加藤宏隆

静岡県袋井市出身

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業後渡米。ジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院修士課程修了。インディアナ大学ジェイコブズ音楽院ディプロマ課程修了。

アメリカ国内では「ホフマン物語」リンドルフ、ミラクル博士、「魔笛」弁者、「利口な女狐の物語」ハラシタ、「セビリアの理髪師」バジリオ、「愛の妙薬」ドゥルカマーラ、「ジャンニ・スキッキ」シモーネ等で出演。また米国アスペン音楽祭へ2年連続で参加し、ブリテン「真夏の夜の夢」シーシアスでの出演等多くの舞台を経験した。

日本帰国後はオペラでは静岡県民オペラ「夕鶴」惣ど、東京・春・音楽祭「ファルスタッフ」ピストーラ、東京二期会「パルジファル」グルネマンツ、「タンホイザー」領主ヘルマン、「魔弾の射手」カスパール、日生劇場「後宮からの逃走」オスミン、「ルサルカ」森番、「連隊の娘」オルテンシウスなどで出演。

オペラ以外にも、バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバーとして、国内外の演奏会や録音に参加するなど、宗教音楽の分野でも活躍。コンサートソリストとしては、ヘンデル「メサイア」、フォーレ「レクイエム」、モーツァルト「レクイエム」「大ミサ曲ハ短調」、バッハ「マニフィカト」「ロ短調ミサ曲」「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」、ベートーヴェン「第九」などで国内主要オーケストラとの共演多数。2021年4月、「リッカルド・ムーティ、イタリアオペラアカデミーin東京」に、「マクベス」バンコで参加。2023年読売日本交響楽団「第九」ではソロを務めた。

NHK-FMリサイタルパッシオ出演。
二期会会員。

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