少年の日の彼は、ファミコンゲームや少年ジャンプ、ジブリアニメやエヴァンゲリオンなどなどに魅せられながら育った。

高校の時は椎名林檎とかラルクアンシエルに惚れ込み、短大では、ブルーハーツとバンプオブチキンを始め、さまざまな邦ロックとの衝撃的な出会いを経験した。

「高額な絵画でもない。壮大なオーケストラでもない。これまで僕を心の底からワクワクドキドキさせてくれたもの、それは、たかが漫画、たかが軽音楽、たかが8ビットゲームといわれるものたちだったのだ!

」
その実感がいつしか、彼の中で「ゆるぎない信念」となった。
「人を感動させるための条件に、「技術」は要らない。テクニックなんか邪魔なだけなんだ!!

」
そう大言壮語して、イラストを始めてみたものの、現実はそんなに甘くはなかった。4年目にして彼は思いっきりザセツした。

・・・そして数年の時が流れ・・・
いまだ中途半端に燃え残る「信念」と、「現実世界」の間をさまよい歩く彼の人生に、今後果たして光は見えるのか。絵描きのコムの運命や如何に?!
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