改心の涙力

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エコとか、奉仕とか、いろいろ見つけましたo(^▽^)o

著作権にかかわるものがありましたら消しますので、お知らせ頂ければ幸いです。
許可を得ていないものが含まれています。
私は初心者ですので分からないことが多いです。

魔法の種「粘土団子」で砂漠の緑化を応援 Rainmaker Project
http://www.rainmaker-projects.com/ 水も肥料も必要なく、乾燥地帯に森林が増える「粘土団子」をまくだけで野菜も豊かに育つスグレモノ(ノ´▽`)ノ
「種」のある暮らしが世界を変える!?
http://allabout.co.jp/gm/gc/60516/
本「わら一本の革命」福岡正信 著 

スギの木の代わりに、メープルの木を植えている森もあるそうです。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000063257.pdf
「国産メープル」美味しそうですね。

災害時に便利な長期保存可能「パンの缶詰」救缶鳥プロジェクト 
http://www.panakimoto.com/


梅干や味噌など、和食は体内をきれいにするのだそうです。美肌効果がありそうです。
本「マクロビオティックが効く!家族を内部被ばくから守る食事法」岡部賢二 著
漢方で体内を改善できれば、肌もキレイに変わるそうです。
本「症状別 よくわかる東洋医学(PHPビジュアル実用BOOKS)」根本幸夫 著


「いのちのつながり|自殺対策支援センターライフリンク 
http://www.lifelink.or.jp/hp/link.html ~いじめで困っているとき、うつ病かもと思ったら…等~」
「自立生活サポートセンター もやい http://www.moyai.net/ ホームレス|路上生活|生活困窮|生活保護|生活相談|ネットカフェ難民|ワーキングプア|ハウジングプア|貧困問題」
「いのちと暮らしの相談ナビ http://lifelink-db.org/
「国際ビフレンダーズ 東京自殺防止センター http://www.befrienders-jpn.org/
「大阪自殺防止センター http://www.spc-osaka.org/
「東京多摩いのちの電話→広報誌 http://www.tamainochi.com/
自殺予防総合対策センター いきる・ささえる相談窓口
http://ikiru.ncnp.go.jp/ikiru-hp/ikirusasaeru/index.html
麹町教会聖イグナチオ生活相談室 ~「貧困」ってなに?-社会福祉ミニ知識~
http://ignsodan.jimdo.com/
NPO自殺防止ネットワーク 風 http://www.soudannet-kaze.jp/
いのちの電話 http://www.find-j.jp/

心といのちを考える会 http://www.kokoro-inochi.com/
京都自死・自殺相談センター Sotto http://www.kyoto-jsc.jp/
自殺対策に取り組む僧侶の会 http://www.bouzsanga.org/
ぽたらか http://www.interq.or.jp/great/potalaka/
ひとさじの会 http://hitosaji.jp/

日本では1998年から10年以上続いて、自殺者数が年間に3万人を超えています。先進国の中で第1位の自殺者数です。改善するために、助け合いを実践できたらいいですね。あなたの身近に困っている人がいたら、助けてくれる場所があることを、どうか知らせてあげて下さい。
カリタスジャパン http://www.caritas.jp/ 小冊子「自死の現実を見つめて-教会が生きる支えになるために-」に自殺について書かれています。

        ★・‥…━━.+゜━★・‥…━━o゜+.━★★

わずかな傷や変形からムダに捨てられている規格外野菜がなんと4割も!
ゴミになる運命だった野菜を粉末にして活用する、廃棄野菜の救世主。
全国の農家を飛び回る八尋産業 http://www.yahiro.co.jp/
「乾燥粉末、野菜・果物パウダー」もったいないプロジェクト


http://mediasabor.jp/2008/02/freegan.html
「フリーガン」
アメリカやイギリスでは、食品を無駄にしないという目的で、ホームレスでもない人々がごみを拾っているんですね。フリーガン活動はどんどん広がっているんですね。
食品廃棄と「フリーガン運動」、イギリスではフェアシェア

飽食時代、Freegans(フリーガン)



フォコラーレ いのちの言葉2009年11月
http://focolare.world.coocan.jp/komorebi.html
イエス様の言葉「金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」
でも、次のように言いたくなるかもしれません。「私は金持ちではないから、このみ言葉は私のためではない」と。…自分のわずかな持ち物に触れられた貧しい人が、相手をののしるとしたら、その人も、神の前では金持ちになるのです。
キアラ・ルービック


エコヤギによる草刈り 西武鉄道
http://www.seibu-group.co.jp/railways/smile/yagi/index.html
除草って高い費用がかかるんですね。ヤギが食べてくれたら、騒音もなくて、動物の癒やし効果もあるし、費用も安くすむならお得でしょうね。


アニマルセラピー
http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000331.html
動物の癒やし効果って、心にいいんですね。


エコ『緑の魔女』ドイツ生まれのバイオ洗剤
http://www.mimasu-cc.co.jp/01/
お水をきれいにしながら、汚れも落としちゃう洗剤だそうです。


口と足で描く芸術家協会
http://www.mfpa.co.jp/
とても美しい絵がたくさんあります。手の使えない障がい者が口と足で描いています。国際的な支援活動で、様々な国々の障がい者が参加しています。教会に絵ハガキが置いてあって知りました。教会が支援を続けているそうです。

カリタスジャパン(教会の福祉活動) http://www.caritas.jp/
和解「麦の会」被拘禁者更正支援ネットワーク(教会と寺の受刑者への奉仕活動)
難民支援協会 http://www.refugee.or.jp/
CTIC難民支援 http://www.ctic.jp/
移住連 http://www.migrants.jp/
アムネスティ http://www.amnesty.or.jp/
JLMM ミッション (現在、被災地ボランティア募集中) http://jlmm.net/ は 国際協力NGOセンター(JANIC) http://www.janic.org/ が呼びかけている、『世界の「貧しい」を半分に。MDGs2015』に賛同)
NPO聖地のこどもを支える会 http://seichi-no-kodomo.org/
AJU自立の家(障害者支援) http://www.aju-cil.com/
バッタンバン友の会 http://www.gionkyokai.jp/html/sub10.html
めぐこ-アジアの子どもたちの自立を支える会 http://www.meguko.net/
ラルシュかなの家(障害者支援) http://www.larchejapan.org/ 知的ハンディを持つ人に照らされて
アジア学院 ARI 共に生きるために http://www.ari-edu.org/
カリタス修道女会 http://www.m-caritas.jp/
Laudate 黙想の家(宿泊可能ですが、宿泊料金はシスターかスタッフに問合せて下さい。クリスチャンでなくても受け入れてくれる黙想会もあります。)
http://www.pauline.or.jp/meditation/

いろいろな修道会の「黙想会・祈りの集い 講座・研修会等」の情報サイト
http://tokyo.catholic.jp/text/diocese/kyoukunews.htm

サレジオ会 Salesians of Don Bosco ユースブック
http://salesians.jp/youthbook
若い人たちのいろいろな悩みと、子育てについてのメール相談室(*^。^*)-☆
ユースかたりばライブ など
心のいほり 内観瞑想センター http://www.com-unity.co.jp/naikan/

    ☆.。.:*・゜★.。.:*・゜☆.。.:*・ ☆.。.:*・゜★.。.:*・゜☆.。.:*・

教会は安らぎ空間でした(*´∀`*)
教会では生活困窮者・障害者を助ける福祉や奉仕活動が数多く行われています。
お祈り初心者で祈り方は、まだよく分かりませんが…魂の救済場所って感じで癒されました(*・∀・*)
最近、日本でも話題になっているセカンドハーベスト・ジャパン(http://www.2hj.org/ フードバンク 食糧無料提供の慈善活動)やIMAシェルター(http://www.interq.or.jp/hot/ima/ 生活困窮者の避難所・無料宿泊所)の支援もしていました。
ホームレスにカレーライスとおにぎりを提供する奉仕を毎週行っています。
(散髪とシャワーのサービスも実施)
教会の人以外の一般人も多く奉仕活動していてアットホームな雰囲気でした~(☆^∀^)ъ

クリスマスには約300人のホームレスにご馳走やプレゼントを振舞っているなんて、
教会って善い活動してるんですね。今まで知らなかった~。
欧米では、一人で、あるいは職場・学校・教会などから
互いに誘い合って、困っている人々の支援活動に行くのが日常だそうです。
教会は助けて貰える場所なんですね。
人助け活動家(貧しい人々・障害者・お年寄り・児童養護施設の恵まれない子供達などへの奉仕)がいっぱいいるんですねw(*゚o゚*)w 慈善活動は平和への道♪(o≧∇≦)o♪


現実では子供たちによるホームレスへの攻撃が多くて驚いています。
ホームレスはゲームの中で討伐するモンスターではありません…

私は多くの場所のホームレスに声をかけてみました。
出会ったホームレス達は真面目な元労働者という印象でした。
山谷(隅田川の白髭橋近く)
『山谷労働者福祉会館 http://www.jca.apc.org/nojukusha/san-ya/ 』
上野公園
渋谷の宮下公園
池袋駅東口
『TENOHASI(てのはし) http://tenohasi.org/ 』
新宿駅西口付近
『ホームレス支援の新宿連絡会 http://www.tokyohomeless.com/ 』

貧しく苦しい状況にもかかわらず、謙虚にこたえて下さった多くのホームレスの姿から、
人の痛みに共感する優しさや、苦しみに耐える忍耐などを教わった気がします。
どうぞ、あなたもホームレスに優しく声をかけてみて下さいね!
ホームレス支援全国ネットワーク
http://www.homeless-net.org/html/members.html

ホームレスのご夫妻の小さな女の子を育てている教会がありました。
横浜カナンキリスト教会(横浜市中区)
http://canaanchristchurch.web.fc2.com/
おにぎりやカレーを貧しい人々に施す愛の奉仕のDVDを観て感動しました。


http://www.geocities.jp/kotobukisienshakouryuukai/
寿支援者交流会
http://kotobukisien.jugem.jp/?eid=19
寿のホームレスに会ったことはないですが寄付はしてみました。
貧しい人々の状況が書かれたお知らせを送ってくださいました。


被災者を支援する人々のいる、すぐそばで倒れているホームレスは助けてもらえない…
そんな事実を知ると、値段の高い品物や外食などに価値がある、
と思い込まされている社会に疑問を感じます。
あなたの周囲に、ホームレスなら差別しイジメてもいいと思い込んでいる子供はいますか?

「子ども夜まわり」はホームレス達への偏見・差別を無くすために活動中です。
優しいふれあいの機会をつくり仲良くしましょう。
24年間の参加者は、幼児から小中高校生まで6千人を超すとのこと。
釜が崎のど真ん中「こどもの里」
http://www.gyokokai.org/~kyoyukai/yomawari/yomawari_1.htm
釜が崎にほど近い「山王こどもセンター」などで。


「現在、路上生活者は減る傾向にあります。でも若いネットカフェ難民、独居老人、いじめによる引きこもりの子どもたち、彼らも広い意味ではホームレスでしょう。
ハウスはあっても自分のホームがないのです。こういう人はこれからもっと増えるかもしれませんね。」
(カリタスジャパン http://www.caritas.jp/ 小冊子『つなぐ』を参照)

引きこもりの子供たちの餓死も深刻な問題なのだそうです・・・。
http://tokotoko-hokkaido.jp/blog/20090612/155.html
(NPO法人きたぴか 孤独死の連鎖 2009/06/12)

ホームレスは「家族から勝手気ままに離れ、気楽な生活を営んでいる」と思われがちですが、これらの調査からわかることは全体的に貧しい家庭に育ち、そのため家族に頼れず、本人の学歴などの条件のために生活が困窮すると不安定な生活になって孤立し、そしてホームレスになったという人が多いようです。
一方で「人に頼らないで生きていくのが当たり前」という考えが人一倍強く、家族・行政の支援を求めない傾向にあります。
(聖イグナチオ教会報magis7.8月 を参照)

★☆*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*☆★

「真の意味での自立- 
最近、竹信三恵子さんの『ミボージン日記』(岩波書店)を読み、ハッとさせられた。それは「自立」について書かれた一節で、「本当の意味での自立とは なんでも自分で解決できることではなく、困ったときに誰かに『助けて』と言えること」という内容だ。
私自身、今まで「自立した人間」というと、経済的自立はもちろん、とにかく一切合切を一人で背負い、どんなに困ったことがあっても人に助けなど求めずに自らの力で解決できる人、というような印象があった。
 なんだか荒野にたった一人放り出された戦士のような現実感の薄いイメージ。
そんな「自立像」を思い描いていたからこそ、自立とは、決して人に揚げ足をとられず、弱みを見せず、常に緊張を強いられるような状態と思い込み、「私はまだまだ自立にはほど遠い」と思っていたのである。
しかし、竹信さんは「自立とは『助けて』と言えること」というメッセージを発しているのである。
この言葉に、私はどれほど救われただろう。

なぜなら私は、基本的に文章を書き、取材する以外のことがほとんどできない。いわゆる「生活全般」にまつわることが大の苦手で、かろうじて料理くらいはするものの、たとえば家電の説明書などは生まれてこのかた一度も読めたためしがないし(眠くなる)、VHSの予約録画は結局マスターできないままにDVDの時代になってしまったし、そのDVDの操作ももちろんまったくわかってない。また、とてつもない方向音痴で知らない場所に地図を頼りに行くと、ほぼ100パーセントの確率で反対方向に向かってるし、という感じで、とにかく今まで、周りの人たちに頼りに頼って生きてきたのである。

そんな自分を、「私ってなんて自立できないダメ女……」と思ってきた。しかし、「自立とは『助けて』と言えること」という概念を適用すると、そんな私が人に面倒をかけまくって生きていることそのものがとてつもない「自立の証し」だ。

誰かに「これ、できないんだけど ちょっとやってくれる?」と頼んで「なんでそんなこともできないの?」と呆れられるたび、「うん、今の私、ものすごく自立してる!」という充実感に包まれる。
 しかし、今までの私は人にそんなささいなお願いはできても、本当に困っている時に「助けて」となかなか言い出せずにきた。が、そういう相談ができることこそ、本当の自立なのだ。これからは本気で厳しい時こそ、ちゃんと「助けて」と言えるようになろう。そう決心したら、なんだか気が楽になった。 
世界の当事者になる -雨宮処凛 著」
ビッグイシュー http://www.bigissue.jp/ 167号のP20 を参照。

ホームレスが販売しているビッグイシューには、社会が抱えている問題について、たくさんのことが書かれていると思います。環境・貧困・障害者・人生相談などなど・・・。毎回多くの有名人も登場します。
どうぞ、あなたもビッグイシュー http://www.bigissue.jp/ を読んでみてくださいね。社会貢献



(障害者支援)
福音宣教2011年2月号P52-57
多くの人に導かれて AJU自立の家とともに
第2回 愛の実行運動との出会い
社会福祉法人AJU自立の家 専務理事 山田昭義さん

P53
…仲間を募り、街のバリアの点検をした。その結果、二百万大都会である名古屋には、何と車いすトイレが一つもないということが分かった。皆無という結果の物珍しさもあってか、マスコミが大きく取り上げてくれ、活動は順調に拡大していった。一九七三年のことだった。

P55
社会と関わり、社会を変える
僕にとって一九七三年は大きな転機の年だった。AJUとともに市民運動を目指した障害者運動を起こし、愛知県で初めて障害当事者運動を創り、重度障害があっても「生まれてきてよかった。生きていてよかった」と言え、皆と同じように当たり前に生活できる社会を目指す年だった。
しかし、街はバリアに溢れ、身動きがとれない社会。「障害者は来なくていい」と、あからさまに言われる社会。それを社会のせいにするのでなく、まず自分が変わり、積極的に社会との関わりを求めていくことで、街が社会が僕たちの存在を認めてくれる。そこから街が社会が変わる。それでも駄目なものは行政に訴えていくというスタイルで活動を創っていくこととした。

P57
僕は「名古屋まつり」の小雨降る日、母と二人でタクシーに乗ろうとしたが停まってくれず、二時間小雨の中で辛抱したことがある。二時間過ぎて一台の車が停まった。乗ってから運転手から開口一番「どれだけ待っていたね」と聞かれた。「『名古屋まつり』で小雨降る日に車いすのあんたのために停まるタクシーはないよ、私も逃げたかったが、我が家に小児マヒの娘がいて、逃げていけなかった」とその運転者は慰めてくれた。重度障害者の外出は一事が万事このようだった。
 ところで、だんだんとAJUの活動も停滞してきた。ゲマインダ神父さんの高齢に伴い、資金繰りが難しくなり、それに伴って活動が滞ってきた。全国活動の難しさを目の当たりにした。全国運動はいくら理念が優れていても、社会的に評価されても、きれいごとだけでは継続できないことを思い知った。


福祉と医療の学びネットワーク
http://www.fukumana.net/

障害者の介護方法 http://syogailooking.seesaa.net/
「お風呂に入れる前に:お風呂に障害者の方を入れる前に確認する事項です。」
→詳細が記載されていました。

障害者の方が入れる温泉がありました。
http://www.syakunage.jp/
身体障害者手帳を有する方の割引もあります。車椅子のまま入れる施設のようです。
身障者用の温泉紹介(全国版)本庄ネット 
http://www.honjonet.net/onsen/index.html

障がい者の素敵な喫茶店で「チャリティ展覧会(写真展やワークショップ)」をしていました。
パイ焼き窯・パイ焼き茶房 http://www.paiyaki.net/

軽井沢町保健福祉複合施設 木もれ陽の里
http://www.town.karuizawa.nagano.jp/kbn/00708005/00708005.html

こういう施設が増えるといいですね。

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ビッグイシュー160号2011.2.1 http://www.bigissue.jp/ に覚醒剤のことも書いてありました。
覚醒剤に染まった自身の歴史をメッセージに換えて薬物依存者の電話相談や講演活動
「長野ダルク薬物問題相談室 0268・75・9688 土・日・祝を除く 10時~16時
http://darc-nagano.com/ 」
長野ダルク代表 竹内剛さん

「5歳くらいの時、両親を捜して外をさまよい、家に戻って布団の中で泣いていたのを覚えています」
 一度だけ「寂しい」と母に訴えると「男の子がそんなこと言うもんじゃない」と腕を振り払われ、小さな恨みが芽生えた。以来、竹内さんは大きな声を出したり、暴力を振るったりすることで「強い自分」を演じ続けた。
・・・中略・・・
初めて、覚醒剤を打ったのは中学3年の初めだった。
冷たいものが全身に広がっていくのと同時に、これまでどうしても許せなかったことが
「まあいっか」と笑って許せるようになった。この先自分が歩んでいく道が、
すべてうまくいくように思えた。
「覚醒剤を打つと、食事や睡眠を取らなくても平気でいられるようになります。
その分、覚醒剤の切れ目には豚のように食い、熊のように眠る。
いつもより音が2秒ほど長く響く聴覚異常や発汗も起きます。
それでまた”心の広いスーパーマン”みたいな感覚がほしくなって打つのです」
長年覚醒剤を打ち続けたことで、身体も蝕まれていた。これまでに高血圧、
心臓肥大、糖尿病、疾風、C型肝炎を患った。ところが入院先でも手にした見舞金で
タクシーに飛び乗り、覚醒剤を買いに行く始末。
医者にも見放され、最後にたどり着いたのが群馬ダルクだった。
http://www.caritas.jp/socialnet/groupe/sick.html

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ファルク (女性のための食べ物依存症回復施設)
http://www.justmystage.com/home/farc/
摂食障害とリストカット、万引き、売春はセットになっていることが多く、なかなか理解できないご家族も多いのですが、ファルクでは病状の1つとして考えています。
摂食障害は残念ながら死に至る病です。それも30%の確率で死んでいく、致死率の高い病気であることをまず解っていただきたい。食べ吐きや拒食を続けていると、身体の電解質のバランスが崩れます。すると、筋肉が弱くなっていき、心臓にも負担がかかります。吐いた後に倒れたり墜落したりして亡くなる方も多いようです。・・・このような状態・環境の時は、ご家族とは離れて生活することが回復の近道であることが多いです。

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『ここは怖くないよ、安心していいんだよ』
http://www.fukinotou.info/
心に傷を持つ少年たちがたどりつく家、自立援助ホーム「ふきのとう」を立ち上げ、現在六人の少年少女と共に暮らす澤田正一さんと奥様の加代さんにお話をお聞きしました。

――澤田さんご夫婦で運営している自立援助ホームについて、どんな内容なのか教えて下さい。
澤田 色々な理由で親に育ててもらえない子どもは、二歳までは乳児院、それ以上は児童養護施設で保育します。
この子たちは義務教育が終わると、高校進学を希望すればそのままそこで暮らせますが、そうでなければその施設を出て行かなくてはなりません。
十六歳になるかならないかで、家庭という拠り所を持たない状態で世間に放り出されてしまうんです。
そういう子ども達を受け入れて、いわば私と妻が親の代わり、と言うよりは信用してもよい大人という立場で一緒に暮らしながら、自立できるまでサポートをするというものです。

――このお仕事をなさったきっかけは何ですか。
澤田 私は以前、児童養護施設の職員をしていました。その時、その施設に入所してくる子どもの多くが、親から虐待を受けているということに驚きました。そういう子ども達は心に大きな傷を負っています。それなのに時が来れば、誰からも守ってもらえず社会に押し出されていく、そういう事実を知りながら、職員としての業務や限界があって何もできない。このままでは子ども達に申し訳ないと、彼らの居る場所を作ろうと思い、自分が育った土地に近いこの大分に「ふきのとう」という施設を作りました。六年前のことです。

――簡単なことではなかったでしょうね。
澤田 それはもう、いろいろありました。私は最初からこの道を目指していたわけではないんですよ。高校を卒業してから色々な仕事を転々としましてね。弟のように思っていた後輩の死に遭ったり、土木工事をやっている時私の身代わりになって同僚が山崩れに遭って生き埋めになってしまったり。不思議と私は生かされて、福祉の道に導かれていきました。でもね、保育士の資格を取る時のピアノの練習は大変でしたね。その時三十歳を過ぎていましたから指が自由に動かない。でも目的達成のために必死でバイエルの一〇〇番を弾けるまで練習しました。人間やる気になれば何でも出来るんです。
加代 もちろん、経済的にも大変でしたし、何より家族の理解と協力が必要でしたね。まだ今のような建物でなく、個室もないところに少年達を受け入れたので、思春期を迎えた我が家の二人の子ども達からすれば、大変なことだったと思いますよ。突然知らないお兄ちゃんが入って来て、「おっさん、飯くれ」とか言って。プライバシーも何もない。うちの子ども達から苦情を言われるのが辛くて辛くてね。
 でも、今はその子どもが私たち夫婦のやっていることを一番理解してくれています。

――心に傷を負った子ども達とどうやって心を通わせるのですか。
澤田 ここに来るのは親から見放され、虐待された子ども達です。大人は誰一人信用できないと思っています。そういう子にいくら僕らが、愛しているよって言葉で言ったって何も伝わりません。ドン・ボスコの言葉に「子ども達自身が”自分が愛されているんだ”と実感しなければなりません」というのがあるじゃないですか。施設で十年間勤めてここで七年目、十七年間荒れた思春期の子ども達と過ごしてきて強く感じることは、根底に自分は誰からも必要とされていない、誰も自分のことは心配してくれない、それがあるんです。荒れた子が悪いことをしても大人は見て見ぬふりをする、もの足りないんです子どもは。だから、いろんなことをしてきた背景を受け止めつつ、あなたはこのまま社会に出て、これでいいのかって、それは毅然たる態度できちんとメッセージを伝えていく必要がある。それが大事だなと思うんですね。

――最近、自分の子に注意をしない親が増えたと言われていますね。
澤田 子どもがほんとに悪い時にはね、怒るんじゃなくて、ちゃんと納得がいくように、相手が子どもじゃなくて大人と思って尊重しながらきちんと話をすることが大事だと思う。特に、ここへ来た子達は親からひどい暴力をふるわれた経験があるので、どなったらもう駄目です!終わりです。もう関係がブッチンと切れて、相手ももうぶち切れて、へたすりゃ僕が殴られます。怒られたことで過去のトラウマがよみがえるんですよ。だから彼らがぶつけてくるエネルギーをど~んと受け止めた上で、時には親のように、時には兄貴のように接しながら共に笑う、喜ぶ、一緒に楽しむ、そして一緒にエネルギーをぶつけ合うということを心掛けています。大人が眉間にしわを寄せて難しいことを言っても子どもは寄り付かない。折角ここへ来たんだから笑いながら生きて行こうって。そういう気持ちですよね。

――澤田さんはどういう環境で育ったのですか。
澤田 実は、私自身も二歳から、別府のサレジアン・シスターズの小百合愛児園という施設で育ちました。小さかったからほとんど記憶はないんです。覚えているのは、窓からいつも聴いていた荒城の月のメロディーと乳児院の匂いくらいです。今でも小百合に行くと「あゝ懐かしい、我が家の匂いだ、ただいま!」っていう気持ちになりますよ。
 そこでSr.カロリーナ大水という、本当にやさしい、天使のようなシスターと出会いました。小学校の運動会では、僕が足が速かったから一等賞を取りたい、見て貰いたいというわくわく感があったんです。でも昼ご飯の時、小百合の子だけは別の教室で弁当。他の友達は家族と一緒で重箱をパッと開くとフルーツやお寿司が並んでる。そういうのを見ると羨ましかったですね。中学生になってサレジオ会の施設のドン・ボスコ学園に入り、神父様方と出会いました。ボスコ(ドン・ボスコ学園)では楽しいこともあったけれど苦しいこともいっぱいあった。反抗したい年頃の集団生活、自分を抑えなくちゃいけないことも度々ありました。でもこの成長期に、今の私を形成する大切な教育を受けたことは確実ですね。

――その時代で心に残っていることはありますか。
澤田 サレジオ会の神父様ほど子どもと一緒に居る人はいないでしょう。特に覚えているのは溝部神父様のことです。僕がボスコにいた頃は四十五、六歳だったかな。それなのに「ふりかえろう」と言って国東半島一周100キロぐらいを歩くんですよ、子どもと一緒に。そして僕たちの話をじ~っと聞くんです。それで後から一言「そうしたらどうなるの」とぼそっと言うんですよ。僕たちを尊重してくれているから説教というのはない。大人の目線で「間違ってる」というのもないんです。だから余計に心にグッときましたね。
 僕は洗礼を受けたのは中一の時ですが、小百合ホームで小さい時から毎日ミサには行っていました。高校になってサッカー部に入り、朝からすごい練習でミサに行かれるような状態じゃなかった。そうしたら溝部神父様が「澤田さん、折角信者になったんだから、朝シスターのところのミサに行ける時には行こう」とやんわりとおっしゃるんです。そういわれると、そうか、ミサに行かなきゃいけないなと、ふと気付くんですよ。
 石井神父様からも素晴らしいメッセージを頂いたな。それも言葉ではないですよ。すごくきれいな写真を撮って見せてくれる。自然の素晴らしさをね。だから今、僕は自分がそうして育てられたように、音楽とか写真とかを通してここに来た子ども達と感動を味わったり、キャンプや登山、ウォーキングをしてます。

――澤田さんご自身が育てられてきたやり方を、ここに来る青年たちに示しているんですね。
澤田 そうだと良いですね。延々と説教しないようにはしています。子どもの話を聞くに徹してはいます。たださっきも言いましたが悪い時には叱ります。門限破ったり、人のものを盗ったりしたときにはね、だめだって、それは絶対世の中で許されないことだと言ってね。言葉は強くなりますけど、でもなぜ門限破ったり、物盗ったりしたらいかんのかっていうことを子どもが本当に理解しないと。ただ怒られるからということだけでは、私と子どもが敵対関係になってしまいますから。
 それと、これも大事なことなんですが、ここは私たち夫婦でやってるので普通の家庭の姿を見せることが出来るんですね。今ここにいる女の子の一人は、自分の家で虐待されていたので、家庭というものに恐怖心を持っています。小さい時から父親が母親を殴るのを毎日のように見て育ちました。だから母親というのは父親の言うことを何でも聞いて我慢するもの、それが夫婦関係だと思っているんです。僕と女房とは対等なパートナーシップの関係ですから、僕がお茶をいれたり家事も一緒にやったりしますけど、そんな姿を見て「え~っ?」という顔をして見るんですよ。
家庭の姿って特別なことではないですよ、一緒に食べる、遊ぶ、くつろぐ、会話する、そういう姿をね。心を変えるのは言葉ではないです。どんなにいいこと言ってもなかなか心の中には響かないですよ。
 だから私はここに来る子ども達に、イエスさまという言葉を言わなくてもいつかは彼らの心に響くかなと、いたるところに十字架を置いています。「僕達が生かされているのは神様のおかげなんだ。だから、辛い時は必ず助けて下さる。何か、神様っていいなぁ」と思って欲しいんですよ。

――お二人がこの道を選んで良かったと思われるのはどんな時ですか。
加代 大人を信用していないこの子たちは、最初すごい目つきで睨んできます。そして、何度も嘘ついて、ある時はボロボロ泣いて、もう全部演技なんですね。大人を試しているんです。それを知ってて、騙されたふりをしながら、説教をせずに話を聞きます。そうやって一緒に生活しながら、ある時「あの時のこと、本当のこと言って」と言ったら「本当は違いました」って謝ったんです。あーこの子と初めて心が通った!!澤田を信用してもいい大人と思ってくれた、と感じた時、それが今までの苦労が報われたと思える瞬間です。
澤田 そうだね。僕は教育者なんていう立派なものではないから、自立できるようになってここを出た子達が、二十歳過ぎて戻ってきて僕の肩なんか叩きながら『おじちゃん、居酒屋行こう』って言ってくれたら『お~、いいよ、いいよ、行くよ!』って。そういう関係がずっと続いたらうれしいな~と思っています。

――この雑誌を読んでくださっている子育て真っ最中のお父さん、お母さんへひと言。
澤田 大人というのはいろんなことを経験してきて、先が見える。例えば子どもがサッカーでブラジルに留学したい、スペインに行きたい。そういう時に、大人は、すぐ現実的に考えて、スペインに行ってどこに住むの?お金はあるの?あんたまだレギュラーにもなっていないじゃないのと言って、子どもの夢をつぶしてしまう。夢は夢として受け止めて、そこに心を通わせてほしい。
 それと、ここに来る子どももそうだけど、最近引き籠りの子どもが多いと思うんですよ。なかなか自立できないで家でゴロゴロして、大学にも行かず、働きもせんで、親というのは、そういうのにイライラするんですね。
 そのうち『あんたのしつけが悪い』とかって、夫婦喧嘩が始まるんです。それを子どもは聞いているでしょ。絶対そういうのは無しにして!子どもの自立心を待つんです。
 待つということは忍耐が要ります。ひょっとしたらその子に発達障害があるかもしれない。もしそうなら、一人で抱え込まないで早めに医療機関や、ひきこもりのNPOなどへ行って相談したらよいと思う。大人は長く生きた分だけ、子どもの先々の人生まで読んで親の望む型にはめようとする。子どもには子どもの人格があり、人生がある、それを尊重してあげて欲しいと思います。

自立援助ホーム ふきのとう | NPO法人 青少年の自立を支える青空の会
(冊子「ドン・ボスコの風」を参照)

― * ― * ― * ― *

NPO 子ども虐待ネグレクト防止ネットワーク
http://cmpn.childfirst.or.jp/

あしなが育英会 http://www.ashinaga.org/

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フォコラーレ いのちの言葉2009年8月
イエスは、世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。
http://focolare.world.coocan.jp/komorebi.html
・・・イタリアに住む11歳の女の子、チェッティも、これを実践しました。
ある日、同じクラスのジョルジーナが、とても悲しそうな顔をしているのを見たチェッティは、この友達を慰めようとしましたが、・・・彼女の父親が天に召され、母親は娘を祖母に預けて、他の男の人の所に行ってしまったことがわかりました。
・・・チェッティが大きな愛をもって一緒にお墓に行くと、ジョルジーナは泣きながら「お父さん、私も連れて行って」と言うのです。チェッティの心は、張り裂けそうでした。
・・・母親を前にした時、チェッティは毅然とした態度で言いました。「おばさん、聞いてください。私には関係のないことかもしれないけど、言わせてください。あなたは、娘がお母さんの愛を必要としているのに、置き去りにしましたね。あなたが回心して、娘を引き取らないうちは、あなたの心には決して平和がないでしょう」と。・・・


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フォコラーレ いのちの言葉2009年5月
http://focolare.world.coocan.jp/komorebi.html

…周りを見渡して、あなたの助けが必要な人に目を向けてみましょう。
自由な時間をどうつぶそうかと考える人や暇つぶしの方法を教える人を見ると、
私は胸が痛みます。
この地上に、病気の人、餓えている人、刑務所に入っている人、
知識のない人、迷っている人、悲しんでいる人、麻薬中毒の人、
親や配偶者を失った人などがいる限り、私たちキリスト者に、暇な時間はないでしょう。
祈りも、他の人々のために生かせる、すばらしい賜物です。
私たちは、あらゆるところにおられる神に向かって、いつでも祈ることができるからです。…

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子どもの貧困そして児童虐待  岩田鐵夫 著
 今まで日本の子どもの貧困問題は見えないし、見えにくい問題とされてきた。
それは家庭の問題、親の問題、自己責任の問題として見過ごされてきたし、
私たち自身も正面から向き合って見ようとしなかった。

 また子どものSOSには児童虐待があり、それには「身体的虐待」、「性的虐待」、「心理的虐待」、「ネグレクト(養育の放棄)」がある。
実際の虐待のケースは、いずれか一つではなく、これら4つのタイプの虐待が組み合わさり起こることが多い。
児童虐待は子どもの心に大きな傷となって残り、1 自分に自信がもてない、2 対人関係が苦手、3 自傷行為、4 人格障害、5 自分自身の子どもの虐待(連鎖)などの悪影響が起こりうる。これも社会的な孤立によって、親が一人で抱え込む→親だけが責められる→ストレスが増加→子どもに当たる。
この流れを絶ち切り、虐待を解決するために、地域や行政など多くの関連機関の連携による早期発見と、周囲の理解や適切な行政の対応や市民団体の協力が絶対に必要です。
このような多くの虐待を生む孤立社会を作ってきた私たち一人ひとりが、何を大切にしていくべきかをも問いかけている。
(聖イグナチオ教会報magis を参照)


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阿南孝也 著 2010年度 テーマ「崇める」 心のともしび
http://www.tomoshibi.or.jp/radio/anami/63.html
親による虐待のニュースは悲しすぎる出来事です。そしてマスコミからはひどい親だとして徹底的にたたかれます。でも、ある児童養護施設の施設長は、「子育ての中で親が孤立していることに問題があります。支えるしくみがあれば、虐待は防げたかもしれません」とおっしゃっていました。…
http://www.tomoshibi.or.jp/radio/writer/anami.html

渡辺和子 著 2010年度 テーマ「求める」 心のともしび
http://www.tomoshibi.or.jp/radio/watanabe/62.html
主は問われる
「何を望むか」「謙遜を」
「つぎに何を」「親切を」
「さらに何を」「無名を」
「よかろう」…
http://www.tomoshibi.or.jp/radio/writer/watanabe.html
無名の奉仕の良さとは?陰徳を積めること?


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「和解」被拘禁者更正支援ネットワーク=麦の会(ドン・ボスコ書店にて冊子を販売)
聖ペトロ・パウロ労働宣教会
http://www.cele-jp.com/mopp/mopp_jp.htm
『失って得る B・T
私は平成十三年に逮捕されてから今日まで警察署、拘置所、刑務所と本当に長い期間娑婆(社会)から隔たった生活をしてきました。
獄中で先月31日57歳の誕生日を向かえましたが、これまでにたくさんの人達とかかわりを持ってきましたが、自分の悪い心、悪い考えから犯罪を起こすようになって、いろいろなものを無くしてきました。仕事をなくし、家庭をなくして、信用を、信頼も、友人も・・・一つまた一つ失ってしまいました。私には、両親がまだ元気でいてくれます。妹と弟の二人の兄弟も、立派に家庭を築いて生活してます。
 母と手紙のやりとりを二年程前からしております。
 犯罪を起こすようになって、逃げるように親や兄弟らの前から消え去ってしまいました。今では家族の絆の中で生かされています。「和解」が人と人とを結びつけるきっかけになりますよう楽しみに次号を待ちます。』

『無償の愛 N・k
母は子どもの頃、離婚してそれっきり会っていません。そのせいか私達兄弟は小さい頃から養護施設などで育ちましたので、恥ずかしながら親の愛情を受けずに育ってきましたが、自分の子どもが生まれてようやく人の愛情と言うか、無償の愛というものが何となく分かるようになってきました。でも人に対して愛をもって接するのには未だに苦労しています。
仕事は父が料理人だったので、私もフランス料理の調理師を15年ほどして、後はアルバイトでパチンコ屋、片枠大工、引っ越し屋などで仕事をやってきました。
 最近私は、ペン習字と絵画の勉強を始めましたが、なにぶんお金が無いので勉強道具が買えないので独学ですけど、何とか字が上手くなりたいのでやっていますが、なかなか難しいです。
 今私は、刑務所で作業をしているのですが、金属工場でパチンコ台の解体をしています。朝8時位から夕方16時位までが作業の時間で、月~金までですが、月2回の金曜日は教育の日があって休みにしています。・・・』

『クリスマスカードから I・T
麦の会には先々代の事務局の時より、お世話して頂いています。そんな御縁により、2007年12月より麦の会を通して一通のクリスマスカードを頂きました(神の愛の宣教者)。
私は44歳になるのですが、この歳まで全くの無神論者でありましたので、どうお返事したらよいのか分かりませんでしたので、所内で行われているカトリック教誨に参加したのです。こんな事を言うと怖がられるかもしれませんが、返事を書くのに何も知らないのでは失礼なのでは、と考えて義理の弟の為に教誨に参加したのです。
そんな不心得者の私ですので、教誨師の方の言われている事も、カトリックとプロテスタントの違いも分からず 、そんなある日、麦の会より関係書籍やパンフ・聖書等が送られてきて、少しずつそれらの物を読み始めて、ようやく理解するようになりました。
 特に毎日少しずつ聖書を読む様になってからは、己の過ちの数々に気づき始めました。今では修道院のシスターの方々とも手紙のやり取りをさせて頂いております。私のような者のためにお志を入れてくださったシスター様のお気持ちを考えると、こんな私にも深く感じるものがあります。そしてこんな私にも出来る事なら獄中に居る者の為に手助けをしてあげたい、他人の為に役に立ちたいと考えるようになりました。
私事ですが、麦の会を通して、こんなすばらしい出会いもできた事の旨を知って頂ければ幸いです。』


IMA緊急シェルター いまにゅーす 
福音宣教2011年1月号P18~
『ホームレスだった私
私は、印刷関係の仕事をしていたのですが、会社でうまくいかなくなって仕事を辞め、野宿の生活が始まりました。それでも、ホームレスであることを隠して、ガードマンの仕事を七年間続けていました。一時、三千円アパートの制度を利用していたこともありますが、その後また路上や公園に戻ってしまいました。
新宿西口のダンボール村に一、二年いたでしょうか。宮下公園、代々木公園などにテントを張って生活していたときもありました。住まいを失っていても、働き口はまだありました。日雇いの仕事も、一万円近かったことを覚えています。今では日給が六千七百円と聞いていますが、当時は手取りでも九千円くらいにはなっていたものです。
・・・中略・・・
上から目線
 モノを与えるかたちでの支援を受けて感じていたことは、「上から目線」でした。
路上や公園、河川敷で野宿をしている人たちは、好んでそういった生活をしているのではありません。ひとたび歯車がくるって、生活基盤が壊れていくと、どのようにしたら立て直すことができるのか、まったく分からなくなってしまうのです。独りぼっちになって、分からないことだらけの中で、その日その日をつないでいくことで、精一杯になってしまうのです。
 そんな中で、服をもらったり、毛布をもらったりできることはありがたいことですが、「大事に使えよ」の一言ももらったりするのです。野宿者を対等に扱っているとは思えないのです。そのほかにも、踏んづけられている感じを受けたことは、たびたびありました。
当事者だったから、よく分かるのです。口では「支援者のために」と言いながら、人間として扱ってくれないのです。役所などはその典型で、はじめから「上から目線」で、差別されていると感じるのです。』

『P25~
教会の近くのある商店主は、麹町教会で貧困者への炊き出しが始まったことを聞き、
「今まで『あの教会の人たちは、どんなに困っている人が近くにいても、自分たちだけ救われればそれでいいと思っているよね』と話していたんだよ」と話したそうです。それは、非常に厳しい言葉です。・・・』

福音宣教2009年12月号P18~
ある福祉事務所の窓口での光景
相談窓口の職員に受付票を記入するように促された高齢の男性が「これに記入しなければならないの?自分は字を満足に書けないんだ。自分は義務教育を受けられなかったんだ。本当なんだ。だから漢字が書けないんだ。分かってほしい
・・・中略・・・
二〇〇七年には北九州でも生活保護を打ち切られた五十二歳の男性が餓死しました。
二〇〇九年六月には三重県桑名市でも生活保護を廃止された五十三歳の男性が
餓死状態で発見され、同じ時期に北九州市で生活保護の相談に訪れていた三十九歳の
男性が孤独死しているのが発見されました。」



CTICニュース NO.69 2010年12月5日発行
ところで、日本のカトリック教会は、もはや日本人の教会ではありません。
日本にある多国籍のカトリック信者によって成り立っている教会です。
そう気づいたとき、日本にいる外国人の抱えている貧困の問題や他のさまざまな困難は、決して教会の外の誰かの問題ではなく、わたしたち自身の問題になりました。
このことは本当に大切な気付きでした。実は日本人の信徒の中に貧しい人がいるのに、日本の、特に東京の教会はそれを忘れ、貧しさということを他人事のように感じてしまっていたのです。・・・

世界の医療団 http://www.mdm.or.jp/
ジェンダー・バイオレンスを無くすために http://www.mdm.or.jp/testify/gender.php
幼い少女に割礼する国。アフリカの女性の死亡率が高い原因。
http://fair-port.com/tama/people12.html
女子割礼 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/女性器切除
http://ja.wikipedia.org/wiki/ワリス・ディリー
「砂漠の女ディリー」ワリス・ディリー著
(ソマリアからロンドンに渡り、スーパーモデルとなった女性。現在は国連特別大使)

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四ツ谷おにぎり仲間
2001年の3月31日、日比谷公園の野外音楽堂の入り口に、一週間もほとんど食べ物を食べずに、雨にぬれながら寝たきりでわたしたちを待っていた73才の老人を発見しました。衰弱していたので救急車を要請し、足立区の病院に入院させましたが、翌日に、一日がかりで病院と交渉しましたのに、動けないのに「異常がない」ということで強制的に退院させられてしまいました。
そのときの病院とのやりとりは次の通りです。
「あの人が可哀想なのはわかるけど、あの人のためにフツウの人が入院するベッドがないのは困るでしょ」。ちなみに「フツウの人って誰」って聞いたら「そうりゃ、ホームレスじゃないフツウの人ですよ」といわれた。とても厳しい話です。これをきっかけに野宿者の福祉行動のサポートを真剣に考えるようになりました。・・・

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IMA緊急シェルター いまにゅーす VOL.20  発行日2010/12/3
ホームレスという状態、なぜ路上に留まるのか  高橋早苗 著
~こころという視点、実態調査から見えてきたこと 講師:森川すいめい氏~

・変化する事を人間は怖いと感じる。だから、ホームレスなら、変化しないし、このまま死ぬ事ができると思う人がいる。
・IQが70以下の人は極めて生き難い世の中である。知的障害を自覚せず、就労していると、のろま・うすのろといじめられる。でも、決して弱者ではない。
・福祉国家と言われているデンマークでは、お年寄りは国の功労者であり、子どもは国の宝であるという考え方が根本にあり、不安を一切なくす状態、そういう社会を・・・
・うつ病と自殺の関係 自殺は、ホームレスの期間が短い人ほど、自殺率が高い。自殺者3万人のうち、2分の1は、無職の人。
・自殺者の多くは、男性・中高年・妻と死別というケース。
・最低生活費に満たない人は、生活保護費の受給を申請できるが、それは、私は無能ですと感じてしまう人があり、無理をしている。それは、「生活保護法第4条」で、あらゆるものを活用してもなお、最低生活の維持が不可能といる一文に原因がある。
・こちらがその人をこうだと決め付けない。(勝手に判断しない)
・その人の人生を傾聴する。こころの荷物を一緒に持ってあげるように。アドバイスはしない。
・ひきこもりが30万人と統計上では、算出されているが、実際には、70万人とも100万人とも言われている。その人達が、もし家庭がなければ、路上へという状態になるかもしれない。

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いのちのフォーラム / NPO人と人をつなぐ会
「無縁社会」から「人と人をつなぐ」社会を目指して
~孤独死年間3万人時代に私たちが出来ること~
NHKが今年1月に放送した番組「無縁社会」は、ひとり誰にも看取られず孤独に死んでいく高齢者の方々の姿がブラウン管に映し出され、若い世代にも「未来の自分の姿だ!」と衝撃を与えました。
現代社会では少子高齢化が急激に進み、血縁・地縁・社縁の崩壊も加速しています。
もはや「孤独死」は他人事ではなく、世代を超えて誰の身にも起こりえる可能性があります。
しかし、「いざ」という時、私たちには誰か頼れる人がいるのでしょうか?
孤独死を考えることで、生と死、日本のこれからについて、皆様と共に考えてみたいと思います。

「自殺と貧困から見えてくる日本 レポートブック」
監修 反貧困ネットワーク NPO法人自殺対策支援センターライフリンク

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NPO法人「心に響く文集・編集局」
http://toujinbou.web.fc2.com/
福井県坂井市・東尋坊で救済活動

「いのちの電話」白浜バプテスト教会
http://www.aikis.or.jp/~fujiyabu/
和歌山県・南紀白浜の三段壁で救済活動


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「もしもし、生きてていいですか?」 篠原鋭一 著 ワニブックス
P116~・・・これもシビアな引きこもりの少年だった。三年間、まったく家から出たことがなく、家族以外の誰とも口をきいたことがない、進学間近の高校三年生。
 母親から電話があって、「息子を連れていきたいんですが」とおっしゃるから「無理ですよ。だって三年間、出てこないんでしょう?」と言い、私から会いにいくことにしたんです。
 母親も父親も早く息子を引きこもり状態から解放してあげたい、それだけなんです。すがるような気持ちはとてもわかる。でもとにかく三年も引きこもってる子供が、ある日突然成田まで来るわけがない。
 三度目に会った時に、たわいもない話をしながら、「キミに頼みたいことがあるんだけど」と私は切り出しました。・・・

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「死なないで」24時間相談 (「ルポ仏教、貧困・自殺に挑む」磯村健太郎 著)
 千葉県成田市の禅僧、篠原鋭一さんは、生きる自信が揺らいでいる人からの相談電話を24時間いつでも受ける。多くは深夜から未明にかけて。場合によっては何時間も、寺の電話や携帯電話をじっと握りしめる。壮年期に死を考えたことがあり、悩み疲れた人を放っておけない。
 成田空港にほど近い曹洞宗・長寿院は、林に囲まれた静かな寺。相談者が東北や九州からやってくることもある。住職の篠原さんは「泊まってらっしゃいよ」と誘う。風呂も布団もある。冷蔵庫にはいつも食材を詰め込んでいる。
 8ヶ月間、泊めたことがある。今も1人、リストラされた人を預かっている。多くの寺は、住職の家族の住まいも敷地内にある。しかし篠原さんは別のところに家族を住まわせ、自分だけ寺に寝泊りしている。「ここは駆け込み寺です。中途半端にはできません。マイホームみたいな場所だったら泊めてくださいと言えないでしょう?」
 すべて無料。自死に関する相談電話を本格的に受け始めたのは95年ごろからだ。・・・
NPO自殺防止ネットワーク 風 代表 篠原さん
http://www.soudannet-kaze.jp/

























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