経営戦略は必要か?
◆ 経営戦略って何?
経営者は、「こんな会社(お店)にしたい!」という理想や願望を持っています。
理想や願望を達成させるためには、目的や目標が必要になります。
成功する経営者は、ここが明確になっています。
そして、目的や目標を現実段階にどう落とし込むか、
そのプロセスをどう作り上げるかを考えなければなりません。
その過程で、「お客に支持されるには?」
「競争相手に負けないためには?」
という視点が重要になってきます。
そういったことを考え、自社にふさわしい目的、
目標を決定し実行(戦術)レベルに落し込む仕組みをつくることを経営戦略といいます。
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◆ 戦略は社長の役目(戦略なき経営はムダが多い)
実際の経営では、経営戦略を具体化して、行動に移さなければなりません。
目に見える活動のことを戦術といいます。実際に行動するのは、戦術係(社員)の役目です。
経営において、戦略を立てるのは社長の役目になります。
しかし、規模の小さな会社ほど、
社長も戦術活動でバタバタ動き回っているケースが多く見られます。
その結果、「戦略なき経営」に陥り、将来の方向性もあいまいなまま、
社員の士気もあがらず、お客の支持も少なくなり、
競争相手にお客を持っていかれ、
儲からない経営になってしまうという悪循環になってしまいます。
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◆ 経営戦略には、2つある
ランチェスター法則(競争の法則)の経営戦略への応用から
競争条件の有利な会社と不利な会社の使うべき戦略の2つがあり、
その内容は全く違うことが明らかにされてきました。
競争条件の有利な大会社の戦略を「強者の戦略」、
競争条件の不利な小さな会社の戦略を「弱者の戦略」といいます。
社長にとって、経営戦略の研究は必要ですが、
条件にあったやり方を採らなければ、かえって混乱してしまいます。
ところが、規模にあったやり方を示している教材は少ないのが現状です。
世の中に出ている書籍やセミナーは、大会社向けのものが多く、
中小企業には役に立たないものが多いのです。
従業員数100人未満、特に30人以下規模に焦点をあわせて、
小企業の経営戦略を体系化させたのが、竹田陽一先生によって
育てられた、ランチェスター経営戦略です。
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◆ ランチェスター“弱者の戦略”とは?
経営条件の不利な弱者が如何にして、勝ち残っていくか、
その原則を示しているのがランチェスター弱者の戦略です、
その要諦は、目的を「何かで1位をつくりあげること」に定め、
その対象となる目標を絞り込むことになります。
弱者は、何かに突出したものをつくりあげなければなりません。
ヒト・モノ・カネが乏しい企業は、
二兎を追わず、1点に集中することが原則になります。
社長は、経営の大事な部分のどこに1位づくりの目標を定めればよいか?
それを、じっくりと考えていかなければなりません。
そのためには、経営に対する理解と、
競争相手との関係から来る勝つための原則を学ばなければならないのです。