し、小論文の講師として、高校生を中心に１０００人以上の指導をしてきました。現在は、中学入試作文のオンライン講座を開催しています。

「作文なんて大っ嫌い！」

はじめての対面授業で言われたことがあります。
いや、ほとんどの生徒たちも同じような気持ちだと思います。実は私だってそうだったんですから。

ちょっとだけお付き合いくださいね。

そもそも生徒たちは、学校でほとんど作文や小論文の具体的な書き方を教わっていないのです。　もちろん、小学校や中学校でも国語の時間に作文は書かされますし、高校入試にも出る。　高校生になれば、（私がやっていたような）小論文の添削も受けさせられます。　それなのにいっこうに作文が書けるようにならない。

私が教室で教えていて、作文を書かせようとすると、一様に生徒たちは、いや～な顔をします（笑）　下を向いてため息をつく生徒もいます。

思い起こしてみると、私にも経験があります。　学校で作文を言い渡された時の、あの何ともいえない感情。遠足が楽しくても、後で作文を書かなくてはいけない。読書は大好きでしたが、読書感想文は大嫌い。

授業時間内に書けず、家に持ち帰って夜中まで悪戦苦闘した日々。あのときの自分と、目の前の生徒たちはまったく同じでした。

そして、そんな自分が今は作文や小論文を教えている！
さまざまな文章を、月に数百枚書くことも苦ではありません。いったい、どうしてこうなったのか。
それをひとつひとつ検証しながら、現在開いている講座を作り上げてきました。

今では、文章がまったく書けなかった生徒たちから、
「入試には作文が出ないと困る。作文なら点が確実に取れるから。」
「大学入試の小論文で落ちる気がしない。」
などという嬉しい感想をもらえるようになりました。

「文章を書く」ことは、自分の内面の思考や感情をきちんと理解することであり、「作文・小論文を書く」ということは、相手に自分の考えをきちんと伝えるということでもあります。

今、必要とされるコミュニケーション能力は、作文・小論文で学べます。　子供たちが、自分本来の良いところを存分に引き出し、内面から輝く生き生きとした人生を送れるようなお手伝いをしていけたらと思っています。