日々、歯の噛み合わせと身体の健康を考える臨床歯科医です。
ふつう歯の噛み合わせと身体の健康は分けて考えることが一般的です。
しかし日々歯科臨床を行っていますと、これらはとても関連があることに気がつきます。
この点と点を結ぶ線が一般的には見えない、もしくは見えにくいため、ほとんどの方がこの線の存在を知りません。
多くの歯科医療従事者でさえそうです。
これは非常に残念なことだと思います。
もちろん歯の噛み合わせでなんでもかんでも良くなる、と言うつもりもありません。
医科での検査による結果で原因が判明し、それに対するオペや投薬で改善するならそれを行うべきでしょうし、そうするべきです。
しかしこれだけ医療が発展・発達しているのにもかかわらず医療全般、とくに慢性疾患に減少傾向がみられないのはどうしてでしょうか。
人間はもともと身体に起こる不具合は自分で修復するようにできていると思うのです。
程度は違いますが、切り傷や風邪などは時間がたてば治りますよね。
風邪をひいたときは寝てなおそうとしますよね。
人間は睡眠中に修復能力がうまく働くようなシステムができているのだと思います。
そしてその能力を発揮するのも低下させるのも、発端はほんのささいな歯の噛み合わせにはじまるのだと思うのです。
わたしは歯科医として歯の噛み合わせと身体の健康を考え続けていくことをライフワークにしていこうと思っています。